farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

ダリの幸せ

2009-02-25 13:49:53 | Weblog
思いがけなく二男が帰ってきた。その旨を犬のダリに言うと、彼女はきょろきょろ探している様子。やっと夜中に帰ってきたので、大喜び。その表現は太い尾をバンバン振って、嬉しさを現す。翌日午前中しっかり相手をしてもらったので、満足。私は美容室の帰り、ペット屋さんにより犬のおもちゃのダックを買ってやる。そこの店主がダリを覚えておられて、ラブラドールの持ち主さんと声をかけられました。軽トラのダリはちょっと人気者です。いつもは子供の古いサッカーボールをふるふるしているのだが、今日は新しいおもちゃ。不思議そうに眺めていたがくわえてふるふるしながら走り回っている。十分に二男に甘えて、相手をしてもらい、その夜の寝ている姿がいかに嬉しかったのか、幸せだったのか現してぐっすり眠っていた。満足の寝姿が物語っていました。

犬でさえ、少し遊んでもらったら、こんなに嬉しく心が満たされるのだと思わされて、三人の子育てを忙しくしていた子育てを反省しました。ほんの短時間でも遊んでもらうと満たされるのです。心を寄せてもらっている安心感でしょうか。
大きな体のダリが寝息をたて、満足気に寝ている姿からも学ぶことがありました。人間の子供だったら尚更接し方は大事です。言葉で表現できないけれど、ダリはしっかり色んな思いを伝えます。

三男の子育て中は反省ばかりがありました。そしてしっかり反抗期を見せてくれてどうなる事かと思った事もありました。でもやっとそのこから誕生日に際して、思いや感謝を伝える手紙を始めてもらいました。29年の時間が流れています。ダリとペット屋さんで目が合って、おもいかけず、ダリは三男の子供、妹のようになり、そのダリは病床の父を癒し、母をも癒し、勿論私をも癒し、家族みんなを癒し続けています。その癒し屋さんのダリが静に寝息をたて、満足して寝ている姿にほっとしたものです。

本当に柱をかじり、長靴を何足もかじり、ハウスもかじり、壊し、何でもかじるダリもいい犬に成長してダックをふりふり走り回っています。

この頃雨ばかりで家にいることが多い。農に関して特に書くことなし。二男が夜中帰って来る時、近くの道路に鹿が3匹いたとのこと。先ほど近所の方がイチゴハウスにサルか、ヌートリアか入って被害があるので、まだ私の畑に放置してある、檻を貸して欲しいとのことでした。鳥獣害に呆れてしまいます。皆さん自分に被害があると行動されますが、いつも他人事で見ておられました。やっと自分で痛い目にあって、分かるのです。想像力が不足しています。
コメント
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