校長室日記(グァテマラ日本人学校in中米)

校長が見た①グァテマラ日本人学校の様子 ②教育情勢などを随時お届けいたします。

修学旅行③~買い物体験~

2015年07月20日 | 校外学習
 ホテルにチェックインをする頃…、どしゃ降りになりましたが、キャノピイーが済んだ後ですから、大雨もさほど気になりません。「むしろ、明日の朝は良い天気になる」と決めつけるほど。
 しばらくの間、ホテルの敷地内にある「アティトラン湖博物館」の見学。宿泊者ですから見学料は無料です。そこでは、アティトラン湖の誕生を知り、先人が残した土器などの展示品を観ました。
 見学が済む頃には小雨(なんてこの子達は運がいいんだろう!)になり、「買い物ツアー」に出かけました。サンタンデール通りを散策しながら、自分が欲しいもの、お父さんやお母さんへのお土産etc...お目当ての品選びをする子ども達。その様子を観察していると、はじめは言い値でお金を出そうとする子もいましたので、付き添っている教師が思わず「ちょっと待った」。「こうこう、こうして買うこと。最終的には半値をめざす」というようなアドバイスを受けました。その後は、値段の交渉も楽しみながらやっているようで、持参した小遣い Q300を大事に遣っていました。

 雨もすっかりやみ、次は、みんなで楽しんだ夕食(写真↑)です。メニューは、グアテマラの郷土料理のひとつである Pepian(ペピアン)でした。手が込んでいるこの料理は、お肉と野菜を煮込んだシチューのようなものです。この日のお肉は Pollo で、トルティーヤと一緒に食べました。
 会計で活躍したのは Sさん。スペイン語でお店の人とやりとりをすることができました。普段はお父さんやお母さんがされるので、買い物やレストランでの支払いもそんなには経験がなかったのかもしれませんが、「やればできる!」大きな自信になりました。

 食事が済むと、ホテルに戻る予定だったのですが、Sさんが買った帽子があまりにもかっこよく見えたようで「僕らも帽子を買いたい」。そこでホテルとは反対方向に歩き、Sさんが購入したお店に行って、3人の男子が帽子を購入。値段の交渉ももう大丈夫です。少しの時間でしたが、「買い物体験」をとおして大きく成長した子ども達をみることができました。


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