Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気5. まあ、なんともスゲー発色だこと・・・

2018年04月02日 | Kyoto city

 さて試写の続きだ。SONYのブログラムやこのレンズはどなんだろうと研究するのは面白いし、その結果私好みが定まってくるようでもある。

 今日の画像は、ツァイスレンズだ。風景モードだから彩度は高い。なんか派手すぎないか、いや着物が派手なんだ・・・、と解釈は様々できるが、SONYとこの着物の色とは相性がよい。というのも最近のレンタル着物は、ほとんどがインクジェットプリンターで印刷されています。なんでも新潟県あたりの地場産業らしいけど。だからデジタルカメラととデジタルプリントとで相性がよいのでしょう。

 おかげて京都の伝統産業である友禅染めは青息吐息になりつつある。もちろん友禅の大変上品な色は、インクジェットプリンターでは無理でしょう。舞妓さん達が着ている着物が、西陣織だったり友禅染めなんですね。それらはとても優雅な色味なんです。

 でっ、SONYツァイスは、こうしたデジタルの色に過敏に反応し、まあ、なんともスゲー発色だこと・・・、モニターもビックらこいてるさ。さらに顔認識機能が素早く働き、振り向いたお姉ちゃんの顔にピントがドンピシャ。そのあたりはクレイジーな機材だこと。生まれたときからデジタルしかなかったという人が製品開発したんだろうかな。

 大体街を風景モードで撮っていたら、突然着物姿のお姉ちゃん集団がきた、そんな咄嗟の時にモードをポートレートに切り替えている時間は無いでしょう。全くモードとは面倒な機能ですね。どうせ後でPhotoshopで修正するんだから、もうそんなモードはなくてもよいのに。こういうときは、常にクリアーモードにしておいた方がよいのかなと思われる。

 じゃあ、どう撮りたいのさ?、といのは明日!。

 

京都市四条界隈

α6000,Carl Zeiss,Vario-Tessar E 4/16-70mmZA OSS

ISO6400,70mm,露出補正-0.3,f/11,1/125

 
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