公示前最後の日曜日、2代目民主党政権・首相となった菅さんの出身地、宇部に入りました。
北南地区委員長の五島さん自らが、ハンドルを握り、前弁士・後弁士もつとめてくれました。
「新しく発足した菅新政権は、アメリカとの合意はそのまま推進する、「政治とカネ」の問題は2人の辞任で「ケジメがついた」と居直っています。加えて、大企業減税の穴埋めに消費税大増税・10%を、自民党と協力してすすめると言い出しました。
これまでの政治への反省はまったくなく、アメリカにはいいなりで、財界には追随し、国民には背を向ける。こうしたやり方を、絶対に許すわけにはいきません。日本共産党と力を合わせ、消費税大増税をストップさせましょう」と、訴えました。
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商店街の奥さんが怒りの声をあげていました。「鳩山さんと小沢さんが止めて政治がまともなると思ったのに、話が違いすぎます。いきなり消費税増税なんて、人をバカにするにも程がある。こんなことやられると、もう店はやっていけません。絶対にやめさせて下さい。もう共産党しかない。頑張って」と、激励や声援もあちこちで受けました。
発足以来わずか一週間、就任当時は歓呼に迎えられ宇部入りした菅首相ですが、「状況は一変している。期待した分、失望を通りこして怒りが広がっています」と、五島地区委員長。追っかけ取材していたマスコミ記者への談話です。
民主党と自民党、そしてあれこれの新党が、選挙に入る前から大企業減税の穴埋めのための消費税大増税で大連立を組みました。
日本の戦後の政治史でも極めて異常な姿。参院選で国民的審判下す時です。