書道家Syuunの忘れ物

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カシオ・EXILIM 10th Anniversary EX-ZR1000BSA( EXILIM EX-ZR1000)を買ってみての感想

2013-04-12 18:27:03 | デジカメ関係


カシオの「EXILIM・10周年記念モデル」。
「EX-ZR1000」の限定カラーリングと本革ケースのついた、EXILIM 10th Anniversary EX-ZR1000BSAを「本革ケース」に惹かれて3月に買ってしまった。
買った値段はおよそ30,000円で、ケースだけで6ー7,000円するので本体は23,000~24,000円というお買い得製品。
カシオのカメラを買うのは初めてで、カメラ屋で一見SONYの新型かと思ったくらいこの手のカメラによく似ている。
これが昨年秋に広告会社がブロガーに書かせた記事で、なにやら盛り上がっていた様な。しかし、この記事がさっぱり分からない。
なぜ分からないのかというと比較記事でないからである。そしていつも言うのは、「そんなに褒めるのなら自分で買ったら!!」と思う。
しかし、実際に買っている例は別の機会で小生と同じで「CANON PowerShot S100」の場合、「パナソニック LUMIX DMC-GX1X レンズキット」を買っている例が見当たるぐらいなもの。
一昨年、発売前の「CANON PowerShot S100」を2か月程度借りてその後に購入してみた。

このときに比較したのが
Panasonic LUMIX DMC-LX5
RICOH GRD III
SONY サイバーショット DSC-HX7V
SONY SONY α55 SLT-A55(デジ一)


これでカメラの傾向とか、どういうシーンが得意なのかということもよく分かる。
紅葉の初めだったから、PowerShot S100というのは紅葉を撮るのには全く向かないということはハッキリした。
このCANON PowerShot S100に関しては、20ー30記事を書いたのでそちらに譲る。
それで、今回はこのCANON PowerShot S100といつも常用しているPanasonic LUMIX DMC-LX5との比較から、カシオEX-ZR1000を論じてみたい。
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このカシオEX-ZR1000は、「Triple ZERO」という開発テーマで高速化エンジン「EXILIM エンジンHS Ver.3 」で、動画撮影時の起動タイムラグがゼロに近い。
従い、動作はきびきびしていて可動式の液晶モニターも便利である。
こういう詳細は、今までの他の記事に譲る。
ここで使われている1/2.3型裏面照射型CMOSで、SONY DSC-HX7Vと似通ったものである。同一なものが使われているかどうかは不明だが同世代のもの又は、マイナーチェンジ版であろう。
SONY製「1/2.3型裏面照射型CMOS」は、現在より高画素化になって画質は、似た傾向があるものの若干色のりが良くなっている。
ここである程度最新型のCMOSを使わなかったというのは、種々の理由にもよるのだろう。カメラとしては、主流でないカシオのカメラが高い値段で売れるとは思えないのでコストダウンだろう。
しかし、そのお陰でデフォルト(製品出荷時設定)であると「ねむい」、彩度の低い平面的な画像になる。
動画は、静止画そのままを反映してか室内だと多少ノイズの多い感じである。



カメラモデル: EX-ZR1000
撮影日時: 2013-04-09
焦点距離: 4.24mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
フォーカス距離: 2.596m
絞り値: f/3.0
露出時間: 0.0020 秒 (1/500)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)







カメラモデル: EX-ZR1000
焦点距離: 4.24mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
フォーカス距離: 無限
絞り値: f/3.0
露出時間: 0.0016 秒 (1/640)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)




このカメラは非常に多機能で「全焦点マクロ」 (マクロから無限遠までピントが合う)や1cmマクロ、スーパーマクロ約1cm~約50cmなどがあって物取りには最適になっている。

そんなわけで非常に多くの設定を種々のボタンなどにも振り分けられて、設定したことを忘れる程である。
画像があまりに酷いので画像編集をするとJPEGでは、多少荒れが目立ってうまく行かない。
ここで静止画のRAW(DNG)をAdobe Photoshop Lightroom 4.4で現像すると、そこそこ満足する範囲になってきた。
元々、1610万画素あたりのSONY製「1/2.3型裏面照射型CMOS」は、ホワイトノイズが大きくJPEGを現像し直すと「塗り絵」になったり、暗部が汚くなったりする傾向にあった。



カメラモデル: EX-ZR1000
焦点距離: 4.24mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
フォーカス距離: 無限
絞り値: f/3.0
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 400
露出補正値: -0.33 EV
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
露出モード: マニュアル
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)


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同系統のSONY DSC-HX7VでCANON PowerShot S100と比べたときには、画像素子の小ささにも影響してかなり見劣りしていた。
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要するに、デフォルトの設定JPEGはあまり良くないということである。

それで設定変更で設定として

画質設定****静止画(高精細-F)
シャープネス*****+1
彩度*************+1~+2
コントラスト*****+1


に設定してみた。


この設定で静止画を撮ってみたところ、「1/1.7型CMOS」のCANON PowerShot S100の画質にかなり近づいてきた感じがある。
1/1.7型CMOSと1/2.3型裏面照射型CMOSとの差は、かなり埋めがたくNikon COOLPIX P330などに使われている最新型の「1/1.7型裏面照射型CMOSセンサー」だと多分比較にならない。

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カメラモデル: EX-ZR1000
焦点距離: 4.24mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
フォーカス距離: 1.324m
絞り値: f/3.0
露出時間: 0.025 秒 (1/40)
ISO 感度: 800
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)




カメラモデル: EX-ZR1000
焦点距離: 15.16mm (35mm 換算焦点距離: 85mm)
フォーカス距離: 無限
絞り値: f/5.0
露出時間: 0.033 秒 (1/30)
ISO 感度: 1000
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)




カメラモデル: EX-ZR1000
焦点距離: 4.24mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
フォーカス距離: 無限
絞り値: f/3.0
露出時間: 0.040 秒 (1/25)
ISO 感度: 1600
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)




それでこの「EX-ZR1000」でCANON PowerShot S100に比べて優れているというのは、AF 連写などで分かるように「高速連写合成」であると思われる。
「プレミアムオートPRO」で夜景を撮ると自動的に高速連写合成が実行されて、CANON PowerShot S100で撮ったときよりも鮮明になる。



この「EX-ZR1000」は、CanonとSONYのコンデジの良いところを「ぱくった」という言い方は悪いが、使い勝手の良さや機能を取り入れてかなり多機能である。
しかも、多機能であるが故に多少使い方にコツがあるかもしれない。


カメラメーカー: Canon
カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 5.71m
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.033 秒 (1/30)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)




カメラモデル: EX-ZR1000
焦点距離: 4.43mm (35mm 換算焦点距離: 25mm)
フォーカス距離: 4.294m
絞り値: f/3.2
露出時間: 0.0040 秒 (1/250)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)


それにしてもSONY DSC-HX7Vの起動が遅く、動画も即座に撮れないものから見れば、画像のノイズも減り大分進化している。

いずれにせよ、もう少し使ってみないとよく分からないかもしれない。
次回のレビューに出てくるときは、もっと新型のコンデジを買ったときになると思われる。




CASIO EX-ZR1000BSA デジタルカメラHIGH SPEED EXILIM EX-ZR1000 10TH ANNIVERSARY LIMITED EDITION MODEL


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