Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak388. 梅雨の薔薇

2019年06月12日 | Kyoto city

 


 月並みだけど梅雨の薔薇の接写画像でも・・・。

 薔薇の開花時期は5〜6月、つまり梅雨時の花だ。ジメッとした梅雨時とは無関係に、とびきり明るい色を添えてくれるから貴重な存在だ。それに撮影機材は、ここぞとばかりに描写するので赤い色が好きなんだ。ときにはレンズを喜ばせないとね。これぐらいになるとadobeのトーンを平均化しようという意図が見え隠れするのでPhotoshopの補正は、行わないほうが綺麗だ。

 さて、もっと色のあるシティスケープを京都の街で撮りたいけど、花はもう飽きたのでパスして、その他にモチーフがないかなと思いあぐねているが、お寺の庭を撮っても緑ばかりではしょうがないし、料理とか、薄暮のお店とか、そんな商業的な光景は、誰でも撮っているのでバスしてと消去してゆくと、何もないじゃないか。せめて昭和の風景にこだわるとか、こだわりを決めないと撮れないのか。

 じゃアングルを変えて街を上から見下ろしたらどうだろう。それには高いところから撮影できる適度な場所がいる!?。それも許可などという面倒がなく、一々お店で食べたくない料理につきあうこともなく、京都タワー、六角堂脇の池坊ビル、のように地上と離れすぎず、適度な視界で撮影できるポジションがないかな・・・。

 例えば交差点の角のファーストフード店、烏丸丸太町角のマックぐらいしか思いつかない。あとは古い民家ばかりだから、地味。もっともそれが京都の個性なのだから避けがたいわけだし。

 そんな風にイメージ上でロケハンをしながら被写体を探すが、東京と違って意外に被写体のイメージアイテムがすくない京都だ。京都の街を撮れば、古都と現代がミックスされた空気が漂い、そんなステレオタイプ化した表現はみんなが撮ってるし、それを私が撮ったって面白くないわけだし。

 そんなことを考えながら薔薇の撮影に勤しむこと1時間、雨も上がり陽が射してきた。暑いから今日の撮影は、ここまでだね。

 

京都府立植物園

NikonDf、Carl Zeiss Makro Planar 100mm/F2.0

ISO200,露出補正-0.33,f/2,1/800

ISO800,露出補正±0,f/2.8,1/3200

ISO200,露出補正-0.67,f/2.8,1/3200

ISO200,露出補正+0.67,f/4,1/1000

ISO200,露出補正±0,f/2,1/2500

ISO160,露出補正-0.67,f/2,1/4000

コメント
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