ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

価格破壊

2006-11-11 23:23:19 | 平々凡々

  平松漁港


  朝5時、携帯のアラームで起きる。日頃は目覚ましは付けないのだが、今日は特別。身支度してコーヒーを飲んでると妻が起きてきた。今日は、我が街の漁協が月に1回開催している土曜朝市なのだ。この漁協は関門海峡の潮流で身が締まって美味しいという「関門蛸」を売りとして、最近は町おこしなどでも活躍している。朝市もその一環として今年春から始めたらしい。今日の情報も、妻がイベント大好き人間の長女から仕入れたものだ。

 久しぶりの雨の中、漁協に向かう。初めてなのと暗いので分りにくかったが、ナビのおかげでなんとか到着。615分だった。長女も和音君を連れて来ていた。和音君も色んな経験をさせられているようだ。

 お客はまだ殆ど来ておらず、テントを張って長机を並べて会場の設営中だった。人懐こそうな漁師さんが、今日はあわびは入札だ!という。面白そうだが、日頃は買い物など行かないので、標準価格がわからない。あまりに外れても恥ずかしいし、高くで落札しても悔しいな!と思った。結局、これで迷惑をかけたことになってしまった。

 7時前になって漁師が次々とトロ箱や発泡スチロールを台車に乗せて登場。すばやく籠に入れて並べ始めた。空は薄明るくなり、大勢の人も集まってきていた。いよいよ朝市の開幕だ!

        
 アワビの入札と販売風景 

  あわびの入札が始まった。10個のあわびが並べられる。紙にあわびの番号と価格を書いて手渡す。大体1キロ1万円くらいが相場と漁師さんが云っているが、そんなに高く売るつもりもないとも。

ここで、悩んだ。キロ1万円は分るとして、ここでの相場はキロ5000円だろう。となると、このアワビの身は100gも無いだろう・・・など。結局、やや小さいアワビを300円で書き入れた。(ここで、重大な思い違いがあった。私はアワビの殻を除いてキロ1万円と思っていたのだが、どうも殻を入れての価格だったようだ。知らぬが仏!とは・・・)

開票の結果、なんと最高価格は2000円。殆どが700円から1000円の間だった。そして、私が書き入れたアワビは他の人の入札がなく、私の300円で落札できたのだ。
  喜んでいると、
2回目の入札をするという。これに味を占めて、人とかち合わないような、ちょっと見が劣っている様なものを2つ選んで、同じ300円で投票した。その結果2個とも当選したのだ! 合計3個で900円! 周りの人からうらやましげな眼つきで見られ、横の叔母さんは、「お父さん、うまいねぇ」と感心された。ただ、漁師さんは憮然としていたようにも思われた。

その間、妻と長女は大勢の人をかき分けて買出しに精を出していた。長女は目的のエビを、妻はイカや蛸、チヌなど眼をぎらつかせて、大声を出していたようだ。(長女がその迫力には負けた!と云っていた)

         買った魚介類                 今晩食べたお刺身です。美味しかった!  

  あっという間で7時半過ぎには、売り切れ終了! 妻とおおいに満足して、用意していたアイスボックスに収納して帰宅。早速、妻が1.5キロはあると思われるチヌを手始めに、甲イカや平目などをすばやく捌いた。ラップに包んで冷蔵庫へ。半分近くが娘二人に渡ることになろう。

<o:p></o:p>

 全部の処理が終わって、遅い朝食を食べていたら、情報通の長女から電話。次回からアワビは入札での販売はしないと決まったらしい。漁師も300円はあまりにひどい、と思ったようだ。今日のような短時間のその場限りでの入札は、最低価格を設定しておかないと、いくらで落札されるか分ったものではない。私の300円が引き金となって、それ以降は落札価格が下落したのかも。迷惑をかけました。

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2006-11-10 21:13:57 | 平々凡々

  我が家のみかんです。結構美味しい。

 一昨日、あるブログに「3つの言葉」が載せられていた。コアラのぬいぐるみの胸に飾られたハートに書き入れる言葉なのだが、それは、HappySmileLoveだった。女性らしい夢に溢れた優しい言葉で思わず感激してしまった。そして、私ならばと選んだ言葉は、「健康・笑顔・和音君」! さて、皆さんはどのような言葉を選ぶのでしょうか。

 ブログは日記でもあるので、更新は毎日した方がいいのだそうだが、やはり「人目にさらす」ので無茶なことは書けない。といって、目新しいことが少ない方が平穏だし、波風が立つとブログどころではなくなる。

 このために近頃は、題材を作るために行動することもある。ブログに縛られている感もある。道東のKさんのように、色っぽく「今日はテーマがありませぬ」で済めばいいのだろうが、Kさんは長年の経歴でそれが許される人であり、私が真似しても「このばかたれが!」と思われるだけの話だろう。

 それで3つの言葉だけど、これからひらめいたのが、「今年の漢字」。 毎年、その年の世相を最もよく反映した漢字が選ばれる。確か12月に清水寺で発表されていた。 昨年は「愛」、その前だったかは「虎」だったような気がする。 この今年の漢字が、時期的にはまだ早いのだろうが、ひらめいたのだ。それは「悠」。  
 何十年ぶりかの皇室の男子誕生に我が国全体が慶びに包まれ、悠仁様に我が国の将来を託したいという心は国民の誰もが同じだと思う。そして、ゆったりとしたという「悠」本来の意味も、喧騒で騒がしい現代になくてはならない「ゆとり」を思い起こさせるもので好ましい。当たる可能性はかなり高いと思うけど、どうだろうか! 発表が楽しみだ。

  アイドル 和音君 4ヶ月になりました。

 今日のテーマは、皆様のブログから拝借したようなもので、こじつけの感もあるが、大目にみてください。
 もう霜月、来月は師走だ。今年の流行語大賞やクリスマスなど、ブログ記事に適している行事が目白押しだ。ブログのテーマに悩むことも少なくなりそう?

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帰り道

2006-11-07 21:06:32 | 平々凡々

   愛車です。今年車検を受けました。

  
  7
日、火曜日。日曜から仕事で八代方面に来ていたが、無事に終わって九州縦貫道を北へ。3日ぶりで我が家へ向かっている。マイカーでの出張は交通事故などのトラブルを起こすと、処理が面倒なので極力避けているが、今回はやむをえない。安全運転で!と思うがついついスピードメーターは制限の100kmを越えてしまう。まぁ、車の流れに乗っているので、別に危険ではないが。

 荷台には柿とみかんを積んでいる。お土産だ。高速に入る前に果物屋で買った。年寄り夫婦が店を出しているが、安いのとびっくりするほどまけてくれるのでちょくちょく寄っている。おじいさんの方が愛想がよく、まけてくれるのだが、今日はおばあさんが店先に座っていた。柿が好きなのでぜひとも柿を、と値段を聞くとなんと一箱500円という。若干やわらかくなったので値引きしているそうだ。安いと思ったので、柿を2箱、みかんを一袋買ったら、おまけに芋を3袋持って行けという。名前は知らないが山芋の種類のようだった。珍しい食材だと思ってありがたく頂いた。(後ほど寄ったサービスエリアで同じものを1450円で売っていた。つくね芋というらしい)

 昨晩は快眠したので、すこぶる「ご機嫌さん」だった。大陸の高気圧が勢力を張り出してきたためか、半袖のシャツでは肌寒いが、車内では快適だ。 釣りのお師匠さんのはまさんからダビングしてもらった昭和4,50年代のフォークソングやヒット曲を聴く。前にもアップしたが、「オリビアを聴きながら」はお気に入りであるが、ここ最近は山口百恵の「秋桜」や原由子が歌っている「学生時代」に新たに感銘を受けている。特に「秋桜」を聴くと、なぜか涙腺を刺激される。陽だまりの縁側で嫁ぐ娘を気遣う母の想いを綴った歌であるが、我が国の原風景を思い起こさせるのであろうか。

 暦では今日は立冬とのことだ。最近は暑くて、季節の移ろいを感ずることが少なくなってはいるが、やはり季節は確実に変わっている。時々だが冷気がとがった刃先のように肌身を刺す。晩秋という季節は、その冷気が人に詩的感情を注入するのではないかと思われるほどだ。若い頃はロマンチックだ、と片付けていたが、この年代になると枯葉に我が身を重ねるように思えるのかもしれない。春は確実にまた来るんだ、と思っている若者世代と、春よ、また来て、と願う世代の違いかもしれない。

  
  みかんは不作らしい。つくね芋3袋がおまけについて全1700円。お得?

 暗い話になった。やはり感傷的になっているのかも。一人で3時間も車を運転していると、色んなことを考える。次から次へと瞑想ならぬ妄想が浮かんでくる。思わず一人笑いしていることも。 嬉しいことも多い。一人でホテルでワンカップ飲んでる時に、思わぬメールでの励まし。朝、頑張って!とおはようコール。一人ではない、と感じる時が一番嬉しい

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糸瓜

2006-11-05 05:31:50 | 平々凡々

 

 朝、会社の最寄り駅の改札を出て、ふと見ると駅のフェンスに糸瓜が生っていた。それも大きな糸瓜が数多く。 毎日通るので見ているはずなのに気付かなかった。気ぜわしいのか、景色を愛でる余裕が無かったのか。早速カメラを取り出して、パチリ。駅に向かう人たちが怪訝そうにすれ違う。

