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8日の散歩 ( 妙連寺、慈受院から船岡山 )

2013-11-08 16:12:40 | sanpo
 昨日は降ったり止んだり、曇ったり晴れたりと不安定な天気で、結局、出そびれてしまいましたが、きょうは安定しているので出てきました。

 この所、出歩いていた「非公開文化財特別公開」はこの10日までの所が多い様です。
土日が詰まっているので行けるのは今日だけ。と云う事で散歩圏内を見繕って慈受院へ行ってきました。

 慈受院の場所が堀川寺之内上ルなので、行きがけの駄賃に妙蓮寺を覗いて見ました。

桜も咲いていますが、本堂西側のケヤキ ( だと思います ) が賑やかに葉を落としてたので、落ち葉の方を。
よそから来て写真を撮っている分には良いですが、これが掃除となると・・・・・ですね。

 この後は、一度上立売りまで下がって堀川通りを東へ渡りました。

イチョウが色づき始めているのと、まだ青いのと。
遠くの茶っぽいのはユリノキです。

 話がそれますが、先日、知恩院の帰りに神宮道を歩きましたが、歩道の街路樹にユリノキが植わっていました。
堀川の分も、植物園のユリノキも随分樹丈が高くなります。 ( 堀川は道幅が広いので高くても構わない。 )
高くならない様に切り詰めるのでしょうが???木の選定に疑問を持ってしまいます。

 さて、きょうのメインで、広徳山慈受院 ( 薄雲御所 ) 。

以前からここに有るのは知っていましたが、堀川通りから見ると上の写真。
日頃は立て看板は無いので、10人中9.5人は気づかず通過ですね。 ( 日頃、拝観は出来ない。 )
ここも京都の他のお寺さん同様ガレージ経営で食しておられる様です。

 ガレージからお寺の入り口を見ると。

ビルの谷間の小さなお寺さん?期待できるのかな?????となりますね。
ところが・・・・・ですよ。

 中はもちろん撮影禁止。庭だけOKでしたので、一枚。

枯山水で、池には水に見立てた白砂が入っています。
考えてみると、本当の池なら水が抜けない様に粘土?などで固めるのでしょうが、枯山水の場合は水捌けをよくしないといけないのでしょうね。逆の構造になる云うのも興しろいですね。

 写真右手のしめ縄は楠に巻いてあります。 ( ご神木ですね。 )
この楠、樹齢はなんと800年だそうです。他との調和をはかる為、盆栽仕立てで大きく枝を張らない様にしていると云う説明でした。
800年?????

 次はこの庭の蹲。

淨福寺は菊の花を浮かべてありましたが、慈受院は石蕗の葉と花になっていました。
斑入りの石蕗も良いですね。ちなみに門を入って建物に入るまでの敷石沿いは石蕗が並んでいました。

 小さなお寺ですが、今回、皇室ゆかりの品々や豊臣家ゆかりの品々を見せてくれています。
中でも漆器が多く、金泥銀泥だけでなく貝が多くて興味を引かれました。
小ぶりですが庭も良かったです。もう少し秋が進めばもう一段良かったが上がりそう。

 方丈?の裏手の庭には柿が植えてあり、ちょうど実が熟しています。
これを目当てに雀の集団が来ていて賑やかに騒いでいました。
けたたましい程の雀の騒ぐ声も久々に聴く感じで面白かったですね。

 余談ですが、どこへ行っても解説員がいて要所要所を説明してくれます。
立て板に水の解説員から、しどろもどろの解説員まで様々。
今週行った三か所では知恩院が一番聞きやすかったです。はい。
 
 と云う事で慈受院は終わり。
帰りに船岡山へ上りましたので、赤地利蕎麦を一枚。

花もわずかに残っていますが、実がすっかり黒くなり蕎麦らしくなってきています。

 今年は何時の間にか秋になって来たなと思っていたら、来週はいきなり冬になりそうですね。
年々、秋が短くなって行くような気がします。さて、明日の植物園は何が見ごろなんだろう???
楽しみです。

カメラ  SONY α77
レンズ TAMRON SP 60mm F2.0 MACRO
レンズ SONY DT 16-105mm F3.5-5.6

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コメント
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