ブログどじ小舎

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7日の散歩 (仁和寺)

2011-02-07 16:43:19 | sanpo
晴れの予報でしたが散歩の昼ごろには曇り空。
きょうの予定は天神さんから仁和寺。

最初はグー、でなく天神さんへ梅を見に出かけました。
メジロが一羽、梅の枝先で遊んでいたので一枚。



ここから仁和寺までどこを通ってもいいのですが、排気ガスを避けるため大通りはパス。
かといっていかにも住宅街を歩くのも歩きにくいので観光道路みたいな所を歩くことになります。

で、等持院の前辺りまで来ると時雨。顔に少し雨の雫があたります。
空も暗くなり風が冷たくなってきました。
ザックの中には折りたたみも入っているので雨に降られても大丈夫ではありますが、予定外(予報外)です。

結局、傘なしで歩ける程度の時雨ですみました。

その後嵐電の踏切を渡って妙心寺北門へ向かいます。
この踏切を渡るときに西側を見ると龍安寺の駅が見えます。
ここに珍しく紫の車両が二台並んでいました。


鉄道マニアではありませんがちょっと珍しいかな?と思ってシャッターを切りました。
この路線は嵐電白梅町線で単線です。したがって車両の擦れ違いは各駅構内で行う事になります。
毎日、この時間の車両擦れ違いは龍安寺駅でやっているのですね。

このあと妙心寺の北門へ出るとずっと先に仁和寺の交差点が見えています。
きょうは南の正面から三門をくぐって仁和寺へ。
この大きな三門には両脇に仁王像があります。阿吽の像ですね。
写真は仁王像でなく狛犬。


  


三門の仁王像の裏に山内を向いて安置してありました。
埃をかぶっていますが木彫りの狛犬で、吽の狛犬には角があります。
一本角ですので西洋ならユニコーンですね。
阿吽どちらもちょっと凄みのある顔です。
格子の中にあり見えにくい所に有るので誰にも見られていない様でしたので撮って来ました。

この後仁和寺御殿に入ってきました。
建物が大きく白書院・宸殿・黒書院など見ごたえがあります。


上の写真は宸殿の一部です。



次は仁和寺(旧御室御所)に咲いていた山茶花。



旧御室御所と言えば有難味がでる?なんてこともないですが種を明かせば旧御室御所の中のトイレ脇で咲いていました。
ちなみにこの仁和寺は世界遺産です。念のため。

帰りには再び天神さんを抜けましたので、天神さんの梅も一枚。


11日から梅苑公開のお知らせが出ていました。
という事は御土居を抜けての近道が通れなくなるという事です。

今は境内の梅で十分楽しめます。

7日の散歩でした。

カメラ SONY   α550
レンズ TAMRON zoon18-200 f3.5-6.3
     TAMRON SP 60mm F2.0 MACRO

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これは?京都府立植物園から

2011-02-05 16:41:04 | Weblog
きょうの写真は京都府立植物園から。

これは何?


きょう植物園の梅林で撮った写真。
ピントも露出もピッタリ!でも何かわからない。
鳥だというのがわかるだけです。解答は一番最後に。

カメラはSONYのα550。レンズはSONY REFLEX500 F8.0。
そもそもが鳥を撮るのに買ったカメラとレンズです。
このレンズで撮った紅梅が下の写真。


下部にドーナツ状のボケが出ています。
これがこのレンズの特徴で、いわゆるリングボケです。
見方によっては面白いボケです。

このレンズ、ミノルタの時代からあるレンズでSONYが引き継いで生産していました。
所が昨年、このレンズは生産中止になってしまいました。
普通のレンズでで500㎜となると大きく重いレンズになり三脚を含めると体力勝負のレンズになります。
非力な小舎主では野鳥は撮れない。
で、このレフレックスレンズと最近の手振れ補正を組み合わせたら手持ち撮影で野鳥が撮れる。
という事で昨年からこの組み合わせで野鳥を撮っています。
生産中止は残念な事です。

