オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「バンテージ・ポイント(Vantage Point)」を観てきました

2008-02-28 02:04:25 | 映画・DVD【は】
↓ノリエガに惚れて苦節16ヶ月(短いじゃんか)。



やっと彼をスクリーンで観れる日がやってまいりました(感涙)。
「バンテージ・ポイント」でございます。
ジャパン・プレミアとか言うけど、勿論お目当てのノリエガは来てませんでした。
つか出演者一人もおらんて~~!
単なる試写会じゃんか~と思いながらも、ノリエガをスクリーンで観れる嬉しさに浮かれ気味のワタクシ。




2008年、アメリカ映画


スペインのサラマンカ。
テロ撲滅サミットに出席するために、訪れていたアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)が広場の大衆の前で狙撃された。
そしてその後、広場に爆音が轟き、あたりは血の海となる。

広場で大統領が撃たれるのを目撃したのは8人。
だがそれぞれが見たものは微妙に食い違っていた。



大統領の警護にあたっていたシークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、犯人を追い始めるのだが、そこには意外な真実が隠されていた。


いや~~面白かったです。
何度も23分前(だっけ?)に戻って、大統領が撃たれ、広場で爆発が起きる場面が繰り返されるのにちょっと辟易したけれど、8つの視点がばらばらなようでいてちゃんと繋がっている(当たり前か)のには感心したなあ~~。
そしてそれぞれの心理描写がちゃんとなされていて、単なるサスペンス・アクションにとどまっていないのもすごい。

スリリングなストーリー展開に一瞬たりとも目が離せず、スクリーンに釘づけになり、気がついたら前のめりになって観ていた。
まったりした映画も好きだけれど、どうやらワタシはこの手の映画の方が好きらしい。
テロを非難するだけでなく、アメリカのあるべき姿勢を示唆するようなアシュトン米大統領の台詞もよかった。
デニス・クエイド、ウィリアム・ハート、フォレスト・ウィッテカー、シガーニー・ウィーヴァー、そんでもって愛しのエドゥアルド・ノリエガ・・・と出演者はちょっと地味目だけど、彼らのいぶし銀の演技が光る。
特にデニス・クエイドは「以前撃たれたことがあり、トラウマ状態になっている」バーンズを圧倒的な存在感で演じてくれた(ちょっと暑苦しかった)。
泣き笑いしそうな顔のフォレスト・ウィッテカーも相変わらずよかったわ~~。
観ていて車酔いしそうなハイスピードなカーアクションシーンは一見の価値アリです。


ノリエガは目撃した8人のうちの1人、覆面警察官エンリケの役。
この8人というのはどれも重要で(当たり前か)、1人でも欠けたら話にならんのだ。
今回は走るシーンが多かったからノリエガも大変だったろうなあ。
しかし、どこのサイトを見ても彼の扱いが小さいのは悲しい(涙)。
というわけで、ここでだけは大きく取り上げてあげよう。


これは先日アメリカで行われたプレミアの時の写真らしいです。


デニス・クエイドと。
ノリエガの方がうんと年下なのに、おっさん度があまり変わらなく見えるのが悲しい・・・。
そして乳もみしそうな手つきがいやらしい・・・。


コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする