書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

カメラ大中古市in前橋 購入記

2009-06-29 12:04:29 | 日記
カメラ大中古市が2009/06/28群馬県前橋市・前橋問屋センターで例年のように行われた。

昨年末の12月にも「カメラ中古市」に行って、ジャンクカメラを4台、使用可能なジャンクに近いカメラを2台買って来たことは以前のエントリーにある。
その時は、11時近くに行ったからロクナものは無く、ジャンクカメラは可動可能な物はなかった。
何と言っても、初めというのは勝手が分からず右往左往するものであった。
さて、今回は9時からというものの町内の廃品回収があったから、その時間には行けなかった。
本来なら廃品回収の方を手伝う筈なのだが、手伝う人がいなくなる今年の後半には手伝って見ようかと考えている。
しかし、ここ2-3年書道展当番審査と重なって、みすみす唯一のご褒美の「宴会」にも出られず仕舞いなのである。
早く言えば、町内の仕事というものは、余程の暇人でない限りやっていられないとも思えてしまうこともある。


それで、前橋問屋センターに到着したのが9時30分ころ。
駐車場は満車札止め、駐車場案内人が出ているとは言え(違法)路上駐車がずらりと並ぶ。
こちらは、予定通り単車で行っているから難なく会場に入ったのだが、とても展示ブースに近づけない有様。
空いたところで販売されている中古カメラを見たら、コンタックスのT3などか56,800円とか5万円台後半でゴロゴロ並ぶ。
T3というのは、販売中止直前には105,000円位したものが54,800円で売られていたのを記憶する。
それが、販売終了となった途端75,000円程度に値上がりした。
確かに、CONTAX T3は秀逸なカメラであったことは間違いないが、銀塩カメラを使わない今では単に持っているだけと言うものなってしまった。
ジャンク品のコーナーも人が近づけないほどの黒山の人だかりなのだが、買っている人達というのは買う物が違う。
同一種類のジャンク品を多数集めて、一つの完動品にするというのが楽しみの一つらしいから一眼レフばかりを狙っている人が多い。
見たら、中にはレンズ付きのOM-1を抱えている人もいたから色々なものがありそうだった。
今年は、OMシリーズが多いのか色々だったが、昨年のように昔のレンジファインダー式コンパクトカメラというものは少なかった。
それを探そうとすると、昨年のような良品もない上に高かった。
まあそれで、見た目の綺麗そうなものを選んで買って来た。



一見完動品の様に思えた3点。
コニカビッグミニ・ブラック
キャノン・オートボーイ155
オリンパスμZOOM105 DX

コニカ BiG mini(1989年2月)
このビックミニは色違いで今でも持っている。
こうしてみるとブラックの方が格好良かったかも知れない。
買って来た時は、何やら風体が良くなくて動作も緩慢というものだったが、ビックミニというのはそんなものである。
帰ってきて、清掃した上点検してみたら完動品の様だった。
当然一番高く価格300円。


キャノン・オートボーイ155
これは、何やら設定が消えて妙なものだったが、電池もリチュウーム電池123Aが入ったまま。
電源を入れると気持ちよい音を立てて起動。
ズームも問題なし。
しかし、その内にフィルムのカウンター部に「H」の表示が出てフリーズ。
フィルムカメラというのは、フィルムを入れなくともシャッターが切れるようになっているはず。
結局、起動はするが故障品と言う事だった。
価格200円。‥‥やはりジャンク品。
オリンパスμZOOM105 DX

(1996年11月発売DELUXE)
このカメラは、気持ちよく起動する。
一時期人気カメラになった製品で、シャッターを切ると躊躇なく切れる。
今の水準からしても良くて来たカメラの様だ。これも電池入りで動作確認すると、ズーム、ストロボその他異常なし。
但し、フィルムカウンターに「E」の点滅表示。
これは、フィルムがないと言う事かと思ったのだが、10万円もするコンタックス出さえそんな表示はない。
それで、ダミーフィルムを入れて見ると中々フィルムがロードしない。
それても何とか入れて見ると「E」は「0」表示、「1」へ変化。
一枚シャッターを切った途端「2」になったかと思ったら、逆転して「0」へ。
巻き戻されていた。
やはりこれも故障品でジャンク。価格200円。


ミノルタMAC TELE(ミノルタAF TELEクオーツデート)
1,985年8月発売。
この機種も今でも新品で購入したものを持っている。
実はジャンク品としては2台目。
何か知れないが、ストラップはぶちぎれ電池(高価な2CR5)もなし。
背面のデート表示も消え風体が悪い。
しかし、現物を持っている感じからすると「完動品」と直感したのだが持ち合わせの電池を入れてテストしてみた。
日付表示は、電池を入れることによって復帰。
フィルムの開閉口は手動で固く、何やら妙な感じ。電源を兼ねる電池開閉口はしっかりしたもの。
電池を入れて見る。
異常なく完動品。しかし、このカメラというのはビックミニが出る以前のもの。
昭和60年頃の製品だ、何となく眠い写真しか撮れないものだった。
購入価格200円。


フジ・ZOOM DATE 76S
これは電池を入れたら起動したのだが、ズームボタンを押すと電源が切れてしまう故障品。
風体は良いが、ジャンク品。購入価格150円。



これぞジャンク品。
今回の最低価格品100円。


ペンタックス・ESPIO150SL
ケースつきの結構状態の良いものだったが、電池を入れても起動せず。
多少高かった購入価格200円の割には失敗製品。
これもジャンク。
こんな感じて、全製品の購入額は1,300円。

ビックミニとミノルタAF TELEクオーツデートが完動品だったから、他の製品はオマケというものだった。
しかし、そんなオマケのカメラもいつかは2,000円、3,000円、5,000円と下取り製品に化けるからどうしても購入する必要があると言うもの。
これで、そのうちにカメラを買い換えることが出来ると言うものである。
自分で苦労して買ったカメラなど、下取りになどしたくないものなぁ。

別のことだが、このカメラ大中古市でも新品カメラを売っていた。
但し、型遅れ品。
SONY α300
今ネット価格は、36,000円強。
それを35,000円程度だったかで買っている人を見た。
性能的に安いのか、高いのか良く分からぬところだが欲しかったのなら買い得ではある。
但し、31,000円前後で売られていた実績があるからどうなのかなと言うものでもある。

そして、噂に聞いたのだが中古品のうち本当に良いものであれば、展示前日に業者が買い集めてしまうことがあるという。
事実そんなこともあると思うが、小生などは古い機種はあまり興味がないからあまり関係ないと言うものの感じではある。