最後の写真は


ルリビタキの雌。
桜園にいた個体です。

一枚目の写真の答えは ルリビタキの雌のお尻。
飛出しの瞬間で顔が隠れてしまいました。

5日の京都府立植物園で撮った野鳥と早春の花を「どじ小舎」に掲載しています。

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4日の散歩 (高桐院)

2011-02-04 17:31:03 | sanpo
きょうは取りあえずの用事は千本北大路の本屋。
本屋に行って帰ってくるだけでは散歩にならないので、弧逢庵坂を下って今宮神社へ。
境内を東側へ抜けてから南下すると大徳寺です。

大徳寺で今一般に公開している塔頭は6ヵ所。5ヶ所は一応回って残っているのが高桐院。
(高桐院 → 何もしないで一発変換します。知名度の高い所ですね。)
最後にここが残っている事に他意はないのですが、なんとくここは紅葉というイメージでした。
冬枯れの今、期待は萎んで一番最後に残ってしまった。

所が行ってびっくり!!ここはいいですね!!!。
門をくぐって拝観受付までちょっと距離があり、その間石畳を歩いて行くあいだの「間」がなんともいえない。
心が落ち着く間があります。ゆったりした心持で建物の中にはいってゆけます。
(入って10分ほどの間、拝観者は小舎主だけでした。)


石畳横にあった枝折戸。


大徳寺は利休がらみで茶道に縁の深いお寺であり、各塔頭にもそれぞれ茶室が付随している様です。
先日行った信長墓所の総見院などは新旧あわせて茶室は3ヶ所ありました。

逆に妙心寺の海福院は禅に茶室は贅沢などと言って茶室が押入れの中に隠してある??
などとも言います。

本題に戻って、次の写真は方丈前の庭。苔に冬枯れた楓。



庭の真ん中に燈籠が一基。



きょうは今年一番気温が上がった様で、穏やかに晴れ上がり風も有りません。
庭の奥(南)の竹藪を通してやさしい木漏れ日が縁にそそぎ冬ならではの高桐院が楽しめました。

この高桐院は1601年、細川忠興三斎公により建立だそうです。
正室は有名な細川ガラシャ夫人。公は利休七哲の一人だそうです。



茶室は立ち入りは禁止ですが、写真は外の廊下から。


ここは紅葉の時期は人で溢れかえりそうです。
新緑の頃・紅葉の頃などだけでなく何度か足を運んで見たい所です。

感動!の高桐院を「どじ小舎」で特集を組んでいます。

4日の散歩 高桐院
カメラ SONY   α550
レンズ TAMRON zoon18-200 f3.5-6.3
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2月2日の散歩 妙心寺

2011-02-02 16:33:21 | sanpo
2月2日は「どじ小舎」の開設記念日です。
なんていう事はどうでもよくて、きょうは妙心寺に出かけ法堂と明智風呂を見てきました。
行き帰りには梅の花見も兼ねて天神さんを抜けました。
まだ立春は来ていませんが、京都は一足飛びに春が来たような陽気です。
昨日ダウンで歩いたら汗をかきましたので、きょうはちょっと薄めのジャンパーで。
ところが、それでも家に帰りついた時には汗ばんでいました。


先月25日に海福院へ行った際に「狩野探幽が海福院へ泊り込んでここから法堂へ通って雲龍図を描いた」と解説がありちょっと興味が湧いて雲龍図を見に行ってきました。

写真は妙心寺の路地で東海庵前です。


こんな所を歩いて受付の大方丈へ。

写真は手前から佛殿、法堂、大方丈です。
真ん中の法堂が目的の雲龍図がある所です。



受付を済まして時間まで大方丈を拝観。
20分おきに解説員の方が付いて法堂と明智風呂の説明をしてくれます。
きょうの13時20分の拝観者は2名。ゆっくり案内していただきました。

大方丈側から見た法堂と橋。橋の下は水でなく人が歩く道?です。


この橋を渡って法堂へ。

法堂内は撮影禁止。


(パンフレットの雲龍図をスキャナで取り込みました。パンフレットは色が変えて有ります。)

