南国純情派の高松日記

南の島に行くのが好きだったのに、高松転勤でそれも困難に・・・。
高松での気になったことを書いて行きます。

山越

2007-05-20 21:49:38 | うどん
高松に来て一月半くらい経ちますが、いろいろ忙しくてなかなかうどんを食べに出歩けなかったところ、高松での仕事仲間「S藤」氏にうどんを食べに連れて行ってもらえることになりました!
場所は、仕事のついでに行こうと思っていたのに、仕事がはまってしまって「昼抜き」でうどんどころで無くなり行けなかった「山越うどん」です。

この「山越」知る人ぞ知る超有名店です。
GWなどはニュースでヘリからの「行列中継」が放映されるほどです。

当然今回はGWではなかったですが、やはり30分以上並びました。



普通の土曜日の11時10頃行ったのですが、すでに行列でした。
駐車場ではやはり他県ナンバーの車も見受けられました。
さすがに関東のナンバーは無かったですが、関西や岐阜のナンバーの車が結構来ていました。

しかし、みんな良く並びますね(自分もそうですが・・・。)



正確な時間は計ってないですが、少なくとも30分以上並んでやっと入り口まで着ました。
店の看板は小さいですが、行列が看板のようなものですね・・・。


中に入ると、いわゆる「セルフ」システムになっていました。と言うより、元々製麺所なので、セルフで当然なのですが・・・。



セルフではカウンターで麺の種類を言って麺の入った丼をもらいます。
今回は初めてだったので、「かまたまの小」と「冷たいかけの小」をもらいました。
その後、レジに行く前にあるてんぷらのカウンターで好きなてんぷらを取ります。
本当は「ゲソ」や「ちくわ」が欲しかったのですが、超人気店が故、売り切れだったので「たまご」と「ジャガイモ」のてんぷらを取りました。

これが、「かまたま」の小です。


でもって、これが、「かけ」の小とてんぷらです。


二つあわせて450円でした!(安っ!!)

かまたま小が150円、かけ小が100円、でてんぷらがそれぞれ100円です。
こんなものを食べていると、東京で立ち食いうどんが信じられなくなります。

で、お味のほうですが、「かまたま」は柔らかな麺にたまごとだしが絡み合い、とてもうまいです。単純な組み合わせのものなのですが、作り立てと言うのも有ると思いますが、並んだ甲斐があったと思わせるような一品でした。

「かけ」の方は通ぶって「冷たい」麺を頼み、だしは「熱い」のをかけました。
結局ぬるいのになってしまいますが、冷たい麺は「生麺」を釜で茹でて茹で上げた後、(この状態が釜揚げ、「かまたま」はこの状態の麺を使うので柔らか)冷水で絞めたものを言います。
「温かい」麺は、その絞めた麺を再度湯通しして温めたものを言います。
そんなわけで、「冷たい」麺が一番コシが有ると言われています。

ええ、確かに違いました。食べれば一目瞭然です。
先ほどのかまたまは柔らかな感じがしましたが、今回のかけは、コシがかなり感じられました。
同じ釜から茹で上がったものとは思えないほどです。
コシのある麺とてんぷらを味わい、至福の時を過ごしました・・・。

香川県でも一二を争う有名店ですので並ぶのは必至ですが、それに見合うだけの価値があったと思います。

皆さんも機会があればぜひ一度食べに来て上げてください。