Diario di SARUMI

主に旅行記です。
たま~にブログ更新!?

【6日目】 ミラノ~ナポリの移動

2010-07-20 | オーストリア&イタリア旅行(2010)

7:45分起床。もう少し早く起きるつもりが・・・
それでも10時にはチェックアウト。ホテルにスーツケースは預けておく。

地下鉄・トラム共通の一日乗車券を購入し、まずはドゥオーモへ。
今日は、姉妹からの頼まれ物を買いに行きます。

まずは、ルイ・ヴィトン。
以前、妹に頼まれた時は売り切れてた「ネヴァーフル」のミディアムサイズ。あの時は発売されたばかりで品薄だったが、今はあるでしょってことで、一番近い、ヴィットリオⅡ世のガッレリアの中にあるお店へ。
中に入ると、すでにお客がたくさん居て、店員さん捕まえることができない 店員さんは何人も居るけど、全てお客対応に追われてるし~。しかも、お客といえばアジア人ばかり(韓国や中国の観光客)。
で、イタリア人のお客を対応してた人の後を狙ってたら(言葉も通じるし、一番早く買い物してくれそうと読んで)、読みどおり先に(店員さんが)空いたので、プリントアウトしてきたバッグの写真を見せて、在庫があるか聞いてみた。
バッグはすんなり出てきて、品物を確認した後、免税手続きの書類を作ってもらってお支払い。えらくスピーディーな買い物だったわ。
他のアジア人の方々、まだ色々聞きまくってますけど 

さて、ヴィトンの店を外に出た辺りはガッレリアの中心部。お向かいにはプラダの本店もあったりする。それと高級感溢れるマクドナルドも(笑)


高級感漂うマクドナルド(笑)

このガッレリアの中心が、どうやらパワースポットということらしい。先日、美容院で読んだ雑誌に書いてあった。ここの下で写真撮ったりするといいみたい。が、一人旅なので、とりあえずこの下に立ってパワーをもらい(?)、場所のみの写真を撮っておいた。


ガッレリア内にあるパワースポット(らしい。。。)

で、次は姉からの頼まれ物のCD7枚探し。これもガッレリア内にある「リコルディ」というお店に行く。
昨晩のうちに、携帯メールからメモ帳にCDのタイトルと歌手名を書き写しておいたので、それをインフォメーションの人に見せて探してもらう、自分で探すとけっこう面倒くさいので。とりあえず4枚はあった。ここのCDショップはけっこう大きいから、一気に買えると思ったのに。。。

次は、前回、妹に買って帰って好評だったドルチェ&ガッバーナのマスカラを購入すべく、リナシェンテへ。ドルガバ化粧品は、展開が少ないようで、前はここミラノのリナシェンテでしか買えなかった。その後、数箇所で販売はされ始めたようだけど、日本じゃあ間違いなく手に入らないので希少価値あり。
ショップに着くと、店員さんが対応してくれる。マスカラ以外は、チーク2色をお買い上げ。うち一色は自分用で、もう一色は誰かに。。。(←もちろん、身内用)
プレゼントだというとキレイにラッピングしてリボンもつけてくれた

なにぶん行動開始が遅かったせいで時間がない。
来たからにはドゥオーモ内部も入りたかったが諦める。そして、もう一つ諦めたことが・・・。
今回、ミラノに来るにあたって下調べしたところ、「ジョヴァンニ・ガッリ」というお店のマロングラッセが美味という情報を見つけ、これは是非とも買って帰らねばっ と思っていたのだが、どうも時間がなさそ、これからニュー・ミランポイント(ACミラノのグッズ販売店)にも行く予定なので。ジョヴァンニ・ガッリは、ここから徒歩で数分なんだけど、ニュー・ミランポイントは地下鉄に乗って数駅行き、さらに駅から少し歩かないとアカン。
今回は、マロングラッセACミランということになった

で、地下鉄乗って、最寄り駅に着くも道が分からん。ミランポイントの場所は、地球の歩き方に乗ってるんだけど、中心部からずいぶんと離れてて詳細は分かりづらい。
進むべく方向は、山をかけて進んでみたけどそれらしきとこがなく、逆方向に行ってみる。が、それでも分からず、何人もの通行人を捕まえ聞いてみるも、なかなか答えが見つからない。
若い男性に聞いたら分かるかな?と思い声をかけたら、彼も分からんかったみたいやけど、近くを通った若い女性を引き止めてくれ、彼女に教えてもらった。男性の方は歩きながらジェラート食べてたのに、足止めてくれて申し訳なかったな~

で、歩くこと20分強。やっと辿り着いた。


「ニュー・ミランポイント」の入口。けっこう分かりにくい場所です

店は地下に続く階段を下って入る。なんか薄暗いけど、もしかしてシエスタ中?
恐る恐る入ると、お客は誰も居ない。奥に進むのを躊躇してたら、「どうぞ」のジェスチャーがあり入れてもらう。店員さんは雑談なんかしてたけど、やっぱシエスタ中なの?
まずは、店内にどんなものがあるかゆっくりと回ってみる。すると後ろから、「こんなのがあるよ。」と、持ってこられたのが、小さなバッグで、口を開けるとミランの公式応援歌が流れるやつ。面白いけど、それは最初のうちだけやな。
まあ、実用的なものといえば、多色ボールペンかってことでこちらをチョイス。
そして、お目当てのユニフォームを買うことに。
見ると、背中に選手の番号が入ってない。それを察した店員さんが
「どのカルチャトーレが好きなの?パト?」
と聞いてきたので、ためらうことなく
「インザーギ」
と答える。
選手の名前と番号はプリントしてくれるらしい。
で、私が今見てたユニフォームはホームのやつ。セール品で、なんと35ユーロ。安いっ
店員さんに、「一緒にパンツは?」とか、「こっちはサイン入ってるよ。」とか、「10-11シーズンの新しいユニフォームはどう?」と聞かれたけど、高かったのでこれに決める。
買ってかなり満足なんやけど、着る機会はないかもな~。しかも、買ってから思い出したのだが、10-11シーズンから、スポンサーがエミレーツ航空になって、前がエミレーツのロゴになるんじゃなかった?20%offでも80ユーロしたので、予算オーバーと言って買わなかったんやけど、ちょっとしくじったかも?
店員さんに、W杯2010のアッズーリのボールペンを頂きました

買い物終了し、店を出た後は急ぎ足でホテルに戻ることに。もしかしたらジョヴァンニ・ガッリに行く時間あるかな?と思ったけど、ここに来るまでに時間かかりすぎたので、素直に中央駅に。で、帰りの地下鉄までの地図を見て、間違いに気付いた。私がここに来る時に最寄り駅だと思って降りた駅は間違いで、もう1駅先のポルタ・ジェノヴァ駅まで乗らないとダメだった。私は手前で降りておきながら、ポルタ・ジェノヴァ駅からの地図を目で追ってたので、なかなか辿り着けなかったのだ。アホな私

