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FLEA CORRECTLY, NOT FREE,
INTRODUCE OLD OR USED GOODS.

惟神の道と国際主義者の道 漆

2024-05-29 05:19:51 | debauchery道楽
ー続き

 以上、現在の世界をコントロールしている勢力は「理屈」を背景として、
わが国がもつ「むつまじき心持ちて相許したもう」とする「天照大神様」の
「知恵」が欠如しているのである。

 世界の平和と安寧と成長には「恩親之心」すなわち、「むつまじき心」が
絶対に必要なのです。
 神社本庁の岡田氏が「恩親之心」について平易に解説しています。
 -「むつまじき心」というのは、『日本書紀』によりますと、「恩親之心」
  (むつまじき心)とあります。
  人間はお互いに仲良くむつまじくしてゆく気持ちを持たなければなら
  ない。そうしてお互い同士許し合わなければいけない。というふうに
  天照大神は教えられ、且つそういう御心をお持ちになっていた御方で
  あります・・・お互いが大きな肚をもって包容し合う。お互いは手を
  取り合ってゆかなければならないということを、天照大神は教えておら
  れる。
  こういうふうな神様をば、私どもは親神様と申し上げておるのです。
  (岡田光男著『大祓詞の解釈と信仰』)

 西洋の考えは親神様の心から離れ、人類や自然と共生していこうという
調和の精神が欠落し、最高の「理屈」を得たとする選ばれた人間が考えた
ことのみが正しいという「選民」思想に行き着いた。
 その選民のみが「優性種」として、他のすべての劣等種への頭ごなしの
「民主主義の大義」を創り、「アジア蔑視」の差別感となっている。

 しかし、日本人がもつ「知恵」の力によって、理想を追求し、地球を希望
にあふれる星にしなければならない。
 それが、神さまから「知恵」を豊富に頂いている日本人の責務であると考え
ます。
ー終わりー

☆ブログ筆者:
「gooIDのセキュリティ強化を目的として、2024年5月30日(木)より、goo会員
情報の閲覧・変更を行う際の手続きの変更」があることにより、既報いたしま
したように本日29日(水)をもちまして拙ブログを閉じることにします。

「真理は少数にあり」
約4年間に亘りお付き合いを賜り誠にありがとうございました。

唯一の「時間」は今だ…文字通り ***David Icke 3/3***

2024-05-29 05:13:19 | David Icke
唯一の「時間」は今だ…文字通り

【デーヴィッド・アイク ニューズレター、2009年3月29日号】

みなさん、こんにちは
「人生」と呼ばれる幻想をさらに深く探求するにつれ、気がつくと自分がますます笑っている。本当に笑いが止まらない。我々が「現実」だと信じているものは、実は全くそうではないからだ。あるいは我々が「現実」と考えるような意味では全然現実ではないからだ。
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」でアリスがこう言っていた。
「もし私だけの世界があったら、そこではすべてがばかげているの。何もかもがあたり前の現実じゃないの。だって全部あたり前の現実じゃないものばかりだから。それから逆さまにすると、あたり前の現実は現実じゃなくて、あたり前の現実じゃないものが現実なの。わかる?」
だが、アリスの描く世界はおとぎ話のつくり物ではない。それはまさにここにある。我々がその真っ只中で暮らしている。

人生や社会を変える出来事は無作為に起きるもので、長期的に計画されている結果になるよう操作などされていないという思い込みのように、五感の幻想はすべて、我々が誰で、どこにいるのかについて、と言うより大きな幻想から派生した下位の幻想にすぎない。
一旦最も重大な幻想に陥ると、他のすべての幻想がそれに続く傾向がある。そしてそれらの中心にあるのが「時間」の存在を信じることだ。「時間は存在しない」という主張を初めて聞いた時、私は本能的にそれが正しいと気づいた。しかし「マインド」では全く理解できなかった。
ある時マインドを”超えて”「大いなる意識」の状態になった。そして確かにあるように見える時間が、どうして存在しないのか即座に理解できた。マインドが鍵だ。マインドは「大いなる意識」に仕えるべきものだが、五感の領域では、知覚を支配してしまっている。
「世界」の現状がこのようなものなので、舵を取るべき「大いなる意識」が働ける状態ではない理由が、この一文でわかるだろう。
我々はこの現実で経験をしている「無限の意識」である。そして最も広い意味での「大いなる意識」と我々が経験している「世界」の橋渡し役が「マインド」と呼ばれるものだ。
我々は私やあなたのマインド、彼や彼女のマインドについて語るが、これらはすべて「無限の意識」と五感の領域、あるいは「物質的」幻想、との連絡や橋渡し役となる唯一の「マインド」の表現なのだと私は言いたい。
あなたは、ニューエイジ信奉者か、ウォール街の銀行関係者で、表面的には著しく異なって見えるかもしれない。しかしマインドの中にいて「大いなる意識」の状態でなければ、異なる観点からではあるが、同じひとつのマインド(『知的マインド』と呼ぶことにする)を通して自分の現実を表現することだろう。
「知的マインド」は「人格」をつくり上げる。我々「人格」は固有の名前を持ち、鏡に映る固有の姿があり、固有の存在である「自分」だと思っている。しかしこれは本当の自分ではなく、自分が「経験している」ものなのだ。このようにこの2つを混同するやり方が、世界を今のような有り様にし、我々の「人生」をこのようなものしている。

