ちょうど1年前、南阿佐ケ谷の楽器店〜ラストギターさんでの、ロックウクレレクラスをスタートさせたばかりの、まさにそのレッスン中。ドン!と、それほど大きくはなかったけれど、二階にあったお店が揺れました。
楽器屋さんだからね💦吊るしのギターなんかも少し揺れて、他の場所にいるより、その揺れを感じやすい環境だったかもしれません。
「また茨城か、東北かねぇ、どこだろう」
と話していたのですが、スタッフのなすさんがネットで調べてみると...なんと遠く熊本を中心に大きな地震だったとの報。なすさんは御親類が熊本におられて、すぐに安否を確認されておりました。気づかなかった方も多かったようですが、最初の揺れの時、東京もゆれたのです。
熊本といえば...ウクレレサポート協会に、いつもご支援くださっていたたくさんのウクレレともだちがいる街。ちょうどその前の年に、夏のイベント〜くまレレにゲストとして声をかけていただき、3月と7月の二回、訪問させていただいたそのうえ、、、多額のご支援を協会宛に預からせていただいたばかりだったのです。
去年はね、この日にち、東京、すっかり桜の時期は終わっていたのですが...ことしは開花宣言後の気候が安定しなく、ずっと寒い日が続いたせいで木によって、また微妙に場所によって、咲くタイミングがずれているという、とても珍しい現象が起こっています。杉並に越してきてもう18年ほどになりますが、これほど長い間桜を楽しめた年は初めて。とはいっても、前半はさむくてお花見はおろか、お散歩すら、う〜んさむいな、といった感じで、しかも小雨や曇り空ばかりだったのですが(苦笑)。
...じつは今週、5年ぶりに右ひざをひどく痛めてしまい動けなくなってしまったのですが、おかげで?💦いろいろ予定がかわり、片足でケッタマシンを漕ぎ💦医者に行く道すがら...普段ゆっくり見ることのできない、午前の空の、きれいな桜を見ることができたり。。ご迷惑をおかけしてしまった皆様には申し訳ないかぎりなのですが...ずっとかっ飛ばしてきたので、こんな風に眺められたのは久しぶりだったのです。
ふと、思ったのですね。
この一年、ずっと、風に乗って熊本の皆さんに届くように、と、南阿蘇の古い桜の木〜一心行の大桜と月夜をモチーフにした曲「月影桜」を弾いてきたのですが、季節に関係なく「さくら、さくら」いい続けていたのでね(笑)、きっとそのさくらの下にね眠っておられる武将〜中村氏が「そんなに好きなら」とみせてくれてるのかしらん、と(笑)。
こうして...何事もなかったようにさくらの花をたのしむことができる...そんな日常が、当たり前のようでいて、奇跡のようなことなのかもしれない。
熊本や大分のみなさんのココロに、いちにちもはやく、こんな何気ない日常が戻ってきますように。
南阿蘇の一心行の大桜、今、まさに満開を迎えていると、熊本のウクレレチーム「スイカ」の団長が便りをくれました☆満開の一心行、いつか観てみたいものです...(^-^)☆
...ぼくはといえば...こうしてウクレレという小さな楽器に出会っていなかったら...観ることも、出会うこともなかったかもしれない方々が、きっとたくさん居るのだと思うのです。ハワイにウクレレの神様がいるのだとしたら...きっと、なにかしらの役割を、こんなぼくにも与えてくださっているのだと、この頃、またよくおもいます。
うちの不思議くんが幼稚園に入る年、大好きだった母方の祖父が旅立ちました。
そう、こんな満開の桜の日の報せでした。2009年、4月4日の出来事です。
...その年、ちょうどウクレレスタジオマハナを移転新装オープンすることになっていたおやまゆうえんのアツシさんからの依頼で、開店イベントに参加したその足で最終の新幹線に飛び乗り、愛知に向かったのでした。
その月に綴ったのが...いまこうしてぼくを生かしてくれている、レレハッピーディ、その曲です。
この歌がきっかけで、多くの方と知り合うことができ、東北の皆さんとのご縁をいただき、そして、熊本のみなさんとも、知り合うことができたのです。
...じぃちゃんは無骨な、ずーずーの名古屋人で(笑)、ユニークで頑固で、しかし頭のキレる、アホみたいにまっすぐな人でした。親族でひとりだけ、地元を離れてしまっていた...そして、小さい頃、母が忙しくてよくあずけられたせいもあってか、初孫としてとても可愛がってくれて、亡くなる間際まで「東京に行ったあいつが心配だ」と気にしてくれていたみたいでした。
あのうたは...そんなじぃちゃんからの贈り物だと思ってます。
「こいで人様の役に立てるように、あんばよぅせぃよ」
ぼくはもともとお酒が弱い体質なのですが、それでも好きだったので、以前は晩酌程度には飲んでました。いまは、よほどのタイミングでないかぎり飲みません。飲むとね、必ずと言って良いほど、体調を崩すのです(笑)。
それにはもう一つ、理由があるんですよ。
いつだったか、ライブあとに美味しくビールを頂いて帰って、喉を壊した時のこと。じぃちゃんが夢に出てきていうではありませんか!
「おまえ、本気でやるのなら酒はやめよ」
本気でやる、とはもちろん、音楽活動のことです(笑)。じぃちゃんは...全く飲めない、いわゆるげこだったんですよ(笑)。
母も全く飲めません。
弟はザルなのに、ぼくはほとんど飲めません。
以来、やめることにして(笑)いまに至ってます。
もちろん、喉の使い方のせいもありますが...もともと喉を枯らしやすかったのが、年々、壊す頻度が少なくなっています。この一年に関して言えば、ほとんどなくなりました、あんだけギャーギャー叫んでいても、ですよ(笑)。
さてさて💦
とりとめもないお話になりました。
今週末、南阿蘇は、普段通りに賑わうのかな。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます