ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

100回目の夏

2013年07月01日 21時35分16秒 | スポーツ全般

今年もこのスポーツの季節がやってきた。

ツールド仏。

仏さんめぐりの旅・・・ではない。
世界一の自転車レース、

「ツール・ド・フランス」だ。

しかも今年はなんと
大々々々々記念の100回大会なのだ。

数ある大きなスポーツ大会の中で
100回を迎えるというのは
そうそうあるものではない。

ツールドフランスが始まったのは1903年。
ん?計算が合わないぞ
というお方はなかなかのものだ(誰でもわかる?)

その原因は言わずと知れた戦争なのである。
今も紛争、戦争は絶えることなく
世界のどこかで続いているが、
ツールが開催されるということは、
世界が概ね平和であるということなんやね。

まさに世界平和の象徴といえるかもしれない。

昔、ツールを見始めた頃
「100回大会の頃には何をしてるかなあ」
なんて考えていたものだが、
時の流れは淡々とそして偉大だ。
ついにその100回大会の時を迎えたのだ。

そしてdoironは何をしていたか・・・

予想もつかない日々を過ごすことに
なっていたわけですな。

大会は現地時間で6月29日の
第1ステージで幕が切って落とされた。

総合NO1の証し、
マイヨジョーヌの袖にまず手を通したのは
ドイツのキッテル。

名うてのスプリンターである。

大会序盤は、スプリンター達が活躍するのはツールの定番。

しかし、今年は大会8日目に
早くも山岳ステージが待っている。

以後スプリンター達は鳴りを潜め、
総合優勝候補者達がぞろぞろっと
上位に現れてくるだろう。

そして連日、乱戦が続き、
終了4日前、
7月18日の第18ステージで
ほぼ優勝が決まるとみている。

その第18ステージは山岳レースである。
しかも、それはただの山岳レースではない。
これまで数々の名勝負の舞台となった
「ラルプ・デュエズ」を一日に2回登るという、
恐ろしいコース設定の山岳レースなのだ。

真に強い者がこのステージを制し、
ツールを制するはずである。

100回という記念大会であるため、
これまでは有料チャンネルが中心だった
レースの中継を
今年はNHKもBSで順次放送予定だとのこと
(これも有料やけどね)。

これは朗報じゃあ-りませんか。

あのアームストロングの衝撃ニュースを
一蹴するような、
すばらしいレースが行われることを
祈るばかりである。

100着目のマイヨを着て
シャンゼリゼに凱旋するのは誰だろうか。
シュレック?
エヴァンス?
コンタドール?
バルベルデ?

誰が優勝してもおかしくないぞ。

そしてレースの行方にあわせて
唯一の日本人選手、新城(あらしろ)の活躍にも注目しよう。
ひとつでもステージ優勝を飾ってくれるとうれしいんやけどなあ。