「パワー・オブ・ナウ(The Power of Now)」の著者エックハルト・トールは、「マインドでできた人々」または「マインドでできた話」と彼が呼ぶものが、しばしば「人生の物語」または「私の人生」などと呼ばれていることについて語っている。彼の言う通りだ。実際、我々は本当の自己、すなわち「大いなる意識」との繋がりを失った「マインドでできた世界」に暮らしている。[訳注:The Power of Now:邦訳『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』(徳間書店)]
これが、マインドによる思考から出て「大いなる意識」による認識にシフトしないと何も変わらないと私が言い続けている理由だ。我々が「過去」における「変化」とみなしてきたものは、まさに同じマインドの異なる側面同士で人員を交換したにすぎない。
従って、時にはしばらくの間表面的には物事が変わったように見えるが、結局本当は何も変わっていないと悟ることになる。なぜなら「古い」ものの背後に横たわるこれまでと同じ前提が「新しい」ものを知覚する際に同様に支配力をもつからだ。
筋書きどおりの上演方法が、しばしばわずかに変わるだけだ。現実の認識を左右するもの、すなわち「知的マインド」が、(変化の)「前」と「後」の背後で常に働いているからだ。
時事問題の好例がブッシュからオバマへの「変化」だ。言葉(表面的な領域)は変わったように見えるが、その内実のすべては同じか、前より悪い。なぜなら同一の知覚のパターンである「知的マインド」がブッシュとネオコンの人脈を操ったのと同じように、オバマとその側近を支配しているからだ。
本当の変化は「マインド」の支配の外に出て「大いなる意識」に移った時にのみ起きる。「マインド」は極めて低いレベルの知覚である「思考」の領域だ。「大いなる意識」が「認識」の無限の大洋であるなら、思考やマインド、知性が村一番のバカに見えてしまう。

2003年にブラジルの熱帯雨林の中で幻覚性植物アヤワスカを飲んだ時、女性のとても奇妙な声が聞こえるという経験をした。それは大声で私に「物質的」現実の実体は幻想であると5時間もしゃべり続けた。最も意味深い主張のひとつが「振動していたら、それは幻想なのよ」というものだった。
私はその後自分の経験から、その言葉の意味を理解した。最も深い意味で純粋の愛である「大いなる意識」は静かであると同時に平穏である。それは無限の潜在力、すべの可能性、自身を意識する”すべての物事を心得たもの”である。これを「虚空(ボイド)」と呼んだ古代の文献もある。
それは「愛」の源だ。「愛」は「虚空」の平穏と静寂の中にある。誰かが「愛の波動(バイブレーション)」を見つけたと主張するのを聞いたことがあるが、これは本当ではありえないと言っておこう。この「愛の波動」は水のボトルに入れて売られているようだ。
「愛」と誤解されているこの舞い上がった愛の状態は振動(バイブレーション)をもちうる。それはそうだ、なぜならばそれは振動する状態の領域に属するからだ。しかし「無限なるもの」の意味の「愛」は平穏と静寂のうちにあり、すべてのものに浸透している。従ってある振動数の肩書のついた名刺を持っていることはない。
このような「愛」を水のボトルに入れて高額で売ることはできない。それは自分自身の存在の状態によって到達しなければならないものだ。
「虚空」は静かだ。なぜならばそれは”すべての物事を心得たもの”であるからだ。よって「考え」たり「すべてを明らかにする」おしゃべりは必要ない。それはマインドがすることで、「大いなる意識」はそうしない。すべてが潜在力として静寂のうちに存在している。音が持ち込まれると、それはすべての可能性であることを止め、ひとつのみの可能性になる。
それは音、形、「物体」、そしてすべてが振動している「知的マインド」が現れた世界だ。我々は振動に基づいた宇宙に「生きて」(知覚して)いる。五感がその振動を電気信号に変換し脳に送り、脳がさらに我々の脳/マインドの中だけに存在する「物質的」世界というホログラフィックな幻想に変換する。
これもひとつの経験で、何も悪くはない。しかし自分自身と現実の知覚があまりに物質の幻想の世界に閉じ込められた状態になったため、幻想を超えた「大いなる意識」という本当の自分を認識することから我々を切り離してしまったのだ。簡潔に言うと、我々はマインドに操作されるようになった。すなわち「知的マインド」に支配されている。

これはすべてに根本的な影響を及ぼす。「大いなる意識」は戦争を始めるだろうか?もちろんしない。マインドが始める。「大いなる意識」は豊かな世界で、何十億の人々が食べ物と物資の欠乏で苦しむようにするだろうか?もちろんしない。マインドがそうする。「大いなる意識」あるいは「一つにして全体」は知覚を隷属し、優越性を巡って戦う宗教をつくり出すだろうか?もちろんつくらない。そうするのはマインドだ.
そして同じような例は尽きることがない。
「知的マインド」は、すべてが他のすべてから分離していると知覚し、そのように描く。それは「あなた(おまえ)」と「私」、「我々」と「彼ら(やつら)」の世界だ。この誤って導かれた現実観の中に紛争と対立の膨大な可能性が存在する。そして我々の現実はまさにそのようになっている。これはすべて「知的マインド」の創作物であり、我々が意識的になり、意識を通して見ることを選択しなければ、我々をその振動の罠に閉じ込める。
「大いなる意識」のひとつの定義として、それが自己認識であり、自己存在の認識というものがある。しかし私はこれに賛成しないし、私がここで用いている「大いなる意識」という言葉はそんな感覚では全くない。「知的マインド」は自己認識するが、私が経験した存在の状態のように意識的ではない。
人類は概して自己を(ある程度)認識しているが意識的ではない。このことで我々が経験している世界について、あらゆることを説明できる。しかしこのことは変化しつつあり、この先も変化し続けるだろう。
我々が「マインド」の幻想に陥る方法のうちで鍵となるもののひとつは、時間の存在を信じることだ。アリスが追いかけた白ウサギが、「あらま!なんてこった!遅れてしまう!」と時間にとり憑かれていたのは当を得ている。

我々は現実認識において完全に時間と一体化している。「何時?」「もうこんな時間?」「時間がない」「今何時?」「時人を待たず」など始終時間のことを気にかけている。1日に何回、今何時だと気に留めるだろうか? 