中央駅に着いて、すぐにホテルへ。今日買ったものをスーツケースに詰め込んで国鉄の駅に急ぐ。
14:15発の列車でナポリへ向かう。
約5時間乗車するので、暇つぶしに推理小説を読むことに。小腹も空いてたので、読みながら柿の種を食べたりしてました
普段、滅多と本を読まないので、5時間ぶっ続けではもちろん読んでない。
乗車中、ちょこちょこ妹からメールが入って返信したり。。。パケ代がかさむわ
日本に居る時は、着信音はバイブなんだけど、旅先では連絡に気付けるよう鳴らしてる。ちなみに、周りのイタリア人たちは、しょっちゅうが鳴っててうるさいくらい。しかもメールではなく、平気で通話してるし。。。日本だと考えられん光景だ。
自分の着メロすらうるさくなって、バイブに切り替えたくらい。

19時過ぎにナポリ中央駅に到着。
ここで、明日のサレルノまでの切符を自販機で購入。
が、途中から分からなくなって、後ろに並んでた男性に聞く。この人はミラノの人とは違い、親切な人でした(=チップ要求なし(笑))
19時を過ぎてるのに、まだ明るい。こんなに明るかったのなら、ミラノからの列車、1時間後のでもよかったな~。


ナポリ中央駅からホテルへの道中。こんな露天がたくさんある。
妹からの頼まれ物、ルイ・ヴィトンの「ネヴァーフル」もあるよ(笑)

駅前の道の悪い石畳を必死でスーツケースを引っ張りホテルへ。
荷物を置いて、お部屋のチェック。今日は、シングルとダブルのシングルユーズは同額だったのでダブルにした。部屋自体はキレイな方やと思うけど、トイレとシャワーブースの前の掃除がいまいち。しかも、シャワーブースの仕切りはカーテンだ。換気扇でなびくうえ、カーテンの取り付け方が悪いせいで、かっちり水をシャットアウト出来そうにない。
まあ、お湯の出は大丈夫だったので1泊ガマンするか

気を取り直して、今日の晩ご飯を買いに行く。
駅前からホテルへの道で、何軒かのバールがあったので行ってみた。
切り売りピッツァやフォカッチャなどが売られてる。
とある一軒で、ミニのマルゲリータと、ドリンクを購入。マルゲリータはもちろん温めてもらう。
すぐにホテル帰ってそれを食す。ミニながら美味しい~
本日の夕食、ピッツァが1.5ユーロ、ドリンク1ユーロで2.5ユーロなり。かなり安くついた。


本日の夕食。少なそうだけど、これでお腹は満たされた。

汗はかいたけど、シャワー使うのがなんかイヤで(←絶対水浸しになるから)テレビをダラダラ見てたけど、入らないわけにも行かずシャワーを使う。
言うまでもなく、水浸し シャワーブースの外にも水が流れるように排水溝があったから、しばらくすれば水は流れてったけどね。

今日は0時過ぎに就寝。

嬉しさのあまり、ベッドに広げて撮ってしまった
 ↓ ↓ ↓


*** トップの写真 ***
ガリバルディ広場側からナポリ中央駅の方向に撮った写真。(19時過ぎのお写真)
あの山は?(駅の向こう側にあります)


【5日目】 ウィーンの老舗楽譜店へ

2010-07-19 | オーストリア&イタリア旅行(2010)

8:15に起床。
昨日と同じく9時半頃に朝食へ行くも、今日は空いていた。
朝食取った後、天気が気になり、ホテルの外に出てみた。やはり今日も肌寒い。雨も気になったのでロビーのネットでチェックしようと思い、順番待ちしていたがなかなか空かない。時間ももったいないのでレセプションの人に聞いてみた。
彼女曰く、「今17℃で日中は30℃。雨は降らないよ。」とのことだったので、部屋に戻って荷造りした際、折り畳み傘はスーツケースに入れておく。
3泊したホテルも今日がチェックアウト。
夕方の便でミラノに向かうので、それまではウィーン中心部をブラブラする予定なので、荷物は預かってもらう。

本日のメインは──。
ウィーンの老舗楽譜店「ドブリンガー」に行くこと。
何回もウィーンに来ていながら、楽譜店に行ったことなかったのと、来月、ラッパでアンサンブルをするのだが、その楽譜探しに苦戦したので、次の機会のために何かアンサンブルの譜面を仕入れてみようかと思って。。。ラッパのアンサンブルの譜面なんて、普通の楽器店や本屋にはないのよね~。大きい店に行ったらあるのかもやけど…。
かなりの期待度を持ってドブリンガーに到着。



で、2軒同じ店が並んでるのはガイドブック見て知ってたけど、ガイドブックの説明ではどっちがどっちか分からなくて(コールマルクトに近い側ってどっち?)、とりあえず1軒目に入ってみる。
お~っ 店内にずら~っと楽譜がっ 店内を一周してみたところ、やはり弦楽器の譜面が多い。奥の方にトランペットの譜面があったのだけど、アンサンブルの譜面ってどれよ?っとなり、店員さん捕まえて
「トランペット四重奏か五重奏の譜面は?」
と片言英語で聞くと、場所を案内してくれた。
逆に店員さんから、
「どれがいい?モーツァルト?ハイドン?・・・」
と。
ってか、クラシックしかないのか?
「クラシックはあまり好きじゃない。ポップスがいい。」
と言うと、
「ここにはないから、隣の店に行ってみて。」
と。
あっ、2択したお店ハズレでした

で、お隣の店の中へ。
さっきと同じく店員さん捕まえて聞くも、ここには、トランペットソロかデュエットしかないと言われる で、せっかく来て悔しいので、とりあえず楽譜を色々見て、伴奏のCDが付いた楽譜があったので、そちらを購入。

そして、再び一軒目へ──。
きっき来た時、置いてる楽譜の量が半端じゃなかったし、どういうものが何処にあるかという詳細を聞いてなかったので、もう一度店員さん捕まえて、とりあえず四重奏か五重奏の楽譜が置かれた場所を教えてもらう。
だいぶ絞られたけど、まだまだ冊数が多いので、一冊ずつ見ていくことに。中を広げて見ては頭でメロディーを歌ってみる。しばらくすると疲れてきて、だんだんいい加減に譜面をめくってる自分が・・・
最終的に、JAZZとブルースの楽譜2冊を購入する。1冊は3パート、もう一冊は4パートのやつで、中にはパート譜が挟まってるのでとても便利だ。皆で演奏する時、自分のパートだけ抜き出すなんて作業は要らないので。。。(この楽譜、日の目を見るのか不安

ドブリンガーに1時間以上居た。
その後は、いつも店の前までは行くけど入ったことのない、コールマルクト通りにある、高級スーパー「ユリウス・マインス」に入ってみた。ウィーンの食材の他、世界各国のものが取り揃えてある。既にお土産買ってるせいもあり、このお店に用事がなかったので、店内一周してすぐに退散。ヴァッハウ渓谷に行かなければ、ここでアプリコットジャム買ったりしたのかも?

