闘尿生活■糖尿病から始まるブログ

糖尿病になった日から、糖尿ブログを始めました。経過の記録として、自分のために。他の人への情報として。

父の糖尿病

2005-03-31 | 日常
父は、背も高くがっちりとした体型だったけど、年とともにぶくぶく感のある体型になっていったのはよくあることだと思う。
そんな父が、ある時期急激に痩せていった。糖尿病だ。そのころの記憶は遠く、通院や経過などもよく覚えていない。みるみる痩せてしまった父の姿だけは鮮明に覚えている。
父は、医者に聞いたそうだ。糖尿病になったらどこがどうなる?当面はどこかに痛みも生じることもなく、目がやられるとか、何がどうなるとか、そういうことは進行し悪化してからだから、当面はたいしたことはない、と聞いて安心していたようだ。
やがてしばらくして(数ヶ月か数年かは忘れた)父の痩せた体型は、戻ったかのようにみえた。けれどもそれは、元に戻ったのではなく、体重だけが戻り、腫れぼったくふやけていった。
記憶がどうにも曖昧なのは、発症後まもなく僕は郷里を離れたからだ。やがて大学を出て、大学院に進み、その後就職をした。そして数年。日々の忙しさに紛れて、破線のように途切れ途切れの記憶は、さらに断片的になる。
ある年、母から父の体調がかなり悪化したという知らせが届いた。臥せり勝ちになったとも聞いた。そうとうに悪いようだ。脳に、影響がきてるらしかった。母は、父を看る毎日に疲れているようだった。
その年の冬、僕は帰省した。臥せる父さんの部屋へ行った。
「父さん、帰ったよ」
父さんは応えた。
「何処に行っとったかい?」
何処にもなにも、東京に10年暮らして、毎年里帰りしているじゃないか。愕然とした。父はまだ64歳だった。
体調は悪かったが、その冬、隣県の本家で正月を過ごした。本家の親族は無邪気にもてなしてくれた、母は食事療法中だという説明をしたが、父はこってりとした角煮にのろりと箸を伸ばしていた。震えながら、スローモーションのようにゆっくりと伸ばした。母はそれを叱った。
母はその日、父を親族に任せて別の親族宅に出かけた。後で知ったことだけど、母のいない間に「正月くらい、いいじゃないか」と、親族は父に食べさせたいものを食べさせたようだ。どの程度食べさせたのかは判らない。お茶もたくさん飲ませたらしい。その日の夜、父は布団に失禁していた。
無知と無責任に裏打ちされた好意によって症状が悪化したのか、もともと死の直前であったかはわからないが、それから一ヶ月後に、父は死んだ。

父は糖尿病で64歳で死んだ。不摂生がたたった。僕は何歳まで生きるだろう。
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朝:ごはん、味噌汁、麻婆豆腐、肉入り温野菜、サラダ
昼:弁当(ごはん、ハーブチキン、焼ちくわ、トマト、煮豆、野菜)
夜:つけめん(中華)
煙草:0本

新ルール

2005-03-30 | 日常
ストレス過剰を避けるためにも、新ルール(自分ルール)を決定。

○ たまには我慢しない(食べ物)

これではあまりにまずいので、縛りを加える。

● 我慢しない、は週に一度まで。
● 節操を持って。我慢しなくとも、ムチャクチャもしない。
● カロリー表示のないものは買わない。確認する。
● プロフィール写真はマンモス西に。

で、今日は、どうしても気になってたヤマザキのコッペパン型メロンパンを購入。300kcalオーバー。うむむ…重い。ヤマザキのメロンパンは特にハイカロリー。味は、イマイチ。残念。

…などと、細かく悩んでみせておきながら、実は夜は送別会であることを思い出す。酒はビール一口程度ながら、揚げ物や油っぽいもの中心の食事。ドカ食いはしなかったけど台無し感いっぱい。だめな男や…