しかしここで奇妙なことがある。時間は実は存在しないのだ。時間はマインドの幻想だ。すべての可能性である「無限の意識」の「今」だけが存在している。
過去と未来という幻想をつくり出すのは、もちろん時間の幻想だ。これらもマインドの創作物だ。過去も未来もない。あるのは「今」だけだ。すべてが「今」起きている。そして「今」以外のところでは何も起きない。「今」以外のものはないからだ。
我々が囚われうる(そしてまさに囚われている)のは過去や未来、すなわち「時間」が存在するという思い込みであり、それらが存在するとみなすことだ。
では質問だ。「過去はどこにあり、未来はどこにあるか?」
普通の答えは、過去は「起きた」ことで、未来はこれから「起きる」こと、というものだ。
よろしい。でも過去と未来はどこにあるのか?過去、現在、未来のどれも経験できる唯一の「時」はいつだろうか?
「今」だ。
過去を考える時、自分はどこにいるだろうか?
「今」だ。
未来について考える時、自分はどこにいるだろうか?
「今」だ。
過去も未来も「マインド」の創作物で、所在位置ではない。それらは「今」に構築されている思い込みで、この思い込みによって過去や未来が存在し、有形であるように見えるのである。過去も未来も実際には存在していない。「知的マインド」のトリックだ。
臨死体験をした人は次のように体外離脱のリアリティを描いている。
「自分の誕生、先祖、子供たち、妻、すべてのことがその始まりから見えた。すべてが一体となって同時に現れる。自分に関するすべてと、自分の回りにいた全員に関するすべてが見えた。彼らがその時考えていたこと、以前起きていたこと、今起きていることがすべて見えた。時間は存在しない。出来事の順序は存在しない。距離や期間、時間、場所の限界などというものはない。私はいたいと思うどこにでも、同時にいることができた。」

体から抜け出すことは、体の現実感覚の変換プロセスから抜けることだ。そしてそれが経験と知覚がこれほど劇的に異質な理由だ。
私は誰もが腕時計を外し、置き時計にカバーをかけるべきだと言うつもりはないが、それが自分にふさわしいならそれもひとつの選択肢だ。だが時間をありのままに見ること、すなわちそれを幻想と理解することで、時間の知覚を変えることができる。
時間にとり憑かれた社会では、確実に誰かに会えるよう、そして相手が立ち去ってから自分が待ち合わせ場所に現れることにならないよう「時間」をチェックすることで、我々は依然として機能している。しかしそうする際「時間」はこの現実の構成物であり「本物」ではないと認識できる。それは自分が乗った飛行機の進行方向に応じて明日か昨日のどちらかに行くのを決めるのが「本物」で海中に引かれた見えない線が「本物」でないのと同じことだ。
この理解は非常に強力だ。なぜなら潜在意識から時間の幻想を追い出し、「(今)ここ」の気づきへと到達するからだ。時間の幻想が意識下-閾値(しきいち)以下-の存在であることやめて、以前は持っていた現実感覚への支配力を持たなくなる。
私が「以前」という言葉をどのように使ったか見て欲しい。言語そのものが時間の観念の上に築かれている。そしてこのことも時間の存在の思い込みを常に支えている。我々に「無時間」を十分に描写する言葉がないのは、現代の言語は「知的マインド」に支配され、時間にとり憑かれた人々が発展させたものだからだ。
時間がない状態の「大いなる意識」と、「時間」の幻想に我々を縛り付ける「知的マインド」に注目することで、いかに「時間」の思い込みが我々を「大いなる意識」から切り離す大きな要素となっているかが理解できる。

過去と未来の幻想から出て意識的に「今」と「ここ」にいることから生まれるたくさんのことがある。そのひとつは今やっていること、現在の状態に集中しはじめることだ。そして焦点を弱めたり、過去や未来とみなすものに焦点を移してしまうことをなくすことだ。
「そんなことをしなければよかった」、「何が起きるのかとても心配だ」、とめどない後悔(過去)と尽きない不安(未来)、これによっていくつの人生と、いくつの「今」が破壊されるだろうか?
ほとんどの人々が生きている「人生」は、「過去」の記憶と「未来」の予測だ。「今」と「ここ」が唯一存在する瞬間であり、彼らの経験を変えることができる瞬間なのだが、ただ彼らの横を過ぎ去っていく。ジョン・レノンは「他の計画をたてるのに忙しい間、あなたに何かが起きるのも、人生だ」と書いた
時間と思考は根本的に繋がっている。実際この二つは基本的に同じものの別の表現だ。時間を創り出し、時間を信じているのは思考、すなわち「知的マインド」であり、「大いなる意識」ではない。では「大いなる意識」とは何か?”静寂”だ。
精神的覚醒が存在するのは言葉と言葉、思考と思考の間の静寂だ。言葉や思考そのものの中にはない。言葉や思考がひらめきを与えるものであっても、それらにできるのは道の途中まで連れて行くことだけだ。それどころか、たいていの言葉や思考のように、それらがひらめきを与えるものではなく、不平不満の繰り言であれば、その言葉や思考によって囚われの身となる可能性もあり、実際そうなっている。