コールマルクト通りを王宮の方に歩き、カフェ・デーメルへ。
デーメルは日本でもおなじみのお店だけど、チョコレートやザッハー・トルテくらいしか取り扱いがないはず。ここでケーキとメランジェ(←カプチーノのこと)を注文。
店内もとてもキレイで、つい写真なんか撮ってしまう。やはり有名店だから、お客の殆どは観光客なので、写真撮っても大丈夫デス。


ケーキの種類が多いっ!!

ケーキは、注文したのと違うのが来る。伝票を見ると確かに私が指差したケーキの名前っぽいの書かれてるのに…。で、すぐに交換してもらう。オーダー間違いでちょっと減点。まっ、混んでるから少しの間違いは仕方ないのかも
日本のより少し大きめのケーキ。寝てやって来た(笑)。写真撮るときくらい立たせようとしたけど、崩れたら困るのでこのまま もちろん美味しく頂きましたっ


ストロベリーたっぷりのケーキ。甘さはちょうどよいです。

そして、デーメルで一つお土産を買って、ホテルに戻る。


土産物も、色々あって迷った。。。

預かってもらってたスーツケースに、今日買ったものを詰め込む。楽譜3冊入れるとけっこう重くなった。重量オーバーしてなきゃいいけど。。。
地下鉄で西駅まで行き、ここからエアポートバスに乗る。まだ15:15だったのだが、1時間(16時過ぎだと)勘違いして、エアポートバスまで走って行って乗ったのだが、すぐに勘違いと悟り、無駄な体力消耗を悔やむ。

16時頃、シュヴェヒャート空港に着く。
エアベルリン航空のチェックインカウンターでチェックイン。スーツケースの重量は──。20.3㎏で、ほんの少しのオーバー。ワインやビール買い込んだからな~。これからイタリアでもお土産買って重量が増えてくけど、エミレーツは重量の心配ないからええけどね。
フライトまで時間がたっぷりあるので、まずは空港地下のスーパーへ。ここで、以前買って美味しかったナッツを見つけれた。
その後、郵便局に行って、絵はがきを出してから、空港の出発エリアに入る。この入口、とても簡単に入ることが出来る、搭乗券さえ見せれば。で、ここを通ったら免税店エリア。少しぶらついた後は、早めにゲートに行き、椅子に座って日記を書いておく。
18:50発で20:10にミラノ到着の便に乗り込む。


エアベルリンとの共同運航便「NIKIエアー」

フライト後、機体が安定した頃にドリンクサービスがあったのだか、ドリンクだけだったので、「ついに、エアベルリンも、経費削減で軽食はなくなったのか~、晩ご飯当てにしてたのにな~。」と思ってたら、しばらくしてからサンドウィッチが配られた。良かった~、当てが外れなくて

 
 配られたサンドウィッチと、お座席。座席はけっこう狭く、外人さんは窮屈そうでした。

20時頃、ミラノのマルペンサ空港に到着。
荷物の出てくるのを待つも、なかなか私の乗った便がどのテーブルから出てくるかという表示が出ない。同じ便に乗ってた人も、けっこうイライラし出した。
やっと表示があると、荷物が出てくるのはそんなに時間かからなかった。
飛行機に乗ってる間は、まだ明るかったのに、空港から一歩外に出たらすっかり夜になっていた。
ミラノ中央駅までのバスがどれかすぐに探せず、人に聞いて乗り込む。
バスの車中で寝てたら、ミラノ中央駅に着いたのに気付かず、乗客が降りてく気配で起きた。で、近くいた男性に中央駅であることを確認して下車。
下車後、
「ホテルはどこだ?タクシーは?」
との客引きに会う。と言っても、タクシードライバーではない。
「駅前からすぐ(徒歩5分とかからないところ)だから。」
と断ると、
「スーツケースを5ユーロで運んであげる。」
と。
最初、まだ寝ぼけてた私だけど、一気に目が覚めたわ。もちろん、お断りしました。
もう22時になろうとしていたが、明日のナポリまでの列車の切符を今日のうちに買ってたほうがラクだろうと考え、自販機へ。
切符を買いかけたら、
「その自販機は使えないからこっちへ。」
みたいなことを男性に言われ、素直に従う。
で、切符買いかけたら、
「買い方教えてあげる。」
と言われたので、てっきり親切な人やと思ってた私。
途中、自販機が悪いのか、上手くいかなくて最初っからやり直したり。。。(←やり直す際、明日の切符だと何回も言ってるのに、「oggi(今日)」のボタンを何度も押す彼。ちょっと手際悪すぎるゾ)
やっと切符が買えたと思って、御礼を言うと、
「1ユーロ」
と。
はっ コイツ、金稼ぎだったのかっ
もちろん断ったのだが、「コーヒー1杯分だよ。」とか言われ、これ以上もめて何かあってもイヤだったので、仕方なくお支払い。
過去にイタリアではなかったと思うが、切符買うのに戸惑ってたら教えてくれた親切な人が何人もいたので、そういう人だと思ったのが悪かった。
「イタリア語話せる?」と聞かれた時点でシラを切るべきでしたわ。

そしてホテルにチェックイン。
部屋に着くと窓が開いていた。エアコン入れたいので窓を閉めようとするも、なかなか閉まらない。仕方なくフロントへ。
まず、ホテル予約した時、バスタブつきの部屋を希望してたので、
「バスタブつきの部屋に変更して欲しい。」
とお願いする。
空きがないと言われたので、次は窓のお願い。
ボーイさんと一緒に部屋に戻り、窓を閉めてもらう。
が、、、
ボーイさんでも窓が締めれない。ちなみに窓は部屋の外側に向かって押し開けるタイプのやつで、手前に引っ張って窓を閉めるしくみのやつ。
2~3分してなんとか締めてもらう。これ、たぶん壊れてるな。もう夜が遅いというのに、バタンバタンと激しく窓を開閉していたけど、きっと他のお客さんはうるさいって思っただろうな。
窓に不具合はあったけど、部屋はシングルでも広いし、水周りはシャワーブースはそんなに広くないものの、洗面所やトイレのスペースは十分取られてある。
このホテル、私のミラノの定宿となってます。

今日もお風呂入って洗濯まで済ませ1時半には就寝。

おまけ

モーツァルト時代の人に絡まれる観光客。。。
ってのはウソで、モーツァルトコンサートの勧誘(チケット売り)の人。(シュテファン寺院前)

*** トップの写真 ***
ドブリンガーのショーウィンドウ


【4日目】 日曜のウィーンは・・・

2010-07-18 | オーストリア&イタリア旅行(2010)

朝風呂に入るため7時半に起床。
怠けずに洗濯もちゃっちゃっと済ます。連泊はこういう時ラクなのよね~

9時半頃に朝食ルームへ。昨日はそうでもなかったのがだいぶ混んでて、空席探すのがちょっと大変だった。今日は日曜。やっぱ週末やからか?
朝食後、気温が心配だったので外に出てみたところ寒いっ ロビーの無料PCでお天気チェックしてみたら、日中の気温は17℃ 昨日までは日中35~36℃やったのに、なぜに急に下がる
雨も降るみたいなので傘を持って11時頃外出。
うぅ~~、寒すぎるっ もちろん羽織物のカーディガンを着てるんだけど、風がきつくて セーター欲しいくらい、マジ大げさじゃなくてね

