書道家Syuunの忘れ物

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真実の満洲史【1894-1956】と映画に見る歴史

2013-06-30 00:30:08 | 映画、書評など


月末になって、購読しているパソコン専門誌が送られてきた。新CPU・Haswellの特集である、しかし、思ったより痒いところに手が届かないというか、そんなことが書いてあってもどうするのか、と言う記述が多かったりする。
自作のデスクトップ型パソコンで、オンボードグラフィックスを使うなどあり得ないのでこの部分は多少書いておいた、ということにはなっている。
この新CPU・Haswellももう既にノート型パソコンでは前掲のように試している。ところが使っているのが事実上Intel Graphics4600ではなく、Optimus技術にはなっているとはいえNVIDIA GeForce GTX7xxM。
Haswellというありがたみも余り感じない。

最近妙に歴史問題と言うことが改めてクローズアップしている。それでその歴史問題に関しての最近の本を読んでみた。
真実の満洲史【1894-1956】  [単行本]宮脇淳子 (著), 岡田英弘 (監修)
嘘だらけの日中近現代史 (扶桑社新書) [新書]倉山満 (著)
嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書) [新書]倉山満 (著)
こちらは、昨年。
真実の中国史【1840-1949】 [単行本]宮脇淳子 (著), 岡田英弘 (監修)
(参考エントリー・「真実の中国史【1840-1949】宮脇淳子・著を読む」2012.5.21)

「真実の満洲史」は、「真実の中国史」の続編と言うことになっているが、「満州史」は倉山満氏が構成を誘導しているので本の形式が全く違っている。
逆に「真実の満洲史」がどうしても「嘘だらけの日中近現代史」に多少にてくる感じがある。
この「嘘だらけの日米近現代史」は、結構辛口の毒が一杯入っている。
ところがそこまで書くのなら、感謝祭(Thanksgiving Day)はNativeアメリカン(インディアン) 虐殺の歴史(猿谷要 他・インディアンにとっての感謝祭)を入れるべきだったりする。
もう一つは、映画になったリンカーン。奴隷解放とは、南部の奴隷解放で北部州の奴隷解放は後の話だったこと。
そして、南北戦争というのは戦争が膠着状態だった時に、この黒人義勇軍部隊が何十万人も誕生して南軍を圧倒したのが勝利の元だったことなど。(映画「グローリー」1989)

それはともかく、書道の先生は漢字の本場は中国だとか、墨絵の本場も中国だとかいう。今の共産中国は、中国5千年の歴史と言っているが、この「真実の中国史や満州史」を読まなくとも冷静に考えれば精々60年である。
しかし、この冷静に考えるというのが分かっていても思いつかない「コロンブスの卵」である。
中国では「漢民族」というが民族がつくと別の意味になるので「漢族」というのだそうな。
ここでは、紛らわしいので漢民族としておくが、この漢民族は三国志で有名な後漢の後の三国時代には絶滅したと書かれている。
(参考エントリー・「真実の中国史【1840-1949】宮脇淳子・著を読む」2012.5.21)

漢の成立時代に楚の項羽は、人民を殺しまくったのは有名だし、後漢の光武帝は反対勢力の掃討戦に10年を要し、戦乱のために人口が激減したのは有名である。
それで今は、古代から続く漢民族ではなく、漢族というのは漢字を使う人と言うことらしい。
日本の音訓のうちの「音」というのは古代中国の発音そのままで、中国では異民族国家が続いたためにその後変化したとも書いてある。
この話は以前に漢詩に関して聞いたことがあり、日本というのは古代中国の文化がそのまま「パッケージ」として残っている。
遣隋使、遣唐使で仏教を日本に伝えたと言うのも、唐時代というのは仏経典を持ち出すのは禁止であって、見る、写すのにも許可が必要で通常は何も出来なかったという。
これは映画「空海」(北大路欣也・昭和59年)のシーンでも中々経典が見られなくてというシーンがある。
だから仏経典は、懇願して内緒で幾日か借りてそれを留学生が集まって写してしまったという。

いろいろと歴史で断片的に教えられたことというのは、よく租借しないと全く分からないこともあるものである。


カメラメーカー: NIKON CORPORATION
カメラモデル: NIKON 1 V1
レンズ: 1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6
焦点距離: 11mm (35mm 換算焦点距離: 29mm)
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.0010 秒 (1/1000)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)


その昔、学校から帰ってきてテレビを付けると毎日やっていたのが、勝新太郎が二等兵になって演じた「兵隊やくざ」1965年(田村高廣とが主役)。
ウィキぺディアを見ると「昭和18年ソ満国境を舞台」とあったが、それは余りよく分からなかった。
この映画では、実は戦闘シーンというのはない。八路軍が攻めてきたと出動すると、逃げてしまってそのまま帰ってくる。
そうでなければ、偵察での定期出動でも敵兵を一人も見なかったりという、のんびりとした人間模様が描かれていた。
この昭和40年というのは、戦争に行った世代がまだ現役で仕事をやっていた時代。
昭和42年まで教わった数学の教師は中国戦線で元陸軍大尉だったし、英語教師は中尉だった。高校の現代国語の教師は元陸軍少尉で、南方の島に駐屯していたと話した。
海軍特攻隊(多分・回天-人間魚雷)の生き残りが小学校の教師にいた。

今から思えば、この映画「兵隊やくざ」の映画のシーンというのはかなり実相に近いと言うことがよく分かってくるものであった。


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