「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

ひとりごと<112> 歯周病・・・・③

2005年12月06日 | つれづれ
 以前にUPした私の歯周病治療が先月で終了した。

 歴然とした違いを実感できる快適な口腔環境を手に入れ満足している。

 さて、十数年ぶりの歯科受診であった為、当初から「悪いところがあったら、この際全部治療して下さい!」とお願いしてあったのだが、ドクターがやおら切り出した。

 ドクター>「ぐるくんさん、この奥歯の治療はいつ頃しました?」

 ぐ>いやぁ~覚えてないほど昔です。

 ド>「そうでしょうね~。 最近じゃ使わない詰め物だから・・・」

 ぐ>はぁっ?

 ド>「この銀の詰め物には水銀が入っていて、最近は使わない物ですね。」

 ぐ>水銀???

 ド>「少し周りも変色が見られるから、やり直しましょうか?」

 ぐ>そうして下さい。


 こうして昔昔に治療した銀のかぶせ物を取り、交換する事になった。

 ドクターは最近使われないと言う水銀が含まれた素材について詳しくは話してくれなかったが、年寄りの先生などまだ使っている人もいるからと、怪訝そうな顔をしていたであろう私に心配させないよう言葉をかけて治療に移った。

 
 でも、「水銀」なるものが、こうも身近に我が体内にあったとは・・・

 なんとなく気になる。

  
 調べてみると、歯科用合金の中で「アマルガム合金」と言うのに、水銀が含まれていた。

 かつては成分の55%が水銀の「アマルガム合金」が汎用されていたが、現在は3%以下にJIS規格で決められているそうだ。

 この「かつて」がいつ位の年代なのか知りたかったが未確認だ。

 「アマルガム合金」は水銀・銀・スズ・銅・亜鉛などの合金で口腔内の充填用として使用されている。

 健康保険適用の素材で広く使用されている材料だが、辺縁部分が破損しやすい事、二次虫歯の発症頻度が高い事、また水銀による人体と環境へのが懸念され、最近は使用する歯科医が少なくなっているそうだ。

 また、金属アレルギー発症の原因としてマークされている。

 幸い私は金属アレルギーに今のところなっていないが、自分の口の中で、治療の名の下、「水銀」を抱えていたなんて・・・ショックだ。

 但し、歯科用の「水銀」は「無機水銀」だそうで、有毒な「有機水銀」では無いそうだ。

 化学に疎いのでこれ以上の追求はギブアップなのだが、無機から有機へと化学変化はしないんだろうか?

 ともあれ、私の口の中の水銀は取り外された。


 

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