活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

世襲する戦争志向勢力

2009-08-15 22:45:38 | Weblog
終戦の日をむかえ、二度と戦争しないと約束したことを忘れ、タカ派権力者らが能天気にも「核の傘」、「核抑止力」を唱えている姿は、わが国が希求する平和への崇高な理念を汚し、真っ向うから挑戦するものである。

米オバマ大統領の「核兵器のない世界を目指す」とプラハで宣言したにもかかわらず、反平和勢力のタカ派らは戦争志向だ。憲法を改悪し、ふたたび戦争のできる国にしたいことしか頭の中にはない。だから亡国集団で、決して愛国者ではない。

ニセの愛国者たちは戦争に狩り出される心配のない地位にあることをいいことに、声を大にして核武装の必要性を騒ぎ立てているだけにいっそう気味が悪い。

過去の侵略戦争にも反省することもなく、都合の悪いことには蓋をし、歴史に逆らい、戦前同様に仮想敵をつくり、いたずらに不安をあおることで、軍備を拡大したい狙いがそこにある。

先の大戦も「自衛のため」と宣伝し、歴史改ざんにも余念がない。究極の目的は徴兵制の復活にある。国民を徹底的に弾圧し、軍政にすることで利権漁りする腹積もりをしている。

そして、これら反平和勢力で見逃していけないのは、国を誤った方向へ導いた権力者たちの世襲であることだ。親子代々そろっての戦争志向は遺伝するようだ。およそ平和とは無縁な勢力である。

多くの国民が戦争で傷ついても、権力者たちが利益を得る構図は、昔も今も変わらない。一儲けを企んでいるから、「核の傘」から抜け出したくないこと、あまりにも露骨で見え見えだ。


post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。