改めて思いましたが、飲み屋やそういった店のサラダというのは、油がたっぶりで、だから美味いのですが、サラダを食べてるからヘルシーということにはなりそうにありません。
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朝:ごはん、味噌汁,納豆+なめたけ、トマト、ほうれん草胡麻和え、子持ちししゃも3尾、セロリ+金山寺味噌
昼:弁当(ごはん、鮭、肉野菜炒め、トマト、カマボコ、キャベツ)メロンパン(347kcal)
夜:立食パーティ形式で高カロリーの食品群
煙草:0本

蕎麦

2005-03-29 | 日常
蕎麦が多い。
いつもなら大盛りにするところ。普通盛りなら少ないと思うから。でも、いざ普通盛りでも案外大丈夫。足りなきゃ、あとで食べ足せばいいのだ。
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朝:ごはん、野菜スープ,野菜とひき肉の中華風、目玉焼き
昼:とろろそば、海草サラダ、ハム入りマカロニサラダ
夜:鴨蕎麦
煙草:0本

外食の悪循環

2005-03-28 | 日常
今日は出張?でちょっと違う場所で仕事。
昼はコンビニで調達。食べる店が無いわけではありませんが、弁当屋や外食はカロリーが高く、コンビニで調達したほうがヘルシーになるのです。といっても、蕎麦+サラダというセットに限られてしまうのですが。
それだけだとちょっと侘しいので揚げパンをプラス。そしてそれまでのカロリー計算がパーに。いつもいつもコンビニ蕎麦セットだと侘しいので良いでしょう。

帰りは、ラーメンやマックやこってり系の店の並ぶ中、蕎麦屋に入る。ところが蕎麦を食事として出すのは昼だけで夜は居酒屋という店でした。蕎麦だけすするには大変居心地が悪く困りました。
味は悪くないけれど大変上品な分量だったので、もの足りなくて、パン屋で何も入って無さそうなガーリックフレンチを購入。食べると結構こってり。このへんの「少なすぎる」→「一品追加」→「多すぎる」というループが私の外食悪循環です。
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朝:納豆、なめたけ、ご飯、味噌汁(キャベツ)、冷奴
昼:そうめん、サラダ、あげパン
夜:オクラと山芋、卵の蕎麦、ガーリックフレンチパン
煙草:0本
その他;ミントタブレット、ガム、眠気覚ましドリンク

柴山先生

2005-03-27 | 日常
 
写真は朝食。

小学校の頃、柴山先生(仮名)というオバサン先生がいた。小太りで、しゃきしゃきとした、親しみやすく、でも恐い先生だった。子供たちからは慕われていた。
その娘さんが同級生で、後年、退職後の先生についてうかがう機会があった。糖尿病で入院していてぼろぼろらしかった。
糖尿病なので、食事が制限されているわけだけど、どこからか菓子類をくすねてはベッドの枕の下やポケットに隠していて難儀しているらしかった。隠し方も稚拙で、まるで子供だと。
元気で、子供らから尊敬される面しかしらない身からすると、あまりに切なく、悲しく、やるせない。

食後も、数時間が過ぎれば小腹が減ってくる。今日はスーパーに買い物に一人出かけたわけだけども、誘惑が多い。ジュースに軽いスナック菓子。食べると美味いだろう。そういえばポテチなんてしばらく食べてない。しかし突然よぎる柴山先生の思い出。僕もそうなるのか。その可能性は、ないとは言えない。でも今日はならない。

間食を断つことは、禁煙より難しいかもしれない。
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朝:マフィン×2,目玉焼き,ルッコラ,トマト,レタス(スティック)+金山寺味噌,バナナヨーグルト,紅茶
昼:チャーハン、豆腐ときくらげのスープ
夜:ご飯、味噌汁、こんにゃくとマッシュルームの甘辛煮、鳥と蓮根の煮物、オレンジ
煙草:0本

にがり(マグネシウム)が有効

2005-03-27 | 知識
マグネシウム(にがり)はインシュリンの作用に良い効果があるらしい。でも高マグネシウム食品とは、ピーナッツ、ヒマワリの種、アーモンド、ハシバミの実、大豆、パルメザンチーズ、カシューナッツ、チョコレート、ココア、ドライフルーツなどの『高カロリー食品』が目白押しなのでサプリやにがり水のようなものが有効らしい。All Aboutのコラムより。
『にがり』と糖尿病 - [糖尿病]All About
糖尿病とマグネシウム - [糖尿病]All About

タバコと糖尿

2005-03-27 | 知識
タバコと糖尿病の関連記事から。
禁煙が糖尿病軽減の第一歩 - [糖尿病]All About
『禁煙』は難しいわけでもなく、意志を振り絞って挑戦するようなものでもありません。ただつらいのです。ただただ苦しいのです。

名言っぽくもあり意味不明でもあり。でも妙に共感。
他に注目フレーズとしてはたった1本のシガレットが身体のインスリン作用を15%も低下させますというのがグサッとくる。それに、糖尿病は血管に影響する病気だから、タバコとの相乗効果は確かに高いだろう。逆に、(禁煙に)何回失敗したって再挑戦できるのですからと言われると、ああそうなんだ、できる範囲からでいいんだと思えてくる。

禁煙、やってみようかなぁ。

糖分ではなく総カロリーが問題

2005-03-26 | 知識
”糖”尿病なだけに、糖分は厳禁になる、と思い込んでましたが、それは私の誤解だったようです。ほかに「贅沢な食べ物は悪い」という通風と混同した誤解もあるようです。
糖尿病について
世間一般には「糖尿食」とは特殊な食べ物のように考えたり、味が悪く、薄味で不味いものとの先入観があります。
しかし、「糖尿食」とは「健康食」なのです。
何を食べてもよろしい、少しずついろいろな食品をバランスよく食べて合計カロリーの帳尻は多すぎないように、日々の労働に見合った量を標準体重に合わせて食べていただくものなのです。

なので、実は糖尿病は何でも食べれるということのようです。肉だろうがチョコレートだろうが食べれるらしい。ただ分量には注意が必要ですが。

でも糖分を多く含むものは当然カロリーが高いですし、贅沢な食べ物も、魚卵系や肉、脂肪を多く含む傾向があるので、やっぱりカロリー高くなるんで、単純に間違いとは言えないところです。
追加:砂糖菓子についての意見 
シルバーエイジの糖尿病食 - [糖尿病]All About
砂糖は血糖の源ですし、甘いものには栄養素が少なくて高エネルギーなものが多い欠点があります
Sugar blues(砂糖の憂うつ) - [糖尿病]All About
実はどんなに調べても砂糖が特別に血糖コントロールを悪くすることが証明できませんでした。むしろ、まっ白い小麦粉でふっくらと焼き上げたパンのほうが砂糖よりも血糖を上げてしまうのです。

お腹が減る

2005-03-26 | 日常
実際メニューを書いて見ると、ごく普通の食事。少なすぎない。今まで食べすぎだったことを反省。
それでも3度の食事前は腹が減り、間食を取りたくなります。

おかわり大盛り禁止。間食禁止。まずはそれを定着させることで、胃袋を小さく(というより普通に)戻そうと思います。
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朝:ご飯,野菜スープ,野菜そぼろ煮,目玉焼き,冷奴,オレンジ3/8,ミルクティー
昼:ご飯,グラタン,野菜スープ,ミルク
夜:ご飯,味噌汁,チキンハーブ焼,野菜スティック、ルッコラ+金山時味噌、プルーンヨーグルト

病院は来週以降

2005-03-25 | 日常
早速今週末にでも病院に、と妻に言った。
妻「4月になってから行けば?」
僕「なんで?」
妻「折角今行っても、4月に先生変わるかもしれないじゃない」
僕「!」
その通りだ。僕は土曜か日曜にしか病院に行けないから、勤務する先生のローテーションの表が変われば、担当先生も変わってしまう。
さすが妻はプロだ。冷静な上に、私と違って、病気に対して長期的ビジョンを持って考えている。
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朝:ご飯/味噌汁/山芋/納豆
昼:弁当/ヨーグルト
夜:もりそば