DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

打碁の検討の仕方 201912

2019-07-13 22:56:54 | 打碁の検討の仕方

アマ本因坊県代表決定戦1回戦の碁で、私の黒番です。

相手は30代前半の若手のホープのようです。

参考図1

黒9の大々ゲイマに白10と開いたら、私はツケノビを打ちます。そうすると

参考図にあるようにキリを打つとこの変化は約束されており、下辺の白の開きが

中途半端な位置にあることに満足します。

参考図2

黒19の手は、参考図の流れが注文です。

参考図3

ハザマをついてきた時の理想図です。

参考図4

黒25では、LZ(LeelaZero)はさっさと封鎖しろと言っています。

参考図5

黒53では、参考図の1・3が形でした。LZは筋がいいですね。

これなら勝勢に近かったと思います。

参考図6

黒は57と卑屈に打ってしまいましたが、LZは1・3で良いと。確かに

はっきり左下が生き形になりますし。

参考図7

黒71では1とコスむのが急所のようです。

参考図8

黒77では頭をハネないといけませんでした。これで評価値が上がるわけでは

ないのですが、白はこのほうが後がうちにくかったと思います。

参考図9

黒81は当然のようでそうではなかったです。中央を先に攻めないといけなかった

ようです。

参考図10

107では参考図の1でこのラインが止まっていました。この手が見えていないので

はいけませんね。

結局非勢と思って中央の石を取りに行き、ほぼ取れていたのですが、詰めを誤って失敗。

中押し負けとなりました。

この碁は、負けた悔しさより、自分の弱さが客観的に見えた気持ちのほうが強かったです。

まだまだ精進しなければならないと思いつつも、まだまだのびしろがあるのでは、とも

思えた碁でした。



 


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