書道家Syuunの忘れ物

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11秒、爆速起動・Windows8パソコンHP ENVY Ultrabook 4-1100の謎を解明

2012-12-10 21:17:54 | 日記
11秒、爆速起動・Windows8パソコンHP ENVY Ultrabook 4-1100の謎を解明



HP ENVY Ultrabook 4-1100というノート型パソコンは、元々高性能でCPの高い製品として有名である。
このUltrabook 4-1100の起動に11秒しかかからないのには驚いたものである。
Windows7のパソコンでは、SyuunのSSD×2・RAIO0の自作パソコンでも起動に22秒がやっとで、ノート型パソコンだと25秒が切れるかどうかというところである。
それでなぜこんなに速いのかということを、マイクロソフトの専用検証ツールを使って調べてみることにした。



近年パソコンのレビューアーもWindows8に不慣れなのか、どうも昔ながらのツールしか使っていない様に思われる。従って敢えて使うのは、Microsoft Assessment Consoleである。



この中のStartup and Shutdown Experienceというテストで非常に時間がかかるものがある。
実際は、3つのテストを行ったので、それだけで半日以上の時間がかかっている。
この中で注目するところは、Boot performance(Fast Startup)というテスト。



このHP ENVY Ultrabook 4-1100は、BIOS Initializationで2.339秒しかかかっていない。
ここでHDDやSSDに依存しないTotal Bootは、9.753秒でWindows8の基準を満たし、より速く起動する可能性を示している。

このようにBIOS Initializationが速いと言うことは、HPではUEFIを大分改良したのか元々もそうであったのかわからないが、かなり力の入ったパソコンであることは間違いない。
こういう風にUEFIでNativeにWindows8をインストールしてPost時間を短縮するということは、Windows8にアップグレードでは出来ないことである。
(当然、アップグレードではセキュアブートには対応しない。)





現状の自作デスクトップパソコンのマザーボードメーカーでもBIOS Initializationが2秒を切るものはまだ少ない状態でもある。

ここで、HP ENVY Ultrabook 4-1100の記憶域はHDDとアシストドライブのSSDという組み合わせで、HDDのベンチマークでもハッキリとその効果が現れている。






次回以降に、Microsoft Assessment Consoleの他の検証とリカバリーなどに関して考えてみたい。

いずれにせよHP ENVY Ultrabook 4-1100というパソコンは、Ultrabookというノート型パソコンのうちで最速の部類のものであると思われる。








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