Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング811. 小説:小樽の翠719. 人類のDNA

2023年11月09日 | field work
 
 地獄坂の定点スケッチを終えて、坂道をくだると小春が歩いている。
どうようかな声をかけるか、かけまいかと逡巡していたら、小春が振り向いてみつかってしまった。
「今日は部活はお休みかい?」
小春「昨日大会があったから、今日はお休みだよーーん」
「大会ですか・・・」
小春「一応小春も大会にてでいるんだよーーん。」
「それは、結構なことで・・・・」
小春「あのねぇーオジさん。男の人って変なものがすきなんだよね。」
「ユウ君ですか・・・」
小春「そう。だってユウ君ちにゆくと、待ちきれないって小春を脱がせて、下から舐めさせろっていうわけ。それでアタシがシャワーを浴びてからねっていうと、その汗臭い小春の胯間がいいんだって。それでパンツをずらしてベロベロなめるのよ。ちょう変態!。」
「ユウ君は、最近ワイルドに目覚めたんだ!
小春「ワイルドって原住民みたいな気分かなあ?」
「多分そうでしょう。シャワーを浴びる習慣すらない原住民のDNAが私達の中にもあるんだよ」
小春「うーーん、あるんだそんな遺伝子が・・・・」
「猿から原始人へ、そして現代人へと進化してきた過程の全ての情報がDNAには膨大に蓄積されているんだよ。だからワイルドにもなるんだろう。ユウ君は昔のDNAを呼び覚ましたんだよ。」
小春「それで私の汗臭い胯間をペロペロ!。・・・。まあ人類のDNAなのかぁー・・・・。」
そんな会話をしながら小春と坂道を下っていった。
夕飯は何をつくるのかな。
小春「寒くなってきたから石狩鍋でもつくろうかなぁー。」
そういって小春と食材の調達に街へ降りていった。
・・・
小樽もそろそろ冬の気配が聞こえてきそうだ。
空は晴れているけど、気温は低そうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする