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くっ!うっかりが足りない!!

2006-06-25 19:43:24 | うたわれるもの(アニメ)
■アニメ「うたわれるもの」---第12話「動揺」

突然の「クッチャ・ケッチャ」の侵攻により、家族も同然だった「ヤマユラの集落」の皆を失い、まるで「死人」の業のごとく、鬼気迫る勢いで攻め込んで来る軍勢を、心乱れたままに迎え打たねばならないハクオロ達。
そして、不意を突かれて取り囲まれてしまった彼らの前に現れる、クッチャ・ケッチャ皇・オリカカンの口から告げられた、ハクオロの失われた過去に纏わる、衝撃の事実---。

というのが前話の引きでしたが、今回は其処に関る回想シーンから幕開け。
夜闇の中、凶刃を振るう仮面の男---果たして、ハクオロの正体は、オリカカンの言う「ラクシャイン」なのか…と、匂わせる展開ですが、とりあえず、その真実はすぐに明らかになる事なので、今の所は伏せておきます。
ただ、この話の中で、ハクオロが見た悪夢の中に登場した、人型ともつかない謎の物体と、その物体に向けてハクオロが言った「お前たちをそんな姿にしたのは私では…」というセリフは、彼の正体に関る重要なものなので、終盤にかけて、しっかりと覚えておいて下さいw

さて、同じく前回のラストにて登場した、エヴェンクルガの剣士・トウカ。
原作通りならば、今回の話では「吊り橋」に関るイベントにて、初「うっかり」が起こるはず…だったのですが、何故、あのイベントがスルーされてしまったのか!?
…う~ん、これでは「うっかり侍」の異名が泣く…とは言うものの、シリアス路線を前面に押し出し、こと戦闘シーンと日常シーンの切り離しを明確にしているアニメ版のアプローチの仕方からすれば、この重い雰囲気の中で、いきなりの「うっかり」を挿入してしまうと、雰囲気的に違和感が大きくなってしまう事も否めませんし、後の日常シーンに絡む「うっかり」で補完して貰えれば、今回のアレンジも悪くは無いかな、と。
もっとも、よくよく考えてみれば、「いずれは発見される」と踏んでいた「吊り橋」の手前側で、自らを背水の陣に置くが如く、何の奇襲策も無いままに真正面で迎え撃っている時点で、それがトウカの真っ正直さ=うっかりと考えてしまっても良いのかもw
結局は、谷底に落ちていった訳ですし…その後の結果は異なりますけどね;

また、この直前に、トウカとオボロを戦わせ、あっさりとオボロがいなされる様と、逆にカルラとの交戦時には、お互いの力量が拮抗するという構図を押し出して来たのは、現状で、第10話において圧倒的な攻撃力を見せ付けたカルラ以外に、トウカを止める事が出来ない=トウカの戦闘力の高さを認識させる手段としては、巧い見せ方でした。

そして、シリアス路線が強まって行く中でも、アルルゥ、カミュ、ムックルが、ある意味での清涼剤として機能しているのは、原作以上に効果的だったかも。
しかし、展開としては更に重くなっていく「クッチャ・ケッチャ編」ですが、どうやら次回で決着が付くそうで。
これにて、ハクオロの過去に関係するイベントは、少し保留される事になりますが、原作とは異なるトウカのポジションが、この局面にどう作用して来るのか、其方も楽しみですね。


これに関連して、PS2版「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」の最新情報でも。

フリーマップの追加で自由にキャラクター育成!『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』(情報元:MOON PHASEさん)

「フリーマップ」は、原作をプレイしている時にも欲しいと感じた機能でしたし、同じLeafのタイトルである「Tears to Tiara」で実装された時には、「これが『うたわれ』にもあったらなぁ…」と思っていたので、ようやく念願叶ったという感じです。
これでユニットとしての能力は高いながら、移動力の低さから育てにくいカルラや、遠征に参加しないベナウィやクロウ、そして、とある事情から終盤に離脱してしまう○○○とのレベル差云々も埋められるかな?
ただ「TtT」の時にも感じましたが、その時点でのパーティーの平均レベルに対応したレベルの敵が登場する「フリーマップ」でキャラを育て過ぎると、レベルが固定された「シナリオマップ」での敵が弱くなってしまうので、この辺りは「フリーマップ」での経験値獲得基準を変えるなり、「シナリオマップ」の敵もレベル対応にして欲しい所かも。

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