私は決して自分の物差しで考えているのではない。そして誰もがあの思考のない状態で本当に「無限なるもの」にアクセスできる。我々は絶え間ないマインドのおしゃべりによってあまりに疲弊しているので、考えることを止めようと誰かが言ったとしても、それは不可能に聞こえる。しかし現在私は思考を止めることがますます簡単だと気付きつつある。
確かに、思考がない状態に集中している時、依然として思考がやってくる。しかしその思考を「自分」だとするかわりに「知的マインド」の思考だと受け入れる。やってきた思考について考えるのを止め、観察を始めるのだ。
これを行う時、簡単な質問をすることで何かに気付くだろう。自分が「自分」の思考を観察しているとすれば、その観察をしているのは誰か?その答えは本当の自分、すなわち「大いなる意識」だ。本当の自分は静寂であり、思考と呼ばれる「知的マインド」のおしゃべりではない。
そして、「マインド」の思考バターンではなく、「大いなる意識」の洞察を描写してこの現実で伝えるために言葉を使うことができる。圧倒的多数の人々にあてはまるように「知的マインド」は「大いなる意識」との繋がりを抑圧しているが、「知的マインド」を乗り越えると、それは抑圧する代わりに本来の橋渡し役として本当の自分に仕え始める。
私が言うように、見かけどおりのものはない。騒音やマインドのおしゃべりにもかかわらず、本当の自分は静寂なのだ。
これらの「物」にかかわらず、根本的な現実とは何も存在しないことだ。「無限なるもの」がすべてであり、”何もない”のが真実なのはこのためだ。”何もない”なしでなにかが存在することはありえない。なぜなら、”何もない”なしで何かが出現することは不可能だからだ。
言い換えると、「物体」の間に空間のようなものがなければ、どうやって「物体」が存在できるだろうか?我々は「物体」を崇拝するが、「物体」は一時的な形にすぎず、”何もない”ところから生まれた。その”何もない”は「すべての可能性」である「愛」の平穏で静寂な「虚空」なのだ。
音は静寂から生まれ、静寂に帰ってゆく。その静寂があるからこそ音は存在できる。静寂とは”何もない”だ。
「何か聞こえるかい?」
「いや、何も」
静寂を大切にしよう。”何もない”を大切にしよう。それが本当の自分なのだ。

☆ブログ筆者:日本人がもつ霊性も西洋の毒により霞の中に。

いかにイルミナティは東洋を征服したのか? ***David Icke 2/3***

2024-05-29 05:12:02 | David Icke
[再紹介]

宗教、教育、戦争、そして西洋化、いかにイルミナティは東洋を
征服したのか?

ーのニューズレターは著者デーヴィッド・アイクの承認を得て翻訳されたものであり、著作権は著者に帰属します。英語原文に興味がある方は、David Ickeのサイトから購読できます。ー

【デーヴィッド・アイク、ニューズレター 2008年2月17日号】

宗教、教育、戦争、そして西洋化、
いかにイルミナティは東洋を征服したのか?

みなさん、こんにちは…
私は非常に成功を収めた日本への講演旅行から戻ってきたところです。そしてイルミナティについての興味深い対談をして、その伝統的な文化の征服と東洋の知識を得ました。
もう一度、何世紀にもわたる世界的征服のおなじみの青写真を明らかにしました。この成就さるべき計画は21世紀初頭に到達しようとしています。私が世界中を巡って分かったことを日本でも見つけました。ちょうど16世紀にイエズス会宣教師によって伝統的な文化に彼ら本来の企みを浸潤させました。
イエズス会はイルミナティの内部のエリート秘密結社であり、ファシスト行動部隊なのです。「キリスト教」で目くらましをしている背後に隠れるイルミナティの組織には二つの階層制度があります。一つは一般大衆が見るもの、そして本当の権力者の影の存在です。

それゆえ、ローマ教会は再設置されたバビロン教会です。イルミナティ血脈の陰謀がローマに落ち着いたときに、今はイラクであるバビロンの信仰、紋章が単に他の名前でリサイクルされたと、私は詳しく述べてきました。イエズス会の紋章が太陽であるのは、偶然の一致ではありません。
このヒエラルキーの「前線」にいるものは、キリスト教を奨励し推進しました。その宗教、キリスト教を太陽の拝み手であるコンスタンティヌス、もしくは大コンスタンティヌスによってローマ国教として紹介されました。紀元前325年のニケア公会議で、今日キリスト教徒が信じる信条を、彼は押しつけました。 コンスタンティヌスの命令のもとで、イエス・キリストが実在したかというややこしい問いをキリスト教司祭が決議したのは、その会議の場でした。
彼らはなんとずる賢かったことでしょうか。巨大な対立と悪の血の中に、今日キリスト教の基礎の信条を課されたニケアの信条を、彼らは編集しました。その信条には、「イエス・キリスト」の「決定的な肖像」がもりこまれています。
私たちは主、イエス・キリストを信じます唯一の神の子永遠に父となられ神から神へ、光から光へ真実の神から真実の神へ作られたのではなく生じた父と共に一人存在する

これらの長く空虚な、そして背後に現れる、キリストの描写および「彼の」宗教は、さながら今日の政府の立法、本当の意味を隠して見えなくするための、難解な役所言葉のようにしばしば表わされました。
ニケア信条の場合、それは、「新しい」キリスト教が古い太陽神ともう一つの隠された顔であるバビロンの月の女神の宗教である、という事実を隠すためのものでした。もちろん内部のエリートはこのことを知っていて、当たり前のことですが、一般大衆には知って欲しくはなかったのです。
すべての宗教につきもののように、一般的「キリスト教」の教会の様相と長いフロックコートというのはどこでも同様です。そして、そうしたものはすべてペテンであることを知っている秘密の内部聖所にいる者たちは、バビロンの「純粋な」悪魔的宗教に従っています。
事実、キリスト教を裏で支配する勢力は、宗教ではまったくありません。それは、古代の魔術学校で教えられた高度で難解な知識の悪用から現れた、秘密結社のネットワークなのです。
秘密結社の内部の人間が、聖書のほとんどが、バビロンとその他からの秘儀の教理の象徴表現だと知っているけれども、キリスト教会の外側のユダヤ民族は文字どおりに聖書を解釈します。これは、旧約聖書のユダヤ教も新約聖書のキリスト教も同じです。
ローマ教会の中で、私たちは外部と内部の両方で権力階層をはっきりと見ることができます。一つは、ローマ教皇を頭として現在元ナチス青年隊員であった、ベネディクト16世によって率いられる世界中いたるところでの、大司教、司祭、司教による軍隊です。彼らの任務は、ローマ・カトリックの聖書公式版を売ることであり、彼らの多くはこれを行っており、そのうえ彼らは、自分が真実だと言うことを、実際に信じています。
宣教師、そしてオプス・デイ、テンプル騎士団、マルタ騎士団などの、その宣教師と関係する集団によって率いられています。
彼らは、キリスト教の覆いに隠れている秘密結社であり、それらのうちでもっとも強力なのは、イエズス会(the Society of Jesus=the Jesuits)です。

