DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

何故勉強しても強くならないのか

2018-09-22 22:31:54 | 上達について

 

上達を目指して、日夜勉強されているかと思いますが、精一杯勉強しているつもりなのに、

なかなか強くならないという声をよく聞きます。というより、ほとんどの人が抱えている

ジレンマではないかと想像します。何故勉強と上達は直接リンクしないのか。

私の解釈は、

勉強 = 引き出しを増やすこと

上達 = 引き出しの取捨選択・活用が上手になること

です。知ってること・引き出しが増えても、使い方が適切でなければ強くならないのです・

昔から「定石覚えて2目弱くなり」と言われていますが、勉強もそうです。活用の仕方が

上達には重要なのです。

ではうまく活用するにはどうすればいいか。それは、打碁の検討をすることです。

アマチュアの場合は特に 負け碁の反省 がベストです。反省する時は、どうやったら

勝てたのか・勝つチャンスがあったのか、引き出しをフル回転して何とか知恵をだそうとします。

この作業を繰り返すことで、引き出しの活用が上手になり、上達に繋がっていくのです。


実戦が多くても強くならない人がいるのは何故でしょうか。それは同じ引き出しで同じ順番で碁を打つからです。

上手と打つのがいいのは、引き出しが増えるだけでなく、その引き出しの活用も学ぶことが出来る可能性

が高いからです。