DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

石の攻め方について

2018-09-28 23:32:15 | 石の攻め方

このページは5段までが対象です。

打ち込み対策を含めて、攻めに悩みを持っている人が結構いることがわかったので、

石の攻め方について書きます。

 

石を攻めるのにどのようにして考えていけばいいのか。まず失敗パターンを書いてみます。

攻め方の図が浮かばないので、とりあえず根拠を奪おうとする

           ↓

石の方向性がとんちんかんなので、小ヨセだけの手になる

    ↓

相手は要所を占める

    ↓

攻めになっていないだけでなく、地合いが悪くなる

    ↓

   負け ×

大体がこのパターンです。そして、強い人はよく攻めの利益は少しでもあればいい、といいますが、

その方針でいく人と、少し強くなって攻めでの利益がそこそこある人の失敗パターンは、

         攻めで少しの利益を得る

     ↓                 ↓

楽観して手が縮んで抜き去られる    1手の悪手で利益が吹っ飛ぶ

     ↓                  ↓

    負け ×              負け ×

利益は少しでもあればいい、という考えを成立させるには、実は前提条件があって、それは利益を

最後まで維持出来る力がある、ということです。ひどい言い方をすれば、5段までのアマチュア

には無理な話なのです。

アマチュアは、悪手を量産する機械と言っていいでしょう。ですので少々の利益では間に合いません。

ではどう考えればいいのか。答えは、

最大限の利益を得ることから考えるのです。攻めによる最大限の利益は、取ってしまうか、攻めること

で大模様が出来ることです。この考えから攻めをスタートさせるのです。とは言っても、そんなの

うまくいく訳はないだろ、と言われると思いますが、うまくいかなくてもいいのです。相手の反発

との折衝で落ち着いたところが、最適な利益を攻めで得られた状態になるのです。10目の得を目指したら、

20目の得は得られませんが、30目の得を目指せば、20目の得は得られる可能性が出てくるのです。

パターンにすると

取るか、攻め立てて大模様を作るかを目指す

     ↓

相手が反発する

     ↓

数字になる利益はないが、厚くなり、新たな地模様が出来る または相手に弱い石が出来る

     ↓

新たな模様に入ってきた石、または弱い石を攻める

     ↓

効率のいい地が出来るか、相手の地がなくなる

     ↓

    勝ち 〇

この考えのいい点は2つあります。1つは、取る手・模様を張る手にそれほど難しい手は多くなく、

着手を選びやすいこと。もう1つは、上達に直結すること、です。相手の反発に向かうわけですから、

力がつくのです。

実戦例で見てみます。

黒の立場で、今上辺に打ち込まれたところです。この状況では、大模様になるところが

ありませんから、取りにいくことを考えます。

取りにいくには、まず封鎖することを考えます。この碁では、ケイマの1手です。

白は中央を突破出来なかったら、級位者だと危ないかもしれません。

生きられても、厚くなったので、23と第2弾です。白がシノぐ間に、右上と右下の黒地が自然と固まります。

白が2と逃げてきたら、5として絡み攻めです。左辺の白が強いので、逃げられる可能性は

高いのですが、そこまで逃げないといけないとすると、黒は追っかけた石がそのまま黒地

を囲う手になりそうです。

実戦は、1と根拠を奪おうとしましたが、実戦では打ちませんでしたが、2と中央に逃げられる

とパッとしません。

この例のように、攻めでは取りにいくことから考えた方が、優勢になりやすいことがわかると思います。

石の攻め方については、連載シリーズにします。

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