書道家Syuunの忘れ物

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Canon、Panasonic、RICOH、SONYのコンデジの青色発色の違い

2011-12-30 17:31:14 | 日記
Canon、Panasonic、RICOH、SONYのコンデジの青色発色の違い

2011年もあとわずか、種々やり残したような気がしている。それはそうと「カメラマン」と言うカメラ雑誌を久々に買ってしまった。
カメラマン

買った理由は、特集の「最強のサブ機を探せ!」(田中美喜男・写真/解説)という記事で、持っている「Panasonic LUMIX-DMC-LX5」が高評価だったからである。



カメラマン
この特集では、「Photo of the Day」の写真家・田中美喜男氏が写真を撮っているとはいえ、何やら釈然としたところがないものでもない。しかし、一応の参考にはなる。
その釈然としない部分というのは、「高ISO感度性能」でこの部分だけはISO感度3200に設定してオートでは無いのである。
コンデジでISO感度3200がまともに使えると言うのは存在しないから、1位から5位までミラーレスカメラになったというのは実験に値しない。
多分、ISO1600では差が出なかったと言うのが真相ではあるまいか??

いずれにせよ、最新のコンデジ、ミラーレスカメラの方が性能が良いというのは当たり前で、その中ではUMIX-LX5はかなり頑張っていると言うべきだろう。
それで今年撮りためた中から同じところを取った写真を見比べてみることにした。
見比べる機種は、
Panasonic LUMIX-DMC-LX5
Canon PowerShot S100
RICOH GR DIGITAL3
SONYサイバーショットDSC-HX7V
である。
この中で、DSC-HX7Vは1/2.3型の裏面CMOSという極小型のセンサーを用いている。





Panasonic LUMIX-DMC-LX5

カメラメーカー: Panasonic
カメラモデル: DMC-LX5
焦点距離: 5.1mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.0010 秒 (1/1000)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: 風景
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)


Canon PowerShot S100

カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 5.64m
絞り値: f/6.3
露出時間: 0.0008 秒 (1/1250)
ISO 感度: 320
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)


RICOH GR DIGITAL3

カメラモデル: GR DIGITAL 3
焦点距離: 6mm
絞り値: f/5.6
露出時間: 0.0016 秒 (1/640)
ISO 感度: 64
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)


SONYサイバーショットDSC-HX7V


カメラモデル: DSC-HX7V
レンズ: 4.3-42.5 mm f/3.5-5.5
焦点距離: 4.25mm
絞り値: f/8.0
露出時間: 0.0025 秒 (1/400)
ISO 感度: 125
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: 風景
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.6 (Windows)



の順番になっている。

比べるとPanasonicは割合とあっさりした色合いで記憶色に近い。
一方、Canonは色が鮮やかで比べるとこの方が好ましい。
ところがRICOH GR DIGITAL3だけがやたらと黄色みが強いというか色被りしている感じである。
GX200などは「真っ黄色」という感じで夕方、紅葉などは良い。

最後のDSC-HX7Vは、全体に色の載りが悪く白っぽい感じのノイズがある。
これが第二世代の「裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R(エクスモア アール)”」の特徴でCCDにまだ追いついていないことが明確に分かる。
これが、DSC-HX5V、RICOH CX-4などに使われている第1世代だと黄色く何やら濁った感じがある。