南国純情派の高松日記

南の島に行くのが好きだったのに、高松転勤でそれも困難に・・・。
高松での気になったことを書いて行きます。

谷川製麺所

2007-05-21 20:05:17 | うどん
山越で「かまたま」と「かけ」を食べた後、S藤氏の案内で、もう一軒うどんを食べに行くことになりました。
おなかは十分脹れていたのですが、せっかくなので行くことにしました。
「で、なんて所へ行くわけ?」と聞きましたが、「名前は判らないけれど、しっぽくみたいな物を食べさせるところがあるんだけど・・。」みたいなことを言います。
「???」
訳が判らなかったのですが、「おもしろそう」だと言うことで、行ってみました。

それがココです。


見るからに民家の軒先ですが、この奥でうどんを供しているのです。

やはり看板の類は見えません。「名前が判らない」と言うのも頷けます。
それでも、香川の人はある程度の場所と、うどんの特徴を言えば大体理解するそうです。
ココも「公渕公園の近くで青い屋根のところ、で、しっぽくみたいなうどんを出すところ」と言えば判るそうです。

でも、驚いたのが最近の情報社会のすごさです。

この看板無き店の名は「谷川製麺所」(うどんを作っている奥に製麺施設がありました)と言う所です。
よく調べると、「山越」でもらって来たパンフレットにも載ってました。

看板も無くて地元の人も知らない店の名を調べている人がいたんですね。

店の名は知らなくても、ココも有名(?)店です。

メニューはこの「しっぽく」みたいなうどんの「大(250円)/小(150円)」と「玉売り(100円)」です。
玉売りは替え玉にしたり、汁を掛けずに醤油を掛けて食べたりするそうです。

ちなみに表題のうどんは「しっぽくみたいなうどんの小」です。

店で「しっぽく」とうたっていないので「しっぽくみたいな」と言っていますが、ここの汁は野菜を煮込んだもので、野菜の甘さが出ています。
冬には店の人が撃ってきたイノシシが入る事もあるそうです。

ちなみに「しっぽくうどん」とは冬に良く食べるもののようです。