2006年、アメリカ作品
出演: ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ他
空港の人気のないロビーで、人生に疲れたような青年が一人。
そこに謎の車椅子の男(ブルース・ウィリス)が現れ「時があった」と青年に言う。
そして20年前の八百長のダービーがもとで皆殺しにされた家族の話を語り始める。
一方、さまざまな不運にみまわれたスレヴン(ジョシュ・ハートネット)は、NYに住む友人ニックを頼って彼のアパートにやってきた。
ニックが不在の中、シャワーを浴びていると、向かいの部屋に住む検視官リンジー(ルーシー・リュー)がニックを訪ねてくる。
意気投合するスレヴンとリンジー。
リンジーに魅かれ「悪いことばかりではないんだな・・・」と思っていた矢先、ニックと間違われたスレヴンはギャングに拉致されてしまう。
そして「貸した金が払えないのなら、ある人物を殺害しろ」と命令されてしまう。
猶予は三日間。
断れば殺されるだろう。だが自分に果たして人殺しが出来るのか?
スレヴンは本当に運が悪い男なのだろうか・・・?
いや~ビックリしたわ!!
なにがビックリしたって・・・
ジョシュ・ハートネットがとっても素敵になっていたから!!!
そしてブルース・ウィリスやモーガン・フリーマン、ベン・キングズレーとは全く違った味のある、いい俳優になっていたから。
もっとかっこいいクールな写真があったが、載せたらネタバレになるので。この可愛い写真で勘弁を。
血生臭い場面続出だけど、全然危機感が感じられないジョシュの「のほほーん」とした雰囲気のせいか、テンポがいいわりにまったりしているというか、まったりしている中にスリルがあるというか・・・なんとも不思議な感覚。
前半は彼の腰に巻いた、いつ落ちるとも知れないタオルがおかしさを増長させていてコメディっぽい感じだ。
そしてスレヴンとリンジーの二人だけ観ていると「これはラブストーリーなの?」と思えるような微笑ましい可愛さも含んでいたりして、いろいろな味が楽しめる面白い映画だった。
意外や意外、なかなかお似合いの二人。ルーシー・リューがキュートで可愛い。
冒頭はなかなか物語に入り込みにくい感があるが、中盤からのテンポの良いストリー展開や、思わず笑ってしまうようなウィットに富んだセリフなどにひき付けられ、後半まで一気に物語に引き込まれてしまった。
後半の何転もする展開、重層感は思わず拍手を送りたくなるほど素晴らしい。
それぞれの俳優の演技の巧みさにも舌を巻いた。
どの俳優も飛びぬけて目立っているわけではなく、物語にきちんと溶け込みながらも、きっちり自分の色は出している・・・そんな感じだった。
特にモーガン・フリーマンとベン・キングズレーが二人だけになってお互いを責め合う場面。悪党役の二人の表情がこれまた見ものなのである。
それからところどころに出没するブルース・ウィリス。
セリフは少ないものの、つかみどころがないクールな男を巧く演じている。
スタンリー・トゥッチも出番は少ないが、独特の存在感があった。
彼にあんな結末が待っているとは思いもよらなかったが。
ラストにも意外な展開が待ち受けている。
しかも男たちの心に秘めた思いがちょっと垣間見れて、ほろりとくる。
以下ちょっとネタバレ。
20年前、情によって男はぎりぎりのところでスレブンを救った。
男はスレヴンがリンジーを救ったのを、昔の自分の姿とだぶらせたのかも知れない。
あの時計は父親の愛だけでなく、スレヴンを見守ってきた男の深い思いも込められているのだろな。
正しくはルーシー・リューにしてはキュート、だと思うのですが。笑。
それにしても借金が多いってことだけで殺されちゃうニックは不憫です。。。
普段なら観ない類の作品なのに、
何故か、「ジョシュを観よう」とかいう理由で観に行ったわたし。
いい男への嗅覚は年々威力を増しているのかもしれません(笑)
ユルいような、スピーディなような、可笑しいような、切ないような、
本当に不思議な雰囲気の作品でしたよね。
俳優陣も、それぞれがいいバランスで調和してる感じでした。
女性(特にオバサンブログ)の間では、あの腰タオルのことは
必ず話題に上がりますね。
前半は、ハラハラしながらも目が釘付け!
悠雅オバサンが注目してしまういい男が、またひとり増えたかな?
私は普段はこの手の顔はどうも・・・なんですが、この映画の彼はよかった。
テンポのいい展開でラストもほーっとうならせる。なかなか憎い演出の映画でしたね。
けどなんでラッキーナンバー”セブン”に変えちゃうんでしょ?”スレブン”という原題、結構いいなと思ってたんですが。
ジョシュって素敵(人^~^*)
ルーシーとのボンドの話しもオシャレでしたねぇ。
美術的にも印象的でしたね!
え~ルーシーなかなか可愛かったじゃないですか!
でもせぷさんはルーシーじゃ萌えないんですよね(笑)。
そうそう、ニックは可哀想でしたね。
変なおっさんの話を聞いてやったのにあんなめにあうなんて・・・。
人生何がおこるかわからないってことですかね。
いや~ジョシュ意外とというか、かなりよかったですね。あの髪型がよくなればもっと人気もでるような気もしますね。
それになんだかおっとりというか、変に浮き足立っていない落ち着きが感じられて大物になる予感もします。
やんちゃな男の子もいいですけど、こういうまったり系もなかなかの魅力ですね。
タオルはやっぱりスクリーンに向けてはずして欲しかった。で、すんでのところでやっぱり見えない・・・てのが理想です(笑)。
映画は不思議な雰囲気でしたね。私はラビの息子がいい人っぽかっただけに、ちょっと可哀想な気もしましたが。
あら、こういうお顔はダメですか?
私は彼の顔は好きな方なんですが、どうも髪型が好きになれませんでした。今回の髪型でもまだちょっと不満なんですけど。
映画は皆さん面白いとおっしゃるので、実はかなり期待していたのですが・・・期待どおり面白かったですねえ。内容をあまり把握しないまま見にいったのもよかったのかもしれませんが。
そうそう!ボンドのところは笑えましたね。
ティモシー・・・そうきたかって(爆)。
予期していなかった答えでしたもの~!!
でもああいう場面はほほえましくていいですね。
『ディパーテッド』は見る予定&ヒマがないので、なぎささんのレビューで見たつもりになることにします。
元が秀作なだけに、リメイクってやっぱり難しいんでしょうかねえ。
見逃してるなあ。
ルーシーは、いつもかなりインパクトのある強気な役ですが、こちらではキュートなんですねえ。
ちょっと想像つかない・・・。
個人的には、ブルース・ウィルスが結構好きです。
はやくDVDにならないかなー!!
これnouilles-sauteesさんが面白いって教えてくれたので見てみたのです。
なんだかね~あの「インサイドマン」に近しい「まったり感」があって・・・でもあれよりは多少血生臭いけど、面白かったですよ。
ブルース・ウィリスは渋くてかっこよかったですよ。
なんだかいい感じで年をとったなって思いました。
DVDになったら是非ご覧になってください。
ジョシュも可愛いですよーん♪