今日は日曜日なのでショッピングは諦めてる。なので特に目的なく過ごす予定。天気さえよければ(暖かければ)、のんびりしてもいいなーっと思ってたけど、さすがにムリなんで。。。
とりあえず中心部まで行ってみる。
するとお土産物屋さんはけっこう営業してることが判明。おっ、これはいいゾ
と、その前に──。
前回ウィーンに来た時にも見たけど、もう一度アンカー時計を見に行かねばっ というのも、前回は旅行中にデジカメが壊れてしまって、せっかくの仕掛け時計の動画が録れなかったのよね~
毎正時にひとりずつ、ウィーンゆかりの有名人が登場するのだけど、12時は全員登場するというのでこれは見物。
12時15分くらい前から陣取ってたはいいけど、じーっとしてるとなおさら寒い
12時ちょっと過ぎたんちゃうか?ってくらいに仕掛け時計が動き出す。高いところにあるので、動画撮影は手が疲れて途中でギブアップ。(せっかく録った動画、風の音ばっか拾ってダメでした

その後、お土産物屋をはしごする。
まずはマンナーで会社用のお土産購入 → 老舗カフェ「ハイナー」でクッキー購入 → ザッハーでチョコレート購入。そして、クリムトのグッズをひたすら探す。絵はがきはもちろん、メモ帳だったり小物入れだったり。。。いくつものお店に色んなものが売られててかなり迷ってしまったが、母へのお土産、かなりいいの買えたんじゃないか?

ケルントナー通りにて(その1)


ケルントナー通りにて(その2)
スプレー缶で絵の具(ペンキ?)を吹き付けて描かれてます。


お花屋さん(キレイなので撮ってみました)

お土産購入はひとまず終了したので、フンダートヴァッサーのゴミ焼却炉を見に行くことに。
昨日、ヴァッハウ渓谷から帰ってきた時に、国鉄から地下鉄に乗り換えたシュピッテルアウ駅まで行く。駅前すぐとガイドブックに示されてたとおり、駅の地下から1Fに上がると真ん前に見えた。せっかくカラフルな建物を見に来たというのに、雨が降ってきて辺りも真っ暗 あ~、晴天で見るそれはもっとキレイだったんやろな~。
雨降ってきたし寒いし、とりあえず写真だけとっとこ。


ここまで足を伸ばしたので、ついでに日曜も空いてるスーパーへ行くべく、フランツ・ヨーゼフ駅まで行ってみる。
中に入ってカゴを探してみたが、元々置いてないみたいなので、外にあったカートに1ユーロ入れて使う(←もちろん、使用後、元に戻せば返金あり)。買うのは缶ビールくらいなので、こんな大きなカート要らんねんけどな~。スーパーの中は、カートが向かいから来るとかなり端っこに除けないといけないくらい道幅が狭い おまけに日曜に開いてるスーパーということで人も多いから、カート押すのけっこう大変だった。
オーストリア産の缶ビール購入。前回来たときに、たまたま買って美味しかったピーナッツがなかったのは残念。あれ、確か西駅のスーパーて買ったから、あそこ行けばあるかしら?

一度荷物を置きにホテルに戻り、少し休んで15時半頃に外出。
町をうろうろしても雨降ってるし寒いし…ってことで、アルベルティーナへ絵画を見に行くことに。ガイドブックには、デューラー、ルーベンス、ミケランジェロ、ブリューゲル、レンブラントなんて書いてあったので期待して行ってみたけど、それらの絵ってどこにあるのだ?それらの絵を所蔵してるだけで展示はされてないのか?とにかくなかった、全てのフロアに行ってみたのに…。特別展はモネだったので、彼の絵は数点見れたけど。
あとは、グラフィックアートと、モノクロのポートレート(←モノクロのデッサン?写真のようにも見えたけど…)なんかがたくさん展示されてあった。戦時中の写真を思い浮かべてしまい、ちょっと暗くて不気味な感じがした。
アルベルティーナ──。
有名な画家の絵はどこに展示されてたんでしょ?どなたかご存知の方、教えてくださいっ

アルベルティーナの入口へ続く階段(反対側に、エスカレーターがあった。。。)


アルベルティーナを出たのが18時過ぎ。少し早いけど、昼食食べてないしってことで、近くのカフェ「モーツァルト」(←映画「第三の男」に出てきたところ)で夕食を済ます。
今日は、白ワインとウィーン風グーヤシュ。
以前、グーヤシュの専門店みたいなとこで食べた時は、量が多すぎ&味が濃すぎで食べ切れなかったけど、今日は完食。
オーストリア産のワインは、生産量のほとんどを自国消費するため(他では飲めないので)今回もガッツリ飲んでるんだけど、そのせいかグラス1杯、4ユーロくらいする。このお店は4.5ユーロで1/4リットル飲んだので9ユーロでした


食後、まだ明るいので王宮のほうをブラブラして帰ろうかと思ってたら、アルベルティーナの近くで、モーツァルトコンサートのチケット売り(モーツァルト時代の格好をした男性)に捕まる。
今夜はコンサートがないので明日の分を売ってるんやけど、明日、私はミラノに飛ぶのでお断り。けど、彼は9月から3ヶ月日本に行くから、日本の話を聞かせてと話しかけてきた。で、話に付き合うが、ちょいちょいチケットを求めてお客がやって来る。彼がチケット売ってる間に逃げようかとも思ったが、何度も「待ってて。」というので、仕方なしに(?)待つ。
彼の接客が一段落したところ、
「これから仕事道具を片付けに会社に戻るから、王宮で待ってて。5分後に追いかけるから。」
と。
まっ、来なかったら来ないでいいけど、とりあえず私は王宮に行きたかったので、軽い約束をして先に行く。

ゆっくり歩いて王宮に着いたものの、辺りはまだ暗くならない。夜の王宮とやらを見てみたいのに。。。しばらく待ってみたものの暗くならんし、彼も来ないし…。
5分後と言ってたけど、それ以上に待った気がするので、もうええかってなり(再会してしまったら後が怖いかもやし)、トラム→地下鉄→トラムと乗り継いでホテルへ。

21時にホテルに戻るもテレビ見てうたた寝。
0時くらいにお風呂&洗濯し、日記書いたり絵はがき書いたり、荷造りなんかしてたら4時の就寝となった。

*** トップの写真 ***
有名なカフェ、ハイナーのショーウインドウ


【3日目】 ヴァッハウ渓谷へ

2010-07-17 | オーストリア&イタリア旅行(2010)

今朝は7時過ぎに起床。睡眠時間は5時間と少々短い。
8時頃に朝食を取り、一度部屋に戻って出かける準備をし、9時にホテルを出る。

まずは地下鉄でウィーン西駅へ。
時間があったので、地下のスーパーに水を買いに行ったはいいけど、お値段1ユーロ。駅の自販機より申し訳なさ程度に安いだけだ。イタリアみたいに0.25ユーロとかいう激安のはないんか?

