"四季折々 この一枚″

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京都・妙心寺 「退藏院」

2015年06月04日 10時52分59秒 | 紀行

臨済宗大本山妙心寺の山内には、46もの塔頭(たっちゅう)があります。

中でも「退藏院」は、今から六百年以上前の1404年に建立された山内屈指の古刹です。

6月に入ってすぐ、京都へ出かける所用があり、足をのばしてこのお寺に寄りました。

重要文化財である方丈(本堂)を囲むように枯山水の庭園や回遊式庭園、「余香苑」があり、
禅寺の落ち着いた雰囲気を見せています。

「元信の庭」は、室町期の画聖、狩野元信の作庭と言われています。

敷き砂の色が異なる二つの庭は、「陰の庭」(先の写真)と「陽の庭」と呼ばれ、
陰の庭には、8つ、陽の庭に、7つの石が配されており、物事や人の心の二面性を
伝えていると言われています。

                                                   (つづく)


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