イエズス会は、何世紀も、宗教、政治、警察、銀行、メディアの分野で世界中にわたる彼らの最大の支配地域によって、彼らの探知機の下、支配に成功しています。そして、軍隊は最近現れたもので、実際に、さらに現れています。
イエズス会はイグナチウス・ロヨラの指導の下、スペイン上流階級によって作られ、彼は1491年のクリスマスイブに、スペインのグイプスコア、バスク行政区のロヨラ城で産まれました。彼と彼の仲間たちは、1537年にイエズス会を設立し、1540年に教皇の承認を受けました。彼らは、自分たち自身を、ロス・アルンブラードス(照らすもの)またはイルミナティ(光に照らされた者たち)、と呼びました。
イエズス会は、イルミナティに答えるため、そして世界統治の目標を進めるための秘密結社として始まりました。ローマ・キリスト教は、単なる乗り物、見せかけであり、それは今日まで残り、単なる宗教ではなく、社会の広大な包囲網を操作する秘密のネットワークというのが、イエズス会の真実なのです。
イエズス会士たちは、世界植民地の最前線にいました。ズールー族のシャーマン、クレド・ムトワは、イエズス会士による、古代の知識とアフリカの生活様式を破壊する役割を演じたことについてしばしば語ります。彼らは、ヨーロッパからの大量の流入の何年も前に現れ始め、キリスト教の十字架をもちこみました。その十字架は、イエズス会と大英帝国の名のもとにアフリカ部族の文化が解体されたので、アフリカの人々にはすぐなじみ深いものになりました。
イエズス会士は、一つの足、または「モノポッド」としてたくさんの伝説の中に記憶されました。と言うのも、彼らの長い習慣から長衣をまとい時々一本脚で現れたからです。彼らは部族の階層制度のカギとなる人々を標的にして、イエズス会士を神だと思わせるために黒魔術の知識を利用しました
いったん彼らが部族長と家族を「改宗」させたら、部族の残りは簡単に従います。彼らがアフリカの至る所で使った技術がこれなのです。それは、明らかに中央で決められた青写真で、今週私が学んだ日本でも正確に同じようにしたからです。

イグナチウス・ロヨラの親密な友人の一人で、イエズス会の創始者は、フランシスコ・ザビエルと呼ばれました。彼はロヨラのようにスペイン人宣教師でした。彼らは、パリの大学で同じ部屋に住み、イエズス会のザビエルの後に続いて、「キリスト教のメッセージを伝えるため」広く旅しました。
ザビエルは、1542年、アジアへの伝道に向けてのイエズス会士としてロヨラによって選ばれ、ポルトガルの彼の基盤を去り、1549年8月15日の日本到着の前に、インド、マレーシア、スパイス諸島へ向かいました。彼はロヨラに手紙を書きました。
「私は良き権威者から、中国の近くに日本と呼ばれる国があるのを知りました。その居住者は無宗教で、イスラム教またはユダヤ教にもまったく触れておらず、聖なるものと自然なもの両方を学びたいと強く望んでいます。私は、できる限りすぐにそこへ行くことを決めました。」
それがイルミナティの日本支配「奮闘」と、日本の独自性をのちに西洋化と呼ばれる画一的な奴隷状態に吸収する始まりでした。その計画の完成に何世紀もかかるでしょうが、確かに今、日本に実在しています。
フランシスコ、失礼、‘聖フランシスコ・ザビエル’は、イエズス会とポルトガル王家の両方のために働く「政治的密偵」でした。すべてのイルミナティの諜報員のように、彼は同一計画で多くの役を務めていました、なぜなら不安定にして分割統治するために、多面的に敵を攻撃したからです。たとえば、キリスト教とともにポルトガル人が日本にもたらしたもっとも有名なものは火薬でした。
イルミナティの日本占領計画の長年の研究者の太田龍氏によると、ザビエルは、再び何千もの日本人をキリスト教徒に改宗することに著しく成功しました。その青写真は同じです。黒魔術の知識を使い、大衆に影響を与える「支配者階級」と「意見を作る者たち」を標的にし、マインドコントロールするのです。ザビエルとイエズス会士たちは、彼の没する1552年に、中国へと移動しました。
日本と中国は、まだ、より少ない程度ですが、イルミナティが破壊したいと願う古代の知識の広大な図書館があります。キリスト教と「西洋化」は彼らの業務の二大武器であり、イエズス会は日本の改宗戦争の主要な役者です。第一に、ザビエルのような初期のキリスト教の布教者が最初で、そして貿易会社、企業、戦争が続きます。
日本の統治者、豊臣秀吉は不安になりました。どのようにキリスト教伝道者と彼ら旅行者、外国人貿易商が日本の伝統文化と慣習に対して、攻撃的で不寛容かということと、そしてキリスト教徒の名の下に同じ組み合わせでどのように国を植民地化しているかを見たので、彼の関心は強くなりました。
1578年に、豊臣秀吉はイエズス会と伝道師に対しバテレン追放令[1587年7月(天正15年6月)]を発布し、キリスト教は1603年からの江戸時代までの間、日本で禁止されました。それはオランダとの時折の貿易を除いて、世界から日本が鎖国し、伝統的な日本が勝利した時のことでした。
しかし、イエズス会とイルミナティは戻ってきます。およそ200年の日本の自給自足の鎖国を解くために1850年代に米国がマシュー・カルブライス・ペリーと海軍艦隊を送りました。ペリーは、日本がアメリカとの貿易のために開国するという容赦ない脅しの要求をし、その時から、水門を揺らしました。(訳注:イルミナティによる動乱の始まりとなった)

