写真掲載にご同意を頂いている方のお写真を、少しずつご紹介していきたいと思います。
生まれた時からお顔や体にある茶色のあざを扁平母斑と言います。
薄いものや小さいもの、体の見えない部分にあるものなどは気にされていない方も多いですし、必ず治療の必要があるというわけではありませんが、お顔など見えるところにある場合は、それがコンプレックスになってしまうこともあります。
扁平母斑は保険適応でレーザー治療が可能なあざですが、非常に再発率が高いあざです。治療した方のうち、8割程度が再発するとも言われています。しかし、体よりもお顔にあるもの、つるんと丸いものよりはしっこがギザギザしているもの、そして、1歳未満の早期に治療した場合は比較的結果が良い印象です。
患者さんは生後2か月の女の子。
生まれた時から左頬(耳前部)に扁平母斑があり、女の子のお顔だし、消してあげたい…とのことでご両親と来院されました。
治療しても再発して(同じように色が出てきて)しまうことが多いあざで、とても難しいあざですが、早期の治療で綺麗に消してしまうことができて、良かったです。
写真掲載にご同意を頂き、ありがとうございました。
生まれた時からお顔や体にある茶色のあざを扁平母斑と言います。
薄いものや小さいもの、体の見えない部分にあるものなどは気にされていない方も多いですし、必ず治療の必要があるというわけではありませんが、お顔など見えるところにある場合は、それがコンプレックスになってしまうこともあります。
扁平母斑は保険適応でレーザー治療が可能なあざですが、非常に再発率が高いあざです。治療した方のうち、8割程度が再発するとも言われています。しかし、体よりもお顔にあるもの、つるんと丸いものよりはしっこがギザギザしているもの、そして、1歳未満の早期に治療した場合は比較的結果が良い印象です。
患者さんは生後2か月の女の子。
生まれた時から左頬(耳前部)に扁平母斑があり、女の子のお顔だし、消してあげたい…とのことでご両親と来院されました。
治療前
治療後2週間。かさぶたがはがれたところです。
治療後4か月。綺麗になりました。
治療後2週間。かさぶたがはがれたところです。
治療後4か月。綺麗になりました。
治療しても再発して(同じように色が出てきて)しまうことが多いあざで、とても難しいあざですが、早期の治療で綺麗に消してしまうことができて、良かったです。
写真掲載にご同意を頂き、ありがとうございました。
このあざは、治療の技術としては難しいものではなく、東京であれば治療用のレーザーがある医療機関もたくさんあります。ただし、小さな赤ちゃんのうちに治療をする医療機関が限られることと、本文中にも書いてあるように茶あざ自体がとても再発率の高いアザであることが難しいところです。
小さな赤ちゃんを連れて東京から長崎まで来られるのは大変でしょうし、治療後の経過診察などもありますので、東京で治療を受けられた方がいいと思いますよ(^^)
どこを受診したらいいかわからない、ということでしたら、ここで特定の名前を出すことはしにくいので、当院にお電話頂ければ東京で治療できるところをご紹介します。
沖縄在住です。生後2ヶ月の子の右頬全体に扁平母斑があります。こちらの病院では、扁平母斑の際どのようなレーザーで治療ですか?
お顔のあざはとても心配ですよね。
お子さんは沖縄で病院を受診されて治療に関するお話を聞かれましたでしょうか?
扁平母斑は非常に消えにくい(再発の多い)あざです。こちらの記事の赤ちゃんはう幸いうまくいきましたが、レーザーをあてていったん色が消えても再発することのほうが多いあざです。
扁平母斑のレーザー治療には、基本的に保険適応になっているQスイッチルビーレーザーを使います。保険での治療は2回までと決められています。Qスイッチルビーレーザーを2回使用しても再発した場合、自費診療での治療継続を希望された場合は他のレーザー(Qスイッチヤグ・KTPレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、ピコレーザーなど)を使用することもあります。
ピコレーザーは新しいレーザーで、扁平母斑への治療効果を期待されていますが、現在のところは「薄い色素斑にも反応しやすい」ことは言われていますが、「扁平母斑の再発率は下がらない」というデータもでています。あざ治療に取り組む医師たちは扁平母斑に悩む方々のためにより良い方法を模索中ですが、どのレーザーを使用しても、残念ながら確実に扁平母斑を消す方法はまだ見つかっておらず・・・はやく見つけてあげたいと私も思っています。
こんにちは。扁平母斑自体は基本的に大きさや形は変わらないものがほとんどです。(例外的に、ベッカー母斑といって思春期に出現したり拡大したりするものがあります。首〜肩、背中上部、腕などにマダラ状に出ることがあります。)
通常の扁平母斑は、それ自体が大きくなるわけではありませんが、体が成長すると一緒に伸びてきますので、体の中での割合は変わりませんが面積としては大きくなるとも言えます。そして、紫外線にあたると濃くなる傾向あります。また、あいさんのお子様のような、茶色の中にホクロが点在するタイプは、成長とともにホクロの数が増えることが多いです。レーザー治療は、、、効きにくいと思います。紫外線対策はしないよりはした方がいいですが、レーザー治療のご予定でなければあまり紫外線対策に神経質になる必要もありませんし、生まれつき神様がつけてくれたお守りだから恥ずかしくないよ、と説明してあげてください(^ ^)
少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです(^ ^)