M's Print Diary

ようこそぴょん!お疲れ様です。ところで前向きってどっち向き?

ブラインドテスト

2011年08月06日 | Weblog

貧乏人の私は、世の中の高額な商品は、良い商品と思ってしまう傾向が強いのですが必ずしもそうではありません。

日本人は高価なものは、必ず良いものという先入観が強いようです。

これは自分達の側が考えを改める必要があります。

たとえばオーディオの場合、聴覚というやつは脳でおこなうから、デザインや値段による先入観によって音も変わって聞こえる可能性はあります。

そうなると、例えばブラインドテストで2つの機器を比べて判断しなくては本当の判断にならないと云うことになります。

本当に耳に自信があるのならば、1万円のオーディオと100万円のオーディオを間違いなくブラインドテストで見分けられるはずであります。

ところが1メーターウン十万円の超高級スピーカーケーブルと、ホームセンターで売っている数百円の普及品を比較するブラインド・テストをしたところ、マニアをふくめほとんどの人が区別できなかったと云います。

また総額200万円のシステムと4万円のシステムの音に優劣がつかなかったとか!

それが現実なら、まあ、どちらにしても意味深長な結果ではあります(笑)。


面白い物を見つけました。

スイスのゴールドムンド社はハイエンド・オーディオのなかでもとりわけ超高級のブランドとして知られます。〔下の写真がゴールドムンド社 140万円のユニバーサル・プレーヤーの中身〕

驚くことに、同社が製品として発表した国内価格140万円のユニバーサル・プレーヤーと、この手の品としては最廉価にちかい実売1万3000円ほどのパイオニア製DVDプレーヤーの中身がほとんど同じであることが、海外のオーディオ・マニア掲示板にて写真付きで暴露されたのだ。

140万円のユニバーサル・プレーヤーの中身
 GOLDMUND Eidon20  140万円

 

パイオニア製DVDプレーヤーの中身

 Pioneer DV-600   13,600円(定価2万円)


あのゴールドムンドの中身が、メカはもとより基板までそっくりパイオニアで、しかもスッカスカ。

CD/DVDのピックアップ・ドライブ部分に、フィリップス製やパイオニア製を使うことは他のメーカーでもよくあります。

しかし、このように基板そのものもそのまま流用している例は初めて拝見しました。

しかも、DVDプレーヤーとして最も安い製品の物をです。

これが事実だとすれば、メーカの言い分や評論家の言い分もあるだろうけれど、何を基準にして機器を評価したらいいのか、まったくひどい話だ。

ブラインドテストとは?

外見や商標に影響されずに商品の評価をするために 、それらを隠して行う目隠しテスト。


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6 コメント

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Unknown (S)
2011-08-06 19:14:10
WADIAはTEACのVDRSメカを採用しました。TEACもWADIAのDAコンバーターを一部に採用しました。このようにカタログにその事実を明示しているならそれを承知で買うわけです。しかし上記のようにこっそりと採用して高額な値段をつけると客が困ります。石ころとまでは言いませんがメノウ或いは水晶をダイヤモンド並みの値段で買う結果になります。/人間は見かけに騙されるものです。見かけも価値のうちといえば確かにそうなんですが、高級ブランドにも見掛け倒しのものがあります。ブラインドテストをやればマスメディアの評価とは異なる結果が出るでしょう。するとスポンサーが降りるでしょう。結局ヒモつきの評価・評論が横行していると思うしかありません。/だまされる人が多いと「みんなで渡れば…」ですね。
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S様へ (maki)
2011-08-06 19:46:44
メカが同じならどちらも性能もほとんど同じでしょうね、反対に考えればパイオニアの製品が「価格」「品質」において優秀な製品を供給しいてることになります。
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Unknown (元新潟のU)
2011-08-06 20:39:18
昔CDプレーヤーを購入するとき、電器店で試聴しまくって敢えてSONYのXA30ESを購入しました。予算的にはXA50ESも買えましたが…
価格と音の良し悪しが比例しないのは有名ですが、これは酷いですね。
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Unknown (S)
2011-08-07 09:04:27
たとえて言えば、消費者は王様であるとされますが、じつは裸の王様であり、その王様の耳はロバの耳だったということになるのでしょう。/お伽話では、「王様が裸で歩いている」と叫んだこどもの声で民衆は真実に気がついたわけですが、ブラインドテストもそういうこどもの声になるかもしれません。/ブラインドテストはメーカーが嫌がるのでしょう、きっと。だから雑誌はそれを記事にできないのだと思います。/オーディオには「ハッタリ・オーディオ」という分野もあります。いい音を出すにはカネがかかる。それはある程度言えますが、その逆が真とは限りません。金をかけたら必ずいい音であるとは言えません。でもハッタリ・オーディオに感化された人はそう思いたがるようです。
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元新潟のU様へ (maki)
2011-08-07 10:57:56
メーカーでは設計開発だけは国内?で行なわれ、生産は人件費の安い中国などで作っているのでこのような問題が起こるのでしょう。お店で、これぐらいオーディオに投資しないと良い音は聴けませんよ」こんなセリフを店員に簡単に言われると内心腹が立ちます。ブラインドテストはメーカーが嫌がります、今の半導体のアンプ技術はほとんど完成されていて、どんな回路を開発して商品化しても音は極端に変わらないと思います、冷静に考えればDVDプレーヤーもこんなのが何百万もするとは私には理解がしがたい、オーディオに限らず目先だけで物事を判断すると必ず失敗します、オーディオを楽しむには自作と工夫を持って少ないお金で良い音を出す、これこそオーディオの楽しさであり趣味でもあると思うのです。 
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S様へ (maki)
2011-08-07 11:23:11
今までマニアの高額なオーディオシステムを聴かさせて頂いたが良い音で鳴っているのは数少ないですよね、そんなハイエンドマニアの何百万もする自慢のシステムに、私がこの部分の音が悪いとケチを付けたら、相手はきっと「あんたのスピーカーは何処のスピーカーだ!名前を教えろ!」と目を吊り上げて怒るでしょう、その時に胸を張って「私のは自作です!」と言ったら「何んだ!自作か!」と聴いてもくれないし、バカにされるでしょうね。でも実際にそのようなマニアに共通しているのは(貧乏人はオーディオをするな)と音に対して自分のポリシーがない人が多いのです。だからブランド品の値段が高い物をオーディオマニアは買うことで自己満足して、高いは良いと勘違いしているのでは・・・ハッタリ・オーディオに感化された人はそう思いたがるようです。
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