日本人は1854年の3月31日に神奈川の条約を締結しました。そして日本にとってそれは大惨事なことで、外貨の流入が日本の通貨を衰えさせて、深刻な消費者物価上昇を引き起こしました。鎖国していたときの日本の幕府の仕組みは終わり、西洋の傀儡政権が取って代わりました。それは世界中で起きるお決まりの話です。
英国、ロシア、フランス、オランダは、日本と「不平等条約」を締結しました。それは日本よりもそれらの国により多くの権利を与えました。(今日の『自由貿易』を見て下さい)米国は、日本の政治経済の方針に対しいまだに多大な影響を与える大使館を設立しました。もし日本人がそれらのことがどのようなものかを知っていたら、革命になったでしょう。
あなたが予想するように、イルミナティの「文化的」日本侵略は、中国と同じように、ジャーディン・マセソンと呼ばれている悪名高いスコットランドの麻薬取引組織を巻き込みました。その組織は私の著書にたくさん登場します。1859年に、ジャーディン・マセソンの工作員のトーマス・ブレイク・グラバーによって、伝統的日本への攻撃は著しく進められました。

グラバーはジャーディン・マセソンと他のイルミナティの組織と同盟して、工業化と軍事征服の西洋の原型に日本を操作しました。そして日本を指導する集団の一員たちは、彼らの教育と教化のために西洋に送られました。オックスフォード大学へ。それはイルミナティの、地球上どこででも「教育的」教化のための最高位の施設です。同大学のウェブサイトにあるように、
「オックスフォードは19世紀に、日本初となる留学生を歓迎しました。日本の保守派の大臣の岩倉具視の三男である岩倉友常は、本学の最初の日本人留学生の一人でした。彼は1873年にオックスフォードのべリオール・カレッジで始めて、日本のエリートの多くの子息によって支持されました。
私たちは子女も教育しました。日本最初の私立の高等教育の女学校の創始者、津田梅子はオックスフォードのセント・ヒルダ・カレッジで学びました。皇族の秩父宮殿下がオックスフォードで学んだとき、1920年代まで、オックスフォード大学は、日本の皇族と親密な関係を享受しました。最近では、徳仁親王と皇太子妃雅子様がここで学びました。」
一般大衆に影響を与える支配者階級の思考を標的にするという、フランシスコ・ザビエルと初期のイエズス会士がより小さな規模でしたことは、今、大きな規模で達成されており、伝統的日本は、イルミナティの「文化」(『西洋化』)の強制的ペテンによって急速に強奪されました。オックスフォード大学が誇らしげに語るように:
「私たちは、日本の大学、事業、そして非営利団体と強力な多くの協力関係にあり、学科は人類学と歴史か物理学と医学にまで及びます。」
ああ、確かにそうでしょう。
20世紀に、無慈悲な世界「貿易」体制への従属にとって代わられた日本の一時代の貯えとともに乗っ取りは完了されて、二つの原爆が広島と長崎に投下されました。私たちは戦争を終わらせるためにそれがなされたと言われましたが、本当の理由は二重なのです。
1)第二次世界大戦の後に起こるよう長く計画された「冷戦」のなかで、恐怖と操作のための可能性を増大するために原爆の荒廃の恐ろしい証拠を与えるため
2)独立国としての日本を破壊するため、そしてわずかな値段で日本の経済と資源を獲得すること

先週、私が東京の全景を見渡せる景色を何度か見た時、それはとても魅力的なものでした。米国の都市の摩天楼でさえ、高くそびえたつ景色は比較的小さい地域を占有しますが、東京では、地平線から地平線まで景色は続きます。多くの点で、日本の伝統文化の邪魔になって、「西洋」が広告掲示板とコンクリートの画一性の外観の余白に押し込まれて、日本が西洋の外にいます。 

空港へ向かう時、私は直線とコンクリートの通りに中に、伝統的な美しい日本の建物を見ました。私はその場を、魂のあるものとないもの同様に注意を払った時、その対照は私を過去へ戻しました。
イルミナティがこの星とかつての地球の輝かしい多様性にしたことを、束の間、私をとらえました。イルミナティは楽園を奪い、くだらないものに変えました。その場所は、「成功」などとんでもなく、経済的にどうにか生き残ることを確実にするため、かつてない速さで私たちがこの星を分解することを要求する「体制」というものです。
要するに、ますます安全でなくなる避難所に人々は殺到して行くのです。
ここはかつての神秘的な独自の日本の土地です。それはいまや、消費に溺れ、刻一刻と日本経済の「奇跡」が不満を吐き出す公害から顔を覆っています。政治と商業のなかのイルミナティの工作員によって広められた幻想が私たちの星にしたことが、それなのです。世界は魂のない単一の「文化」になりつつあります。なぜなら、魂のない気違いによって創られ騙されているからです。

イエズス会士と彼らの協力者の秘密結社が、豊富な知識と智慧のもう一つの土地である中国で同じことをしました。それはアヘン戦争(またもジャーディン・マセソンが巻き起こしたもの)、冷酷なフリーメーソンの代表者の毛沢東の、巧妙に仕組まれた「共産」革命、そして「西洋化」を通じてすぐ後に続くためにそれは持ち込まれ、進歩した中国は地球で最大の資源の消費者と汚染者になりつつあります。
しかし、それは恐ろしい遺産だけれども、東洋に対する戦争の主要な目的は自然へのものではありません。アフリカ、アメリカ、その他でまさになされているように、知識の戦争です。その方法はこうです。現実の自然についての古代の叡智の源泉を押さえつけ、あなたの宗教、「科学」、そしてメディアを通じて五感のなかに人々を奴隷化するために、「人生」の偽物版を売り付けるのです。
みなさん、ありがとう。私が先週日本で見たように、自分自身を取り戻している多くの愛情と心、そして彼らが身の周りに発生する顔をゆがめるような狂気を拒否する多くの魂を再び揺り動かし始めています。

