とうとう買ってしまったリコーCX4と革張りグレードアップ その2
ここの二三日、春の珍事か妙な事が起きている。計画停電という原因もあって、ヒカリ電話のルーターがエラーになったりもした。
今日不調になったのは、配線もないエアコンのリモコン。パソコンでは、無線キーボードがエラーになり、古いパソコンがCMOSクリアになっていた。
無線キーボードは、電池を入れ直して再起動したら治った一方、PCのCMOSクリアはボタン電池が消耗しているに違いない。エアコンのリモコンは本体の電源コンセントを抜いてリセットしたからなのか分からないがそのまま治った。
どういう訳だか春になるとこんな時もある。
さて、リコーCX4。
こういうコンパクトカメラでは、昨年の夏に買ったSONYのサイバーショット DSC-HX5Vの様に、事実上フルオートを基本として何でもそこそこ撮れるというカメラが多い。そして、そう言うコンパクトカメラを補正したりして撮ろうとするとフジのFinePix F200EXRの様にかなり面倒な操作が必要であったりする。
それで苦労して撮った写真がオートと変わらないでは、種々のマニュアル操作というのが馬鹿馬鹿しくなる。それだけオート機能が優秀と言うことでもあるものの、マニュアルの部分はオマケであって、その制限が大きいということが多い。
特にDSC-HX5Vでは、印刷するということを前提に作られている様な部分がある。この場合写真は明るく撮れ、補正をしてもほとんど変わらない。
フジのFinePixなどの場合は、「お店プリント」をするという前提で作られている部分があって、全体的にフジのプリント機械補正の余地を残しているのが特徴である。(補正されない設定もある。)
そう言うオート専門機と対極になすのがこのリコーCXシリーズと言える。
そうかと言って、完全マニュアルではなくとマニュアル補正の余地を充分残したコンパクトカメラと言うことになる。
従って、大方カメラ任せという感じはフルオート専用の様なものと変わらない。
こんなことは兎も角、今回は多少グレードアップしてみようかと思って「RICOH デジタルカメラ CX4 用貼り革キットライカタイプ」を買って貼り付けてみた。
ライカタイプの黒では、
4044・4044-1マット ‥‥ライカのマットシボ
4008‥‥‥標準タイプ(小さめのシボ)
4034‥‥‥光沢感があってシボの粒が大きめのライカタイプ
4102‥‥‥レンズの外周部として使用されているダイヤ柄のシボ
8010‥‥‥クロコブラック
色物は、
8030‥クロコブラウン、8080‥ウッドブラウン、その他。
今回は、標準タイプの余り光沢のない小さめのシボのものを選んでみた。
張り方は、台紙の裏に書いてある。しかし、貼る前に一度合わせてみるというくらいな事はした方が良い。
なぜなら、余りにぴったりと貼れるので少しの余裕もないからである。
貼って行くのは右内側のレンズよりの方が分かりやすい。なぜなら、この部分は「ぶき」でも一分の隙もなくしっかりと貼れるからである。
‥‥とはいうものの、部分を貼り始めて一回剥がして張り直した。
問題なのは、次の右外側。この部分はある程度自由度があって、ストロボ側が上手く貼れないかもしれない。
それでも、拡大しなければ分からない程度にはしっかりと貼れるから心配なくても良い。
小生が貼ったものも見た目では分からないものの少しずれている。しかし、元々メーカーでシボ皮が貼ってあるカメラでも多少のずれはある。
レフトコーナーロングパーツの部分。
これを貼ると後から皮を張ったという感じが強くなるのと、カメラデザインとして良くない。
出来れば、レンズ左側からサイドに回り込む革張りの方がスッキリしていた様に思う。
そんなことは誰でも思い付くことだから、多分レンズ端が剥がれやすいという理由だったのかも知れない。
いずれにせよCX4に貼り革キットを貼るとグッと高級感が増す。
そして、誰か見ても後から皮を張ったとは思えないほどなのは、元々革張りを想定して設計してあったのかも知れないとも思ったりして。