THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

Carl palmer.working LIVE- volume1&2(CD's)

2018-05-13 14:41:38 | free form space

プログレドラマーとしてカールパーマーほど、商業的成功を手にした人はいないでしょう。なんたって伝説的脅威のテクニカルトリオEL&P、そしてスーパーバンドASIAのメンバーですからね。
彼のキャリアが凄い!
クレイジーワールドオブアーサーブラウン(子供心にヒット曲ファイアは覚えています)、アトミックルースター、ELP、PM、ASIA、3、クワンゴ…。
中にはELP、ASIAでのオリメン再結成もあり。
で、このパーマーなるバンドは名前からもわかるとおり、カールのリーダーバンド。音楽性はわかりやすく言えば、ELPの曲を中心に取り上げて再現。ただ編成はトリオながらも、キーボードパートをギターが受け持っています。だから、よりロック的なアプローチでプレイ。でもあの難攻不落と言われた、複雑なるアレンジ構成を演じるわけですから、めちゃ至難の業。
ところがギタリスト、ベーシストはなんとロンドンはギターインスティチュートの先生だけに、この類いはお手のもの。サラッと弾きこなしています。しかも新たな解釈を付加してカッコよく、違和感なくね。
我々にとってはお馴染みの楽曲群を、新鮮なる響きを伴ってプレイ。
曲によっては、ギターがエフェクトをふんだんに使用。ベーシストは6弦をフル活用。
このライブはシリーズ化されて、DVDもリリースされています。
カールはスタジオ盤、そして来日に関しても意欲的。他にもあらゆるプロジェクトへ積極的で相変わらず元気です。
キースエマーソン、グレッグレイク、ジョンウェットンと盟友たちを近年相継いで失ったカールには、これからも彼らの分まで頑張ってもらいたいものですね。

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you're the inspiration/chicago(EP's)

2018-05-13 13:22:40 | CHICAGO

シカゴのアルバムで一番売れたのが「17」
プロデューサーのデビッドフォスターいわく「ちょっとオーバープロデュースかなあ」と言っていたけど、彼にとってもシカゴにとっても代表的な傑作。
誰も異論は唱えないでしょ。
ゲストミュージシャンも豪華。
もちろんアルバムも、立て続けに発表したシングルもヒット!
時流にのってプロモーションビデオなんかも制作して音楽番組にしょっちゅう流れていましたね。
お茶の間で連日気軽に海外バンドの動く姿が見れるようになり始めた頃。
まさにロックファンが洋楽バンドを身近に感じてきてワクワクしたありがたき時代。
で、「シカゴ17」から発表されたシングルは、デビッドフォスターの真骨頂サウンドとも言え、プロモーションビデオの追跡シーンが話題になった「スティザナイト」、ピーターとビルのツインボーカルが聴き応え満点の「忘れ得ぬ君へ」、パワーバラードの代名詞「君こそ全て」、インディジョーンズを思わせるプロモーションビデオと、アルバムとのバージョン違いダンスビートが最高の「いかした彼女」。
この時期にはすでに、脱退する気持ちが固まっていたピーターセテラ。
フューチャリングピーターの様相を呈していて、妙な違和感を感じていた11年ぶりの1984年シカゴ来日公演を見ていた私は「ああ、…だろうなあ…」と冷静に思いましたよ。

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