今日は。。。
ウィーン西駅からメルクへ。メルクで観光後、ドナウ川クルーズをし、クレムスの一つ手前であるデュルンシュタインで下船し観光、そしてウィーンに戻ってくる予定だ。
昨日買った、ヴァッハウコンビチケット。
ウィーン西駅~メルクとクレムス~ウィーン・フランツヨーゼフ駅間は鉄道で、メルク~クレムス間は遊覧船に乗れる。そして、メルク修道院のチケットがセットになったお得チケットだ。
私はデュルンシュタインで途中下船し、デュルンシュタインからクレムスは鉄道のため、この間のチケットは別途購入済み。

さて、列車の切符は刻印必要なのか?と駅員さんに聞いたら必要ないとのこと。
9:44発の列車に乗り込んだはいいけど、どのコンパートメントもだいぶ人が居て、予約されてない空席を探すのが大変だった。というのも、乗客のマナーが悪く、一人で2席も3席も使ってるから。
何とか見つけた空席。西駅~ザンクト・ペルテン間は予約されてないみたいなので、ここに座ることに。
睡眠時間が短かったので寝てたら、ザンクト・ペルテンに着いてて慌てて下車。危うく乗り過ごすとこだった
ここで普通列車に乗り換えてメルクへ。
この列車は空いてて、一両に数人しか乗ってなかった。
メルクで下車したのは私含め3人。私以外の2人は地元の人らしく、観光地とは逆方向へ去っていった。メルクって有名な観光地のはずよね?なんかすんごい寂れてる気がするねんけど この駅、工事中なのか?ホームを渡る橋も木で出来てて狭いし…。

駅から歩くこと数分。中心部に着いたが人も少なくて…。
とりあえずメルク修道院を目指すべく、メインストリートから続く階段を登るが、これがけっこうキツイ
修道院に着いたはいいけど、外観の一部は修復中。まっ、以前に来たことあるからいいか。(以前は、ツアーで立ち寄ったのだが、100年ぶりの大洪水という時に来たため、実は今回リベンジなのだ)

駅から歩いてくと見えてきたメルク修道院


修道院の内部はミュージアムっぽくなっていて色んな展示物があった。


 


10万冊の蔵書と手書きの本1,888冊を収めた図書館(← 「地球の歩き方」より引用)


テラスに出ることもでき、ここからメルク川が見渡せる。川自体はそんなにキレイじゃないけど、遠くに見える緑豊かな景色はお見事


見学後、メインストリートの方に戻る。お土産物屋さんをブラブラしようと思ったけど、けっこう閉まっちゃってるのよね~。まだオンシーズンじゃないとか?

メルクの町の中心部、ラートハウス広場

船の時間までだいぶ時間があるので、この道を意味なくさまよう。ちょうどお昼時だからレストランに入ればいいのかもやけど、あまりお腹空いてないしなー。
メインストリートも飽きてきたので、早めに船着場へ行くことにする、ここから少し距離もあるみたいなので。
船着場の少し手前で、乗船券を引き換え、「2nd station」と言われる。
船着場に行くと確かに2箇所あるんやけど、どっちが2ndか分からない。ちなみに、私が乗る13:50発は行き先も同じで2社が運行してるのよね~。乗り間違えないか心配
だいぶ待って船がやって来た。2択して並んだ船着場は正解でした
下船する人も多く、船が着いてからずいぶんと待たされた。
せっかくのクルージングなので、デッキに座ることに。が、日差しが強くて暑いっ
出発前に、ウエイトレスさんがドリンクのオーダー取りに来る。ここで白ワイン飲んでみたかったので注文する気満々だったのに、誰も頼まないので止めておく。(←小心者の私
相席のスペイン人たち。ずーっと喋ってるし、時折、私に話かけてきたりも。。。
船は、見所を数ヶ国語でアナウンスされ、もちろん日本語もある。なのに、彼女達が話してばっかで、アナウンスが聞き取れないんですけどねぇ~。なので、せっかく見えてくる景色も、何が何か分からず仕舞いだった。
 

メルクからデュルンシュタインのクルージング時間は約1.5時間。
最初は誰もドリンクのオーダーとかしてなかったのが、今ではウエイトレスが大忙しなくらい注文が殺到している。ウエイトレスもなかなかやって来なかったりなので、乗客は、カウンターに直接オーダーしに行ってる。私は一人なので、席を外してしまうと、戻ってきたときに座る場所がなくなってそうだったので、これは断念。で、ウエイトレスが来るまで待ってみたけど、川側(飛行機で言う窓側)に座ってしまっててウエイトレスを呼び止めるのが難しかった。なので、ワインは諦める

徐々に日が陰ってきて、風も吹き気持ちよくなってきた。時々、サングラスを外したりもする。目にはよくないけど、サングラス外したほうが景色を堪能できるので。川岸では水浴びする人たちが手を振ってくれたり、私たちとは逆に進む船に出会ったりで、心地良いひと時を過ごせた。


デュルンシュタインに到着した頃には、そのうち天気が崩れそうな雲行きになっていた。時々、遠くで雷の音も聞こえてるようだし。。。
デュルンシュタインで下船し、船から見えた聖堂参事会修道院教会というところに行く。
 
聖堂参事会修道院教会の中庭(左)と、教会への入口(右)

教会に行くと、ちょうど結婚式中だったので、写真だけ撮らせてもらって外に出る。教会横の建物は展示室のようだが、あまり時間がないので見学はパスし、メインストリートへ行く。


デュルンシュタインのメインストリート。
ここもまたかわいいお店やレストランが続く。
デュルンシュタインの名産は白ワインとアプリコットジャム。それらを買うため、いろんなお店を覗いてみる。途中2度ほど、船で相席だったスペイン人に会い、手を振ってもらった。
白ワインとジャム、絵はがきと町の絵が焼き付けられたミニグラスを購入。時間があればカフェにと思っていたが無理なので、代わりにアプリコットのアイスを買って食べる。
 
