....このところ、すっかりブルース男と化している、どぶゆきですが(苦笑)。
ブルース文化とも深く関わりを持つエピソードを含んだ、絵本~「あこがれの機関車」、友達が教えてくれて、図書館でリクエストしておいたものがようやく到着っ☆
今日はしみじみ、読ませてもらったよ....。
1900年頃のアメリカ~ミシシッピを舞台にしたお話です。。
実話である、ミシシッピ~イリノイ線の鉄道事故と、アイルランド人の機関士で、黒人の助手と一緒に働いていたことからも英雄と見られていたという、ケイシー・ジョーンズさんと、、、ミシシッピで暮らす少年のココロを描いた物語☆
奴隷制度の名残の中で、アメリカ人として対等な扱いで生きてゆきたいと願う人々の想いと、遠くまで旅をする大きな機関車、そして、タッグを組んでいたケイシーと黒人の助手~シムの有り様に、、、いつしか希望を重ね合わせていた少年。
時は.....大移住時代、とくくることの出来る時代、そう、南部に連れて来られ、一日中綿花プランテーションで働く人々が、、、南部を抜け出し、北へ北へと、幸せと仕事を求めて、移住した時代の出来事。
ブルース音楽でも、ミシシッピ地帯で育まれたブルースを抱えて、シカゴへ移住して行ったマディ・ウォーターズをはじめ、たくさんのブルースマンたちが居ます。。
遠く鳴り響く、ケイシーの機関車の、長い汽笛は、希望の象徴だったと、描かれています☆
ある嵐の夜、ケイシーは線路上に止まっていた故障車両に激突、事故死してしまうのですが....悪天候だったこと、そして、適切な停車合図がされていたのかどうかが謎のまま、しかし、ケイシーは、ギリギリまで減速させるため自ら体を張って速度を落とし、助手のシムを外に突き落として助け....客車を守ったのだそうです。
ヒーロをなくしてしまった少年、しかし、少年のココロに確かに生き続けるケイシーが、希望を持って生きることをさとしてくれる....ザックリ言ってしまうとそんな内容ですが....実に詩的で、たくさんの示唆を含んだ内容で、味わい深い絵本です☆
どぶゆきの様に、ブルース音楽や、ニグロアメリカンの文化や背景に少しでも興味があると、なおのこと、いろんな状況が見えて来ます。。
ご興味のある方は、一読をお勧めいたします(笑)。
話はそれますが....夏休みのある日、チビと2人で1日、大宮の鉄道博物館に行きました。
またそのことは日記しますが....そこでね、ちょうど12時と、3時だったかな(笑)、機関車の汽笛を鳴らして聴かせてくれるんですよ☆
あの日、まだこのお話のことも、ケイシーのことも知らなかった時ですが....機関車の汽笛の、なんとしみじみ趣き深いこと....!
なんとも旅情をかき立てられると云うか....もちろん、どぶゆきが育った時代には、蒸気機関車に乗ることなんてありませんでしたが....切ないような、懐かしいような....汽笛がこんなにココロに沁みる音色だったなんて、初めて体験したような気持ちでした。
一緒に連れて行っておくれよ、ぼくも一緒に....
憧れの、あの町へ....
何度か書いた気がしますが....耐え忍ばなくてはならない状況から、少しでも希望をもって、明日に向かって鳴らす、そう、このケイシーの機関車の汽笛のような音楽、それが、ブルースだと、思っています。。。
深いですね、実に....☆
ブルース文化とも深く関わりを持つエピソードを含んだ、絵本~「あこがれの機関車」、友達が教えてくれて、図書館でリクエストしておいたものがようやく到着っ☆
今日はしみじみ、読ませてもらったよ....。
1900年頃のアメリカ~ミシシッピを舞台にしたお話です。。
実話である、ミシシッピ~イリノイ線の鉄道事故と、アイルランド人の機関士で、黒人の助手と一緒に働いていたことからも英雄と見られていたという、ケイシー・ジョーンズさんと、、、ミシシッピで暮らす少年のココロを描いた物語☆
奴隷制度の名残の中で、アメリカ人として対等な扱いで生きてゆきたいと願う人々の想いと、遠くまで旅をする大きな機関車、そして、タッグを組んでいたケイシーと黒人の助手~シムの有り様に、、、いつしか希望を重ね合わせていた少年。
時は.....大移住時代、とくくることの出来る時代、そう、南部に連れて来られ、一日中綿花プランテーションで働く人々が、、、南部を抜け出し、北へ北へと、幸せと仕事を求めて、移住した時代の出来事。
ブルース音楽でも、ミシシッピ地帯で育まれたブルースを抱えて、シカゴへ移住して行ったマディ・ウォーターズをはじめ、たくさんのブルースマンたちが居ます。。
遠く鳴り響く、ケイシーの機関車の、長い汽笛は、希望の象徴だったと、描かれています☆
ある嵐の夜、ケイシーは線路上に止まっていた故障車両に激突、事故死してしまうのですが....悪天候だったこと、そして、適切な停車合図がされていたのかどうかが謎のまま、しかし、ケイシーは、ギリギリまで減速させるため自ら体を張って速度を落とし、助手のシムを外に突き落として助け....客車を守ったのだそうです。
ヒーロをなくしてしまった少年、しかし、少年のココロに確かに生き続けるケイシーが、希望を持って生きることをさとしてくれる....ザックリ言ってしまうとそんな内容ですが....実に詩的で、たくさんの示唆を含んだ内容で、味わい深い絵本です☆
どぶゆきの様に、ブルース音楽や、ニグロアメリカンの文化や背景に少しでも興味があると、なおのこと、いろんな状況が見えて来ます。。
ご興味のある方は、一読をお勧めいたします(笑)。
話はそれますが....夏休みのある日、チビと2人で1日、大宮の鉄道博物館に行きました。
またそのことは日記しますが....そこでね、ちょうど12時と、3時だったかな(笑)、機関車の汽笛を鳴らして聴かせてくれるんですよ☆
あの日、まだこのお話のことも、ケイシーのことも知らなかった時ですが....機関車の汽笛の、なんとしみじみ趣き深いこと....!
なんとも旅情をかき立てられると云うか....もちろん、どぶゆきが育った時代には、蒸気機関車に乗ることなんてありませんでしたが....切ないような、懐かしいような....汽笛がこんなにココロに沁みる音色だったなんて、初めて体験したような気持ちでした。
一緒に連れて行っておくれよ、ぼくも一緒に....
憧れの、あの町へ....
何度か書いた気がしますが....耐え忍ばなくてはならない状況から、少しでも希望をもって、明日に向かって鳴らす、そう、このケイシーの機関車の汽笛のような音楽、それが、ブルースだと、思っています。。。
深いですね、実に....☆
どんな歌かわかったカネ?
これはしかし、この手の文化に興味のある方でないと、奥深さが伝わりにくいかもね、、、でも、全体的に詩的なかんじで、とっても素晴らしい!
唄は解ったよ!
「ケイシー・ジョーンズ」
あるいは、
「ケイシー・ジョーンズのバラッド」
で。