へちまといえば風呂での垢すり道具だった。いまは、色んなツールがあるが、昔は(というと馬鹿にされるが)糸瓜しかなかった。最近の浴用布は綿から化学繊維まで色んなものが出ているが、糸瓜はアレルギーなどの心配は無く、結構丈夫だった。思い出したが、軽石も風呂場においてあって、これは湯に浮くのだが、足の裏をこすっていた。何でも桜島の噴火で取れた石らしいが本当かどうかは知らない。

確か、糸瓜は完全に乾くまで干して線維だけを取り出すのだが、自分で作ったことは無い。親父が作っていたのだろう。同じようなものにひょうたんがある。やはり食するものではないが、酒や水などを入れるものだ。

このひょうたんについては、中学校の国語に「セイベエとひょうたん」という短編が載っていた。名作短編らしいが、ひょうたん好きの子供がせっせとひょうたんを磨く話であり、とりたてて面白い話では無いが、記憶に残っている。どこにでもいる、ごく普通の人が、懸命に苦心して精を込めると、それを認める人が必ずいるのだ、と。子供心に感銘を受けたのであろうか。 よく覚えてはいないが、いまだにひょうたんをみれば思い出す。

 ついでだが、中学校の国語で題名は定かではないが、「大きな5つの顔」にも感銘を受けた。アメリカの歴代大統領の顔が岩山に掘られているのだが、子供がその顔を見ながら彼らのように立派な人に成りたいと念じていたら、老人となって気付いたら自分が彼らに似た人に成長していた、というストーリーだった。世の中にはすばらしい人が沢山居て、自慢やひけらかすことなく、精一杯生きているのだ、と。

 世界史を履修していない問題世の中が騒がしいが、教科書は実に大切なことだと思う。偉そうに言うのではないけど、最近の道徳が欠如したかのような世相を少しでも良くなるような基本的教育を念頭に、叡智を集めて欲しいものだ。我が国の伝統文化は決して恥ずかしいものではなく、誇れるものだと信じている。文化は後世に引き継いでゆかなくてはならない。

 今日から、2泊3日で仕事に出かけます。しばらく留守にしますが、みなさんよろしく。


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山芋堀り再び

2006-11-03 20:06:45 | アウトドア

      先週、掘ってきた山芋を上の二人の義姉さんたちにおすそ分けしたしたところ、粘りがあって大変美味しいとたいそう喜ばれた。お礼を云われると嘘でも嬉しいが、どうも本当に喜んでいるようだ。それじゃ、下の二人の義姉さんたちにも持ってゆかないと片手落ちだ! と思い、またまた掘りに行くことにした。はまさんにも誘ったが、ボランティアなのだろうか町内の行事があるとのことで、遠賀のAさんと二人連れになった。

  掘った直後。中くらいのサイズだった

朝、倉庫から「掘りもん」やリュックサックなどを出そうとしたが、鍵が所定の置き場に無い。日曜に締めたはずだが、どこかに置き忘れたのだろうか。当初は3個あったのだが、1個減り、2個減りで、最後の1個となっていたが、とうとう無くなった! では済まない。倉庫が開かない!

探し回ったが、結局見つからずに、そのままマイカーで、遠賀へ向かう。道具はAさんに借りよう! Aさん宅からは軽トラに乗り換えて福津市へ。先週と同じところだ。9時半に到着。先週は、藪がひどかったので、少し南側の山に入ることにした。ところが、あまり大きな蔓がなく、また石も混ざった土質だったので、掘りにくい。結局、二人で3本掘ったところで場所を先週の地点に変更した。

 持ち帰った山芋。竹に包んで!

Aさんの山芋掘り専用スコップを借りたが、これが使い勝手が良い。さくさく掘れる。さすがに農家の道具だ。本職だ。大体130分もかからなかった。

2時過ぎまでに全部で7本掘った。途中、切れてしまったものや短いものもあったが、まあまあの収穫だろうか。腰は痛かったものの、欲のほうが勝ったみたい。まだまだ頑張れる!

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宝くじ

2006-11-01 20:51:41 | 平々凡々

  

 宝くじが2シート。見つけたから良かったものの・・・。反省です

 

 私の秘密の引き出しを開ける機会があったので中を調べると、宝くじが出てきた。そういえば買って直しこんだままだった。宝くじ売り場では「出ました、13億円」などの張り紙が出ていなったので、当たってはいないな、と思いつつもネットで照会した。すると、3000円に当たっていた。

 

 棚から牡丹餅だ。最近は文庫本を買うことが多くなったので、ありがたい。神様のお助けだ。その他に商品券など入っていたが、惜しかったのはゴルフ場の割引券。そういえば2年位前にコンペに参加した時に20位の飛び賞に当たって、頂いていたものだ。すっかり忘れていた。有効期限は今年の3月。只で貰ったものは忘れてしまう! 残念! 5000円相当だったのに。

 

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