デュルンシュタインの町並みと、アプリコットアイス


急ぎ足で駅に戻り列車を待ってると、日本人女性が話しかけてきた。彼女Aさんは、ウィーンに滞在してるそうで、明日のホテルを押さえれてないので良い所を知らないかということだった。彼女、確か船で一緒だったな?けど、お連れさん(30代後半~40代の男性)が居たはずだけど?と思いきや、その男性とは船で知り合っただけだったとか。
これから彼女もウィーンに戻るというので、一緒に列車に乗ることに。
このあと別の日本人女性2人組とも出会い、4人で席に着いた。
後で出会った2人のうち、Bさんはウィーン在住の人、CさんはBさんの友達で某旅行社に勤めているらしい。Bさんと年が少し離れてるのは、仕事上で知り合ったかららしい。
Aさんの明日のホテルの話。彼女は仕事を辞めて3週間の予定でヨーロッパ各国を旅してるそうで、殆どユースに泊まってて1泊にそんなにお金が出せないらしい。よく見ると、着ているTシャツの首周りなんかけっこう穴が開いたりしてほころびてるから、ホント節約に節約という旅をしてるっぽい。ウィーン在住のBさんにアドバイス貰ったりしてた。
で、Cさんは明日帰国するそうだ。利用航空会社の話になり、Cさんは私と同じエミレーツだと言うので、帰りのオンラインチェックインについて聞いてみたら、今ここに来てて出来てないから、ウィーンに戻ったらやるとのこと。やっぱ希望する席があるならすべきということかな。
色んな話をしながらの帰路は賑やかなものとなった。
定刻より少し遅れてシュピッテルアウに到着し、ここで4人とも下車。Aさんはウィーン西駅に行くというのでU6へ、私たちはU4へと乗り換えたが、BさんとCさんは中心部に行くというので、シュヴェーデンプラッツで下車しお別れ。私はStadtpark(市立公園)まで行く。

今日、私が急ぐ理由。
昨日に引き続き、友達と夕食を食べるため。
出発前は、昨日だけ一緒にゴハン食べる予定だった。せっかく2人で旅行してる友達を邪魔するの悪いな~と思い、1日だけ一緒するわって言ってたんだけど、昨日会ってからすぐのYさんの話を聞くと、2人旅もけっこうツライとこあるみたいだったので、それならもう1日一緒しても大丈夫かなということで。
ただ、彼女達は20:15からのモーツァルトコンサートを予約してるので、早めにゴハンを食べなきゃいけない。
私は18時半頃にはウィーンに戻れそう言うと、コンサート会場近くでゴハン食べてくれるなら大丈夫やでとのこと。
ということで、インターコンチネンタルホテルのロビーで18時半に待ち合わせしたのだった。(遅れた場合19時までは待つということで…)
列車は少し遅れたけど、市内へは地下鉄ですんなり戻って来れた。
待ち合わせのホテル。宝くじでも当たらない限り泊まらないであろうという高級ホテル。ロビーに着くと友達はまだのようだったので、先にトイレに行ってみたけど、トイレからして違うね~。トイレットペーパーも柄入りで高級感漂ってくる。化粧直しとかしてたら友達もやって来て、
「あれ?今日はホテルのトイレで待ち合わせやったっけ?(笑)」
と。
無事、落ち合うことが出来た。

今日の夕食は老舗カフェ「シュヴァルツェンベルク」というところで食べることに。せっかくなので外で景色(と言っても見えるのはリンクなんだけど…)見ながらの食事。
今日もYさんはヴィーナー・シュニッツェルを注文。私は、豚肉を卵でからめたもの、Wさんはグーヤシュを注文し、皆で分け合って食べる。


途中、すんごい格好した人が店にやって来て、席に着いてビールとか飲んでる。きっとどこかのイベント出る人やと思うけど、ホントスゴイよ、その格好。
  ↓ ↓ ↓
  けっこう露出度高いデス

20時前まで食事して、彼女達はコンサートへ。
コンサートのチケットは、街中でも売られてるくらいなのでまだ空席はある。なので、私も一緒に来る?と言われたんだけど、この格好じゃあ・・・。彼女達はドレスアップしてるのに私はGパン。ホテルに戻れば洋服あるけど、戻ってる時間ないしってことでここでお別れ。楽友協会に行きたかったと言ってたので、
「コンサート会場の近くだから、帰りに外観だけでも見て帰ったらいいよ、ライトアップされてキレイやし。」
とアドバイスしておく。

さて、私はというと、エアコンのないホテルに戻るのはイヤだったので、ワインをおかわりし、ここで絵はがきを書く。

21時前に店を出て、トラムでオペラ座前へ。夜のオペラ座もライトアップされててキレイです

オペラ座


そしてまたトラムに乗る。市庁舎の方から音楽が聞こえてきたので行ってみることに。
 
国会議事堂(左)と、お向かいにあるブルク劇場(右)

なにかイベントがあって、チケットを買わないと入れないのだが、柵の外から覗くことは出来る、高いところに登れば。。。私は柵の隙間からスクリーンは見えた。それにしてもすごい人やな~。

市庁舎のイベント。銅像の上に登ってる人も。。。

とその時、突然雨に降られる。
トラムの停留所に走って戻る、いちおう屋根があるので。
で、このままホテルに戻ろうとトラムを待つも全然やって来ず。雨も止む気配がなさそうだったので、少し小降りになったところで、近くのタクシースタンドへ走って行き、タクシーでホテルに戻ることに。
約10ユーロの出費。が、乗ってる間、雨がまた大降りになったことを思えば乗ってよかったのかも?

ホテルに到着し、ロビーの無料PCで明日以降のお天気チェック。
その後、部屋に戻るも疲れすぎて動けずに寝てしまう。夜中に一度目が覚めたので、洗顔だけしてそのまま寝る。


【2日目】 ウィーンで待ち合わせてホイリゲへ

2010-07-16 | オーストリア&イタリア旅行(2010)

さて、楽しみにしているドリンクサービスは・・・。
離陸して1時間くらい経ったところで、先にお食事が提供される。
まずは機内食の写真をと試みるも、機体が揺れて上手く撮れない

家を出る前、しっかりゴハン食べたけど、なぜか食べれるのよね~ 時間的には夜食って位置づけ。
メニューは和食で白身魚が出た。お魚の機内食もなかなか良いかも?
もう食べ終わるかという頃に、やっとドリンクサービスの提供あり。もちろん白ワインを頂く

今回も事前下調べで、機内エンターテイメントをチェック済み。関空~ドバイ、ドバイ~ウィーンまでの機体が全く同じのため(復路のローマ~ドバイ~関空も)、エンターテイメントも同じ。今、急いで見ないとアカン映画とかもなく、まずは睡眠をと思い寝ることにした(昨日、市民バンドの練習から帰ってきてから、最終荷造りをしたので、寝たのが3時過ぎだったのだ)。

ドバイ到着前にもう一回、機内食が提供された。さきほどの食事から6時間くらい間隔は空いてるんやけど、寝てただけやからあまりお腹空かない 軽食程度のものでよかってんけどな~、わたし的には。。。

定刻の4:45より少し早めにドバイ到着。
まずは乗り継ぎのためのセキュリティーチェックを受ける。私の前の人たちで靴脱がされてる人が居たのだが、私もセンサーに引っかかってしまい、靴を脱ぎ、それも手荷物と一緒にX線に通す。その間、私は裸足で歩かされた。特に潔癖症ってわけではないけど、裸足で歩かされるなんて~~っって思った。後で足拭いとこ。

ここを通過すれば、夜でも明るい免税店エリアに着く。
ドバイの空港に着いた時から感じててんけど、冷房きつ過ぎっ カーディガン羽織ってても寒いよ。
まだウィーンへのフライトのゲートが決まってなかったので、免税店を一通り歩いた。
その後は、足を伸ばして座れる椅子を探して仮眠する。乗り継ぎ時間は5時間ちょっと。長いな~。
そんなに深く眠るわけにはいかないが、それなりにいい睡眠をしていて、あと30分くらいしたら起きようかな?と思っていた頃、 が鳴る。
「近々、イタリア行くことある?あったら頼みたいものがあるんやけど…」
と姉からのメール。
てっきり母から聞いてメールしてきたんか?と思いきや、たまたまだったらしい。何か虫の知らせでも届いたか…
「今、ドバイで乗り継ぎ中」
と返信するとえらく驚いてた。
頼みたいものとはCDらしい。(日本時間の)夜にからリストをメールするわとのこと。これから私も乗るためメールが受信できないので、ちょうどよいかも?

