オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「嵐が丘」

2005-10-30 04:50:29 | 映画・DVD【あ】
「光が丘」とか「緑が丘」とかみたいに、日本の地名になりそうなタイトル「嵐が丘」。
今回は「ジェイン・エア」に続いてまたまた文芸ものを見た。

ヒースクリフ:レイフ・ファインズ
キャシー/キャサリン:ジュリエット・ビノシュ

余りにも有名な「農場主の娘キャシーと養子ヒースクリフの愛と葛藤」の物語でありますね。
わたくし、実は「ことの終わり」で見たレイフ・ファインズのスケベっちく、しつこいストーカーまがいの役にちょっと拒絶反応をおこしまして(愛故と言えば聞えはいいけど…。見ていて非常にイライラしたの。だってレイフ、ねちっこい役がうまいんだもん)、ずーっと彼の映画は見ないでいたのです。だから彼の映画を見るのはすごく久しぶりなのでした。

いや~、またまたねちっこく濃い~い役でしたわ~。
キャシーの兄ヒンドリーに虐げられ、おまけにキャシーにまで「他の男と結婚する」と言われ、根性ひんまがり復讐の鬼となってゆくヒースクリフをレイフ・ファインズがみごとに、そらもーねちっこく演じてました。

しかし


か…かっこいい…


なんということか…こともあろうに私は今回そんな彼をかっこいいと思ってしまったのでした。あの愛と苦悩に満ちた悲しい瞳を美しいと思ってしまったのでした。
むむむ…どーしたことか…。やばいよこれはかなりやばいよ~(^^;) 。
ちょっと彼の他の作品も見たいな~なんて気になってきちゃったのでした。
彼の演技、粘着質故に一度好きになったら、なかなか離れられないのではないかしらん?とちょっと心配…。

映画は「年齢的(見ため)に無理がある」場面がありましたが(どー見ても18にゃー見えないってば。ジュリエット)、グイグイ引き込まれたわ。
やっぱり男女のドロドロ劇は見ていて面白いなぁ(人ごとだからね)。
ジュリエット・ビノシュ、若い役には無理があったけど、とっても綺麗でした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする