闘尿生活■糖尿病から始まるブログ

糖尿病になった日から、糖尿ブログを始めました。経過の記録として、自分のために。他の人への情報として。

診察に行きました

2005-07-30 | 診断
僕の前の人が診察室に入っていきます。受診前の面談を看護師と行っているのだと思います。そこから、声が聞こえてきます。男の人が、毎日どれくらい歩いているか、それを何百日欠かさずに続けているかを説明しているようでした。僕も到底及ばない運動量をこなしているようです。看護師さんは「それはすごいですね、がんばりましたね」と励ましています。

あの男の人は、看護師さんの励ましを、本気で受け止めているのでしょうか。僕は少し空しい気持ちで聞いていました。

看護師さんは、患者さんが努力し、病気に向かおうという気持ちを壊さないよう勇気付け、励ますのが仕事です。だから前向きに励ましてくれることが多いものです。多少のことがあっても厳しいことは言わないでしょう。

やがてその診察室から出てくる彼は、…顎のは丸く膨らみ、僕よりは二回り以上は大きなジーンズを穿いた、決して痩せてはいない、どちらかというとポッチャリした感じで顔もやや油っぽい彼は、本当にそんな分量のウォーキングを毎日続けているのでしょうか。言ってもしょうがない嘘はきっとついてないことだと思いますが…そして彼は、どんな食生活で日々すごしているのでしょうか。僕と同じように余分なものは採らず、サラダを増やし糖分を警戒し、どうしても腹が満たされない日は胡瓜を齧る、そんな食生活をしてるんでしょうか。そうは、見えません。

どんなにがんばりを言葉にしても、採血の結果や体重は正直に経過を語ります。逆に言うとがんばったなんて言葉は必要なくて採血や体重が全て説明してくれるわけです。それだけ示せば、あとは何も必要はないわけです。

そして僕の血は、体重は、僕ががんばったと答えてくれるでしょうか。

やがて僕も診察室へと向かいます。看護師さんは、血液の値は、正常値の範囲内で、肥満度も通常レベルにあって正常値になってると言いました。でもこれで治ったなんて勘違いして診察を止める人もいるけど、そうならないように、とも言いました。医師は、体重が減りすぎて体力が落ちては不味いから、一日の摂取カロリー量をもっと増やしてはどうかと言われました。これはちょっと悪魔的です。真に受けて増やすのは危険な予感がします。

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05-04-02 血糖:263(食前) | HBA1c:12.7
05-04-30 血糖:128(食前) | HBA1c:未測定
05-06-11 血糖:135(食後) | HBA1c: 7.2
05-07-01 血糖: 89(食前) | HBA1c:未測定
05-07-30 血糖:118(食後) | HBA1c: 5.7
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