☆ブログ筆者:当時の日本での手先が現在も閨閥を継続している。

危険なのはインフルエンザではなく・・・ワクチンだ ***David Icke 1/3***

2024-05-28 13:28:16 | David Icke
☆ブログ筆者:15年前のDavid Icke氏のNews Letterであるが、今もなお必読
       の記事を3つご紹介します。
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危険なのはインフルエンザではなく・・・ワクチンだ

ーこのニューズレターは著者デーヴィッド・アイクの承認を得て翻訳されたものであり、著作権は著者に帰属します。英語原文に興味がある方は、David Ickeのサイトから購読できます。ー

【デーヴィッド・アイク ニュースレター、2009年7月19日号】

危険なのはインフルエンザではなく・・・

みなさん、こんにちは。
次々に試されるようなことが起こる時代だ。落ち着いて物事を考え、決してパニックに陥ったり、過剰反応してはならない。恐怖やパニック、感情的反応は混乱をもたらすだけで、決して解決に導いてはくれない。
今認識しなくてはならないのは、目の前に、ずいぶん前から予想していた、紛れもないファシスト独裁が姿を現したということだ。人前から姿を隠していたファシスト独裁は、今その全身を露わにし始めた。
最早何もしないで、恐怖や嫌悪からただなすに任せるという態度は許されない。もし私たちが自由を守らなければ、もっと大切な子供たち、さらに孫たちの生涯は、混じりけのない悪の、世界規模の完全なる軍靴に踏みにじられることになる。
「悪」という言葉をさんざん使っているが、軽々に使っているわけではない。私たちはそれを「生きている」の反対の意味で使っているのだ。人類を単なるコンピューター端末にしようという企みを持つ者たちは、「反生命」である。彼らは生けるものには何の敬意も持っていないし、彼らの企みの結果どんなにひどく人が苦しもうと、同情したりはしない。
私はこの二十年近くの間、未来に私たちを待ち受けているものについてずっと警告してきた。それはもう、明日の事ではない。私たちは既に足を踏み入れているのだ。誰が言い訳しようともうたくさんだ。私たちは何とかしなければならない。私たちは砂の上に一本の線を引き、「ノーモア!」というべきである。
豚インフルエンザワクチンが地球上すべての人々に強制されようとしている今ほど重要な時はない。豚インフルエンザウイルスは、全ての人類にワクチンを強制するために大規模パニックを引き起こすよう、研究室で人工的に作られたものだ。典型的な問題―反応―解決の手法だ。
ウイルス製造とそのバラ撒きが、長期的に計画された大規模ワクチン接種計画を実行するためのものだとすれば、結論は一つだ。豚インフルエンザは大した問題ではない。危険なのはワクチンだ。
豚インフルエンザにかかった人々の症状が軽いものにもかかわらず、計画的ワクチン接種実施の規模とスピードは尋常ではない。ロスチャイルドの息のかかった英国医学協会(British Medical Association)は、豚インフルエンザはまだ重大な疾病を引き起こしてはいないが、大規模ワクチン接種を優先順位の高い者から始める、としている。何だって? 公衆衛生にも健康にも、まるきり関係ない話だ。
ワクチン接種実行を統括する人々は、ワクチンの中に何が入っていて、どういう結果になるのか、全くわかっていない。彼らはただ、言われたことをどうこなすかで精一杯なだけだ。企みの中心に居て、真の意図を隠している者だけがわかっている。

オーストリアのジャーナリスト、ジェーン・ブルガマイスター(訳注:9月6日号参照。YouTube 動画リンク)は、WHO(世界保健機関)、国連、バラク・オバマ、ロックフェラー、ロスチャイルドなどが、殺人的豚インフルエンザワクチンを人口削減のために用いる計画があるとして、刑事訴訟をFBIに提出した。
ブルガマイスター氏は、鳥インフルエンザも豚インフルエンザも、ワクチン接種を通して大規模に人口を削減するため、研究室で人工的に開発され、バラ撒かれたと主張する。ブルガマイスター氏の訴状は、「バイオテロリズムの根拠」と見なされている。それは米国を取り上げているが、どの国にも当てはまることだ。
「連邦政府レベルの中央官庁と結びついた国際犯罪企業集団が、人工的に遺伝子操作されたパンデミック・インフルエンザウイルスを使って米国民の大規模な人口削減を行い、さらに米国の主権を国連と多国籍軍(中国、カナダ、英国、メキシコなどが派遣した国連軍)に渡すための企みを実行しようとしているのは明らかである」
「WHO、国連、そしてバクスターやノヴァルティスのようなワクチンメーカーは、中心的犯罪集団の支配下にあるシステムの一部である。この犯罪集団が戦略を主導し、人工的ウイルス開発、製造、バラ撒きに資金を出した。生物兵器そのもののウイルスによる大規模ワクチン接種を正当化し、米国の民衆を抹殺、北米の資産や資源を握るためである」
「この犯罪は古典的な強盗殺人だとはいえ、規模と方法において前代未聞である。中心にいる人々は、戦略的目標と優先順位を予め定め、実行している。三極委員会やビルダーバーグ会議で、内輪の打ち合わせを行っている。」
ジェーン・ブルガマイスターは、希に見る本当のジャーナリストだ。その証拠にFBIに提訴した後、彼女は「再生可能エネルギーの世界(The Renewable Energy World)」誌ヨーロッパ支局員の地位を失ってしまった。再生可能エネルギーだって? それこそ陰謀をもくろむ人々の体裁をつけるためのものだ。その人々のほうこそ「再生」させる必要がある。ブルガマイスター氏の出来事は、すべてがコントロールされていることを物語っている。
ブルガマイスター氏がFBIの訴状に書いたことは、私が二十年近く著作や講演で訴えてきたことの要約と言える。近親婚を繰り返してきた家系の一味が、人類全体をコントロールするために地球規模のファシスト独裁を実現しようとしている。
彼らの伝達手段は、多国籍企業のように構成された秘密結社だ。事業本部は主に欧州で、ローマ、ロンドン、パリ、ブリュッセル、ベルリンなどにある。それは蜘蛛が網を張っているようなもので、世界中を支配している。

