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2月2日の散歩 妙心寺

2011-02-02 16:33:21 | sanpo
2月2日は「どじ小舎」の開設記念日です。
なんていう事はどうでもよくて、きょうは妙心寺に出かけ法堂と明智風呂を見てきました。
行き帰りには梅の花見も兼ねて天神さんを抜けました。
まだ立春は来ていませんが、京都は一足飛びに春が来たような陽気です。
昨日ダウンで歩いたら汗をかきましたので、きょうはちょっと薄めのジャンパーで。
ところが、それでも家に帰りついた時には汗ばんでいました。


先月25日に海福院へ行った際に「狩野探幽が海福院へ泊り込んでここから法堂へ通って雲龍図を描いた」と解説がありちょっと興味が湧いて雲龍図を見に行ってきました。

写真は妙心寺の路地で東海庵前です。


こんな所を歩いて受付の大方丈へ。

写真は手前から佛殿、法堂、大方丈です。
真ん中の法堂が目的の雲龍図がある所です。



受付を済まして時間まで大方丈を拝観。
20分おきに解説員の方が付いて法堂と明智風呂の説明をしてくれます。
きょうの13時20分の拝観者は2名。ゆっくり案内していただきました。

大方丈側から見た法堂と橋。橋の下は水でなく人が歩く道?です。


この橋を渡って法堂へ。

法堂内は撮影禁止。


(パンフレットの雲龍図をスキャナで取り込みました。パンフレットは色が変えて有ります。)

法堂の天井画の雲龍図、見た途端に「うゎー」と感嘆で後は声が出ません。
ひたすら圧倒されます。

この龍、八方にらみと言われているという事で法堂内をぐるぐる回って色んな角度から見ることができます。
きょうは人数が少ない分時間が取れるという事で法堂内を二度回って見ました。
なるほど見る場所によって龍が変わります。

法堂の柱も説明がありましたが欅の柱で、両手を回しても半分くらいしか届きません。
柱は一本の欅から四本切り出しているそうですので元の欅の大きさはいかほどか!!!
もう一つこの法堂にあるのが国宝の妙心寺鐘。698年の製作で国宝。
鐘は割れない様に今は突いてなく、ここに安置してあるそうです。
これの音をCDで二突き聞かせてくれます。余韻が良いですね。
昭和48年ごろまでは実際に行く年来る年で毎年突いていたそうです。

※ 宣伝してもしょうがないけど、この法堂の龍、まだ見てない人にはお勧めです。

次に案内してくれるのが佛殿横にある明智風呂。
光秀の供養に1587年に作られた物で、1656年に今の形に改築されたそうです。


浴室は湯船でなく蒸し風呂。
今風にいえばサウナです。


中央に写っているのが風呂場。中は釜の上にすのこを渡して蒸し風呂にしてあります。
すのこの上で座禅を組んでお経を上げたそうです。手前は洗い場。
人が写っている方に水場と釜と焚口があります。

法堂も風呂も期待以上に面白かったです。

最後におまけの天神さんの梅。
せっかく行き帰りに境内を抜けたので一枚掲載しておきます。



2日の散歩 妙心寺でした。

カメラ  PENTAX K10D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8
梅は  TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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コメント
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