法堂の天井画の雲龍図、見た途端に「うゎー」と感嘆で後は声が出ません。
ひたすら圧倒されます。

この龍、八方にらみと言われているという事で法堂内をぐるぐる回って色んな角度から見ることができます。
きょうは人数が少ない分時間が取れるという事で法堂内を二度回って見ました。
なるほど見る場所によって龍が変わります。

法堂の柱も説明がありましたが欅の柱で、両手を回しても半分くらいしか届きません。
柱は一本の欅から四本切り出しているそうですので元の欅の大きさはいかほどか!!!
もう一つこの法堂にあるのが国宝の妙心寺鐘。698年の製作で国宝。
鐘は割れない様に今は突いてなく、ここに安置してあるそうです。
これの音をCDで二突き聞かせてくれます。余韻が良いですね。
昭和48年ごろまでは実際に行く年来る年で毎年突いていたそうです。

※ 宣伝してもしょうがないけど、この法堂の龍、まだ見てない人にはお勧めです。

次に案内してくれるのが佛殿横にある明智風呂。
光秀の供養に1587年に作られた物で、1656年に今の形に改築されたそうです。


浴室は湯船でなく蒸し風呂。
今風にいえばサウナです。


中央に写っているのが風呂場。中は釜の上にすのこを渡して蒸し風呂にしてあります。
すのこの上で座禅を組んでお経を上げたそうです。手前は洗い場。
人が写っている方に水場と釜と焚口があります。

法堂も風呂も期待以上に面白かったです。

最後におまけの天神さんの梅。
せっかく行き帰りに境内を抜けたので一枚掲載しておきます。



2日の散歩 妙心寺でした。

カメラ  PENTAX K10D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8
梅は  TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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2月1日の散歩 (今宮神社フリーマーケット)

2011-02-01 15:00:00 | sanpo
月が替わりました。
今回の寒さはきょうの朝まで。日中は気温が上がるという予報通り歩くと汗ばむ散歩でした。

写真の様に毎月1日は今宮神社で「手作り市」フリーマッケットがあります。



ちょっと覘いてきました。


石畳が本殿への参道。
次の写真でわかる様に参道の左側に店が並んでいます。右側には一軒も無い。


以前、(10年以上前)このフリーマッケットが始まった頃は境内全体に店がバラバラと散らばっていた様に思います。

そのころより店は増えていますが・・・・・「手作り」より古着屋が多い様です。
フリーマッケットが始まった頃より店が増えて人出も増えたなら良い事?かな。

早々に今宮さんをあとにして北山通りへ向かいました。
北山通りから玄琢下、玄琢から鷹ヶ峰へ上がって長坂から金閣寺がきょう思いついたコース。
玄琢下から玄琢に向かうとっつきの道は急な坂道です。
「よーこんなとこバスが走ってるな!」と云う様な狭くて急坂の道ですが市バスが通っています。
この坂も車で何度も通った事はあるのですが、歩くのは初めて。

で歩いて初めて気が付いたのが「御土居」。
坂の途中にありました。(全然知らんかった!)


金網と柵で囲ってあるので外から見るだけですが、都の防塁としての御土居がどんな姿だったのかが分りやすい場所だと思いました。

金網越しに撮ったのが下の写真。


ここはコンデジの方が網の隙間にレンズが入ってきれいに撮つせそうです。
奥の方頂きが竹藪になっていますが、手前の様に何もない状態が秀吉が造営した時の姿ですね。

この後、鷹ヶ峰までがえんえんと登り坂。汗をかきながらになりました。

最後のおまけ写真は長坂を下って吟松寺を過ぎてすぐの竹林。
大徳寺や嵯峨野辺りのよく手入れされた竹林とはまた違った風情がある?
とくに山裾のやっつけ仕事のような竹垣が小舎主にはたまらない風景です。



金閣寺の前を通って帰ってきた一日の散歩でした。

カメラ  PENTAX K10D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8

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