そのあと少し寝直して、7時半頃、トイレに行って歯も磨いてから出発ゲートを確認。
「222」のぞろ目のゲート。ちょっとテンション上がったりもする。(←これだけで?と言われそーですが…)

スタバでキャラメルマキアートを購入し、ゲート近くのベンチに腰掛けて、バッグに忍ばせていた柿の種をつまむ。ヘンや組み合わせやな~

そろそろボーディング時間って頃に、
「Vienna 214、Veinna 214 ・・・」
と言って回る地上係員が。。。どうやらゲート変更らしい。こんな整備された空港でも直前にゲート変わるんやー。ウィーン便を待ってた人たちがゲート214に大移動。
移動中、アナウンスもあったけど、言いに来てもらわなければちょっと危なかったかも?

ボーディング時間直前のゲート変更のせいで、もちろんボーディングはすぐに始まらず、フライトも約1時間遅れた。
さて、今度は機内エンターテイメントを楽しむ予定。
まずは、「ライヤーゲーム」。
これ、連ドラをずっと見てて、映画も見たかったんやけど、母が入院したりして時間取れなかったのと、映画館で見るほどでもないか~と、躊躇したため見に行かなかったやつ。なので、これだけは見逃したらアカン。
映画見てたら機内食も運ばれて来た。チキンカレー、なかなか美味しかった


ちょっと目を休めた後は、「のだめカンタービレ」を見る。
が、半分ちょっと見たところでタイムアウト。続きは復路で見ないとっ
あっという間のフライトで(それでも6時間弱)、機内でガイドブック読む時間なかったというか忘れてた

入国審査を済ませ、荷物もピックアップしたあとはエアポートバスでウィーン西駅へ向かう。
1年半前来た時、すでに工事中だった西駅。未だ工事中で通れないところ多々あり。これ、工事進んでるだろうか?と思ったわ。

まずは明日行く予定のヴァッハウ渓谷までのお得切符を買いに国鉄の窓口へ。
バス降りて国鉄の駅に向かうも、出会ったのは長~い階段。エスカレーターなかったっけ?と思い、近くで雑誌売る人に聞くも、「no」の返事。
諦めて、スーツケースを持ち上げ階段登ってると、先を登ってた男性が戻ってきて私のスーツケースを運んでくれた。こりゃ有難い。
で、国鉄の窓口を見つけたんだけど、そばにはエスカレータありますが?
きっとどこからか(西駅をぐるりとしてれば)エスカレーターに辿り着けたんやろな~。

窓口は珍しく混んでなく、ちょっと待っただけですぐ順番がきた。
ここでウィーンコンビチケットなるものを購入。これに含まれてない経路の切符も合わせて購入し、46.6ユーロなり。
私がチケット購入した後は、ずら~と人が並んでたのでタイミングよかったみたい。

フライトが遅れたせいで予定より時間が押してるので、ホテルへ急ぐことに。
面倒臭かったのと、たぶんこれがお得だろうと思い、市内72時間チケットを購入して、さっそく地下鉄に乗る。
ここからホテルの最寄り駅Alserまで、U6で移動。西駅からAlser駅まで、地下鉄乗ってる時間は10分とかからなかった。
駅に着いて、まずはホテルの方向を確認。今回は予算の都合で中心部から少し離れたところにホテルを取ったので、ガイドブックに詳細な地図がないエリア。頼るはGoogleの地図のみ。方向確認したあと、念には念をと地図と睨めっこしてたら、親切な人が声かけてくれ、道を教えてくれる。私、人に頼りっぱなしやな~

駅からもうちょっと近いかと思ってたけど、予想してたより距離があった。それでも10分はかからないかな。
さっそくチェックインして部屋に入る。

とてもシンプルなお部屋。一人ならこれで十分?


ここ、オーストリアは通常、北海道くらいの気候なので、エアコンなるものが殆どなく、このホテルにもない(ロビーにはあったけど…)。
荷物があったせいもあるけど、かなり暑いっ汗が流れて来るのよね~。空港でバス待ってる時からすでに暑かった。
日本出発前に調べた天気では、私の滞在中の気温は、日中36℃。明後日(日曜)は、少し下がって25℃くらいの予報だった。また猛暑の時に旅行に来てしまったんやな~。

ホテル着いたのが17時前。
シャワーとか浴びてる時間はないので、とりあえず汗拭きシートで身体を拭いてから、こんな時間でも日差しが強いため日焼け止めを塗る。そして、あまりの暑さに耐えれそうにないので、久々に髪の毛もアップにしてみた。
そうこうしてると、姉から例のメールが届く。
軽い気持ちでCD購入依頼をOKしたものの、頼まれた数はなんと7枚 これけっこう重いんとちゃうか?今回、エミレーツ航空やから、スーツケースの重さを気にしなくてもいいけど(エコノミーでも30㎏までOKなのだ)、他社便やったら20㎏やで。ワインや缶ビール買って、いつも20㎏に押さえるのに苦労してるってのに・・・(←実際は1,2㎏くらいオーバーしてる)

このメールに返信だけして、中心部の方に行く。
地下鉄Alser駅から地下鉄だけを乗り継いで中心部(ウィーンのヘソであるシュテファン寺院)まで行ける。
が、私は駅前を走っている、トラム№43でウィーン大学近くまで行ってから、リンクを走る№1かDに乗って、オペラ座前まで行くことにした。(オペラ座前まで、ウィーン大学前から、地下鉄を乗り継いでいくことも出来るのだが・・・)

トラム№43の終点からは、ヴォティフ教会が見える


オペラ座前に到着。
ここからウィーン中心部の目抜き通りであるケルントナー通りを歩き、シュテファン寺院へ。中心部は来る度に足を運ぶので、さして珍しいものもないのだけど、ここに来ると、「あっ、ウィーンに来たんやな~。」と思える場所だ。フライトさえ順調なら、今日のうちにショッピングしたかったのだが、お店もそろそろ閉まるし、友達との待ち合わせ時間も迫ってるので、この辺りをブラブラだけして、19時頃、友達の待つホテルへ向かう。

