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日本の貨車

2008-05-24 | Weblog
日本製のNゲージ貨車にひとこと。前々回書いたように貨車ファンなのです。現在のようにコンテナ貨車ばかりになる前、さまざまな貨車があった時代。鉄道の歴史の中ではそうした時代のほうが長いのですが日本のメーカーではごく一部しか商品化されていない。中でもいちばん多くの車種をリリースしているのがKW社。次いでKT社、MA社かな。しかし、このKW社製品、金型が古すぎるのか、見るに耐えないバリが出ているものを平気で売っている。木造貨車を出しているのはこのメーカーだけなのでとても残念。さらに二軸貨車の軸受けやブレーキは重要なディテールなのに流用と省略は目に余る。おまけにセット売りしている車両のナンバーがみな同じというにいたってはお客をナメているとしか思えませんね。スケールモデルというつもりで作ってないのでしょうね。黒い箱が連なっていれば貨物列車に見える、程度の感覚なんですかね。中学生のころ最初に買ったHOゲージはこのメーカーのもの、愛着がある分失望も激しい。何両か買ったもののすべてがっかり。むろん写真を撮る気もおきない。
他のKT社、MA社はマシですが戦後の貨車に限定されている。日本貨車の特徴であるブレーキが省略されてないのは進歩だけれど、妻面のブレーキサイド表示やレタリングが省略されているKT社はいま一歩。そして、声を大にして言いたいこと、なんでワムやテムの扉が開閉できないの!micro_train社のボックスカーもFLEISCHMANNもMINITRIXの貨車も海外製品はほとんど開閉できるよ。ディテールではMA社がいちばんだと思うけど扉の開閉は考慮外か。それから、タンクロコのおまけに貨車をつけるのやめて欲しい。なんでC-10と一緒に石炭車が付いているのかわからない。そんなことするならC-10の特徴である機関車本体、水タンクのリベットを再現するコストにかけて欲しいと切に思う。

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