活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍首相は森友文書改ざん事件で麻生財務相を続投させているが最大の理由は真相をうやむやにすることができるから!

2018-03-13 20:02:55 | Weblog
安倍晋三首相はきのう12日、森友学園への国有地売却の件で、財務省による決裁文書が改ざんされていたことで、「行政の長として謝罪する」と述べました。今後はさらに調査を進めるとのことですが、その白々しさにはあきれ返るばかりでした。

安倍は昨年の2月に森友問題が発覚してからは、妻昭恵氏の国会での証人喚問をかたくなに拒否してきました。安倍自身は野党や国民の真相解明を求める声に、まったく耳を貸さずに積極的に隠ぺい工作をしていました。妻昭恵氏が国会に呼ばれれば、安倍の政治生命は「一巻の終わり」と気付いているからです。

その安倍が麻生太郎財務大臣を続投させ、財務省本体の信頼回復を託すというのです。何とも不可解な発言をしたものです。そもそも森友問題は、安倍と麻生を中心とした謀議が発端だったはずです。

安倍が「調査を始める」といっても、麻生には解決できる能力もなければ気概もありません。すっかり信頼を失った渦中の安倍、麻生で全容解明するというのですから、こんなふざけた話はないでしょう。安倍が麻生を続投させる理由は、この問題をうやむやにすることができると考えているからです。国民も随分なめられたものです。


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