ウィーンのメインストリートであるケルントナー通りでハープを弾く男性


地下鉄には乗らず、オペラ座前からトラムに乗ってみた。そのほうが歩く距離が少ないかと思って。ラートハウス(市庁舎)で降りればいいのだが、トラムの1区間は距離がそんなになさそうと読み、その次の停留所で降りたらこれが失敗。ここの1区間は長くて行き過ぎた
歩いて戻って、ホテルが目についたところで、向かいから友達2人がやって来た。
待ち合わせ19時半で、5分くらい前に着いたのだけど、グッドタイミングだった。

今回、待ち合わせした友達は、ウィーンに住む子ではなく、たまたま私と同じ日に日本を出発してここに旅行に来た友達。
友達2人は私と同日出発なんだけど、ヨーロッパ系の航空会社利用のため、朝出発で、ここウィーンには昨晩着いてて、今日は朝から観光していた。やはり猛暑みたいでかなり暑いとか。Yさんもよくヨーロッパに旅行に来るのだが、いつも安い冬に旅行してて、夏のヨーロッパは10年ぶりだとかで、「避暑に来たつもりが、こんなに暑いなんてっ」と言っている。本来、この国は涼しいのだから、怒るのもムリないか~
さらに、スーツケースを開けたら壊れてることに気付いて朝から激怒。弟さんから借りたデジカメはなぜか撮ったものが見れないとかで、これまた激怒。
スーツケースの破損は私もよく遭うので、保険請求できるかも?的な話だけしておく。
で、カメラはたまたま私とメーカーが同じだったので、SDカードを私のデジカメに入れて見てみたら、私のではちゃんと見れる。これなら撮れてないってことはないから大丈夫ちゃう?たぶん何らかの設定がされてるだけってことで、これについては解決した。
エアコンの効いたホテルのロビーで休憩を兼ねて話して、今日の晩ご飯を何処で食べるかという話題になる。
出発前から、「ホイリゲに行ってみたいねん。」って言ってたっけ?
けど、ホイリゲは郊外まで行かないとアカン。もう一人の友達Wさんがかなりお疲れだったのであまり遠出は…ってなりかけたんやけど、(彼女達が)まだ乗ってないトラムに乗れるから(←座ってれるし)、行きましょうってことになりホイリゲ行き決定。
私は日曜に一人で行こうと計画していたので、友達と行けるとなりラッキー

地下鉄でショッテントーアまで行き、次はトラムA38に乗り換えて終点まで。ショッテントーアに着いて地上に出たものの、トラムの停留所が分からず案内を探してたら、何故か「↓」となってる。何でトラムやのに地下?
エレベーターで下に降りたら、ちょっとしたバスターミナルみたいになったところに着いた。おっ、スゴイッ

A38の終点グリンツィングで下車。
このあたり一体がホイリゲである。ガイドブックにもお店が紹介されていたが、とりあえず歩いて探してみようということに。
で、辿り着いたのがここです。

この辺り一帯、可愛らしいお店がある


21時前にお店に入る。
ホイリゲって、もっと賑わってるのかと思ったけど、お客もそこそこで落ち着けそう。私たちは外のテーブル席に座ったからかもやけど。。。中には日本人と思われる修学旅行生が大勢いた。
ホイリゲの注文方法は、ドリンクはテーブルで、それ以外(料理やおつまみなどの一品)は、カウンターで注文&支払うシステムが主流のようだが、ここは全てテーブルでオーダーすればよかった。
私はさっそくオーストリアの白ワインを、友達2人はお酒があまり強くないので、ワインを炭酸水で割ったものをオーダーしていた。(炭酸水で割ったものは"ゲシュブリッツ"という。)
そしてお料理は、皆が好きなものを1皿ずつ注文し、シェアすることに。
私は、3皿多いよな~と思ったけど、友達が「ええやん、別に。」的な感じだったので、3皿頼んだけど、やはり多すぎた
友達がどうしても食べたかったといって頼んだヴィーナー・シュニッツェル、美味しかった~

ご覧のとおり、ボリュームあり過ぎっ!!


屋外での食事。
蚊が跳んでるので、時折、足とかをバタバタさせて虫刺されに最大限の注意を払う。しばらくすると、バイオリンとアコーディオンの演奏がやって来た。
が、私たちには背中向けて座った状態での演奏。私たちの存在にも気付いていたようで、しばらくしてから「荒城の月」が演奏された。
せっかく演奏してくれるなら、私たちの方向いてくれたらいいのに。。。なんちゅうスボラな・・・
友達2人があまりお酒が飲めないので、私もワインはグラス1杯にしておく。あ~、飲み足りないっ

私たちに背中向けて演奏したのに、チップ請求されました。。。

だいぶ時間も遅くなったので岐路へ。
トラムに乗って、来た道の逆を行ってたんだけど、途中でトラムの故障か、運転手に「降りろっ」と言われ、全員下車させられる。
他の乗客(たぶん、観光客と思われる、ドイツ語じゃなかったから、、、)も事情を聞くも、運転手はドイツ語オンリー。彼らは諦めてすぐに降りたけど、私たちはどこで降ろされたのか検討もつかなかったので運転手に聞きに行くも、英語すら通じず。地図を見せて、「今、何処ですか?」と聞いても、「分からない。」というジェスチャーをして、そのまま逃げてった。
それに激怒したYさん、「自分の住んでる土地の地図も読めんのかーっ、ボケッ」と日本語で叫ぶ。彼女がドイツ語出来なくてよかったと思ったのだった(苦笑)

さて、夜も更け辺りは真っ暗。せめてトラムの停留所で降ろしてくれたいいのに、線路の途中なモンでどこか分からない。辺りを見回すと地上を地下鉄が入ってることに気付き、線路の先に目をやると「U」の表示を見つける。
行ってみると「U6」のNubßdorfer.Strという駅。ここからウィーン西駅方向に3駅行けば、私の泊まるホテルの最寄り駅だ。私の方は、ホテルに戻るのが早くなったけど、友達はちょっと遠くなったような気がする。とりあえず西駅まで行ってU3→U2と乗り換えればOKだとアドバイスしておく。ホントは私が降りた駅の次で下車し、トラム2に乗ると一番早い気がするけど、慣れないとこを行くより、地下鉄で確実に帰ったほうがいいかと思ったので。

私は下車したAlser駅からホテルへ歩く。夏のヨーロッパは夜が更けるの遅いというが、23時はさすがに暗かった。人通りも少なくちょっと怖かった~

部屋に戻ると冷房ないので暑いっ で、窓を開けてみたんだけどすぐに虫が入ってきて…。窓をすぐに閉めたけどけっこう虫が入ってて、しばし虫と格闘。(あ~、キンチョール欲しい

0時過ぎにシャワーして洗濯もし、2時には就寝。

*** トップの写真 ***
ドバイ空港からの眺め。
私は何気にシャッターを切っていたのだが、近くに居たツアー団体客と、その添乗員さんの会話から、先に見える工事中の建物が有名なものであるらしいと知る。