蕩減の真の意味

「償い」ではなく「赦し」

「蕩減」の間違い

2021年09月09日 | 解説

復帰原理概観(42:55~)(画像クリックで動画起動)


「蕩減とは、『蕩』は『誤り』、『失敗』です。失敗したものを減じて元に帰ってくる…。
『放蕩息子』『遊蕩三昧』の『蕩』。それを『減』ずる。」
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この「蕩減」及び「蕩」の説明は全くの間違い。
また統一教会は「『蕩減』は「統一教会独自の用語」と言うがそれも全くの間違い。

「蕩減」という言葉は韓国では頻繁にマスコミに登場する金融用語である。またキリスト教会に於いて説教の題目として頻繁に登場する。それは聖書の中にも頻繁に登場するからだ。故に、このような初歩的に間違ったことを言い続ける彼らは皆「まともに聖書を読んだことも、教会に通ったこともない」ということが判る一例なのだ。

    ★ 「蕩減」Wikipedia 
    ★ 「蕩減」の間違い INDEX 


■「原理講論」の「蕩減」の定義
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(一)蕩減復帰原理(1)蕩減復帰
「どのようなものであっても、その本来の位置と状態を失ったとき、それらを本来の位置と状態にまで復帰しようとすれば、必ずそこに、その必要を埋めるに足る何らかの条件を立てなければならない。このような条件を立てることを『蕩減』というのである。」

"When someone has lost his original position or state, he must make some condition to be restored to it.The making of such conditions of restitution is called 'indemnity'."
  ※「indemnity」=賠償、賠償金 ⇐「蕩減」の訳として使われている。.
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★これを見た韓国語教育の第一人者と言われる金東俊神田外語大名誉教授は「これは間違い」と明言した。

     ★「蕩減」の意味を金東俊教授に聞く
     ★金東俊教授が原理講論の「蕩減」を訳す

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■林恵子著「統一原理への架け橋」(広和)より
 「蕩減とは償い、罪滅ぼしという意味です。」

■魚谷俊輔著「統一教会の検証」(光言社)より
 「一般的なキリスト教の概念で『蕩減』に近いものを挙げるとすれば、懺悔や罪滅ぼしのための苦行を意味する『penance』を挙げることができるであろう。」
     ※『penance』
      1.ざんげ。後悔。(罪の償いのための)苦行。
      2.〔カトリック〕 告解の秘跡(ひせき)。
      3.いやだがしなければならないこと。 苦痛なこと[仕事]。

■英国宗教学者ジョージ・D・クリサイディス著「統一教会の現象学的考察」
「統一教会は、救済は信心(プロテスタント)や行い(カトリック)によって
 得られるのではなく『蕩減(indemnity = 賠償金)』によって得られるとする。」
  ※ 英語版原理講論では「蕩減(本来は「赦し」)」を「indemnity(賠償金)」と訳している。
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★ これらも全くの間違い。



★「蕩減(탕감)」の本当の意味。

  =ある債務者が多額の負債を負っているとき、債権者の好意によってその中の一部を返済することをもって全額を清算したと見なすこと。

この文章は「より小さいものをもって蕩減条件を立てる方法」となっているがこの文章自体が間違い。「蕩減」自体が「減償」を意味する言葉。

     ★「蕩減復帰」の間違いを正す

韓国では「蕩減」の意味を常識的に知る知識人、クリスチャンが多い反面、国家的漢字廃止の影響で知らない人も老若男女を問わず多い。
著者・劉孝元氏も知らない側の一人。「蕩減」の原義を正確に答えることが出来たのは文教祖と李相憲氏の二人だけだった。

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           【INDEX】

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