M's Print Diary

ようこそぴょん!お疲れ様です。ところで前向きってどっち向き?

阪急電車

2012年01月10日 | Weblog

阪急電車 「有川 浩 著」


私のような関東の人には馴染みのない阪急電車の今津線のお話です。

全部で8駅、片道たったの15分という各駅停車に乗り降りする人々の人間模様を描いた、短編小説集です。

各駅を紡ぐように短編が綴られています。

わずか15分間の路線の電車から、さまざまな人の人生が見えます。

私も実際、電車に乗っていると子供やマナー違反おばさんにしろ、「あぁ~、うるせーな!」と思ったり、満員なのに座席に荷物を置いているオヤジとかに、あー こういう人こそ無神経って言うんだろうなーと、つい人間観察しちゃうんですよね。

誰だって人は人生にちょっとした問題を抱えている。

 他人から見れば、そんな些細な事と言われる問題でも、当人からすれば重大な事で他人に相談しにくいのです。

偶然乗り合わせている彼らにはそれぞれの人生があって、電車に乗っているわずかの時間に、彼らの人生がほんの一時交わります。

DV男と別れる別れないで悩む女子大生や、婚約中の彼を後輩社員に盗られたアラサ―OL、など それぞれの人間模様が面白おかしく書かれています。

面白くてほんのりと温かくて、じんわり泣けてくるいい話である。

人が人として生きていくうえでのマナーみたいなものを強く感じる作品ですね。

有川浩さんを知ったのは、TVドラマ「フリーター、家を買う。」だった。

実はこの本を読むまで、作者が女性とは思わなかったのです、確かにそれを知って表紙を見ると「浩」はHIROSHIではなくHIROでした。

老若男女、誰が読んでも おそらく面白いでしょうね 心が温まりますよ!。

この作品は映画化されてますが 機会があれば映画も観てみたいと思っています。


バーミキュラ

2012年01月10日 | Weblog

料理好きな方にとても人気なお鍋があるのをご存知ですか?

現在1万2千人待ち、私も10か月待ち。

今注文しても早くて10か月後にやっと手にできるというもの。

そのお鍋は日本製で「バーミキュラ」といって、ホーローのお鍋です。

 

この会社の ベテラン職人さんたちが頑張っても1日40個しか作れないんですって!

「バーミキュラ」は、名古屋の鋳造メーカー「愛知ドビー」がつくりあげた、水がいらない「無水調理鍋」です。

ホーロー鍋(バーミキュラ)が魔法の鍋といわれる理由は蓋と鍋を精密加工で密封度を高め、無水調理を実現したのが一番の特徴だが、 一目見た蓋のデザインがあまりにもストウブにそっくりだった。

高い密封性により圧力鍋効果があり、水が必要ない、無水調理ができるそうです。

素材から出る水分や脂によって調理が可能、炭素やホーローの成分による遠赤外線効果で煮崩れしにくく素材の芯まで火を通せる、といった特徴があります。

水を使わずに食材の水分だけで料理ができる、どれも素材の栄養やうま味が凝縮されてるって事ですね。

どんな味になるのか、とても気になります。

値段は安いものではありませんが、鍋に名前をいれるサービスなんかも始まるそうで、長い間使うつもりで思い切って買ってみるのもよさそうです。

ストウブも欲しかったのですがデザインもカラーも素敵なのでバーミキュラにしました。

納期も長くなってしまってますが、そうまでして手に入れる価値はありそうですね