各国には「蜘蛛」に応えるための従属的な秘密結社のネットワークがある。その仕事は、各国の政治、金融、ビジネス、軍事、メディア、医療などをコントロールすることだ。そして「蜘蛛」に指示された地球規模の戦略を、その影響力を行使して実行している。この仕組みの中心に位置するのは、ご存じの「イルミナティ」と呼ばれる組織のメンバーだ。
一見関係のなさそうな政府、企業、メディアグループなどを操っているのは、この仕組みだ。ロスチャイルドとロックフェラー王朝(いずれも同じ一族)は必ずこの仕組みに関わっていて世界中の医療技術、医療政策を支配しているのは、長年指摘してきたとおりだ。
「蜘蛛の網」は、政府、「ビッグ・ファーマ」と呼ばれる巨大医療産業、WHO、そして国民「健康保護」機関、例えば米国疾病予防センター(CDC)などを統制している。
権力を集中するためにWHO、世界銀行、WTOのような国際機関を設立したのはイルミナティの一味だ。その最終目的は、世界政府、世界中央銀行、世界通貨、そして世界統一軍である。
地球を支配するためには、権力を一手に握らなければならない。権力の分散など考えてもみたくない事だ。「グローバリゼーション」やEUのような国家を越えた権力の確立の裏では、イルミナティのネットワークが糸を引いている。
背景にあるこれらの重要な事実を踏まえるなら、ジェーン・ブルガマイスターのFBIに対する訴状にある人名リストは、驚くにあたらない。
「バラク・オバマ大統領、デーヴィッド・ナバロ(国連インフルエンザ担当調整官)、マーガレット・チャン(WHO事務総長)、キャサリーン・サイベリアス(米国保健医療庁長官)、ジャネット・ナポリターノ(米国国土保安庁長官)、デーヴィッド・ロスチャイルド(銀行家)、デーヴィッド・ロックフェラー(銀行家)、ジョージ・ソロス(銀行家)、そしてアロイス・ストーカー(オーストリア厚生大臣)は、大量虐殺計画を実行するため軍隊のように行動し、経済的、政治的利益を目的に米国の民衆を殺戮する生物兵器を開発、製造、備蓄した国際犯罪企業集団の一員として明らかに有罪である。」
ブルガマイスター氏は、医薬品産業や国際機関が地球上最も強力な生物兵器を開発、製造、販売した明白な証拠があるとしている。
豚インフルエンザウイルスは、ロスチャイルドとロックフェラーにコントロールされたWHOの協力によって作られ、バラ撒かれたと彼女は言う。WHOとは、豚インフルエンザウイルスの蔓延があまりに速いため、パンデミックが宣言される必要があったと発言した本体にほかならない。

「豚インフルエンザ」の症状は今までのインフルエンザや通常のカゼと変わりないので、豚インフルエンザ罹患者の数を増やすため、すべて一緒に「豚インフルエンザ」とするのはいとも簡単だ。英国政府は、豚インフルエンザの症状であれば医者にかかる必要はないと宣言し、替わりに「電話診断システム」がテストなしで導入された。豚インフルエンザの罹患者数を増やすための手っ取り早い方便だ。
「お医者さんですか? 風邪をひいたようです。」
「豚インフルエンザに間違いないね。ハイ、一丁上がり!」
ジェーン・ブルガマイスターは、オーストリアにあるアヴィール・グリーンヒルズ生物科学研究所とバクスターAG、その親会社バクスター・インターナショナル(米イリノイ州ディアフィールド)をバイオテロリズムの容疑で告発した。大規模接種のために誰が豚インフルエンザを供給したか、考えてみればいい。バクスター・インターナショナルだ。
今年、鳥インフルエンザウイルスを「うっかり」ヨーロッパ中の研究所に送ったのもバクスターだ。鳥インフルエンザウイルスは季節性インフルエンザウイルスと混合され、より危険な新種へと生まれ変わった。
昨年だけで少なくとも81人が、バクスター・インターナショナルの汚染された血液から製造されたヘパリンによって殺された。ヘパリンは中国で、こともあろうに豚の腸から製造されたものだ。巨大医薬産業の薬って素晴らしい? 汚染されたヘパリンは数百人に重大な症状をもたらしたが、バクスターの中国販売会社が米国や中国の公衆衛生機関から調査されたことは一度もない。
二〇〇一年には50人以上の透析患者が、バクスター社製機器の欠陥により死亡した。今月バクスター・ヘルスケア・コーポレーション(バクスター・インターナショナルの子会社)は、ケンタッキー州との法廷外交渉を2百万ドルで決着した。バクスターがケンタッキー州健康保険組合に、静脈注射薬の原価を13倍に見積もって売ったことが露見したのだ。
バクスターこそ人々が信頼し、今や世界中の政府がほとんど安全性試験なしで強制しようとしている、豚インフルエンザワクチン最大手の製造元だ。
欧州医薬品庁(European Medicines Agency)の検査官は、急遽始まる検査過程の臨床テスト用ワクチンは、これから過去最大規模のワクチン接種に使われるものと同じと言う。つまりこれは、検査機関が行うテストとワクチン接種が同時並行的に実施されることを意味している。
私が言いたいのはこうだ。
市販薬以外に「試験」など必要なわけがない。彼らは豚インフルエンザワクチンとは何であり、その効果もとっくに承知なのだ。バクスターは、7月末には豚インフルエンザワクチン出荷が開始され、莫大な利益が転がり込むことになると言っている。
私はすぐに大勢の人々がバタバタと死んでいくと言っているのではない。そんなことをすれば、人々を豚インフルエンザワクチン接種に仕向けることはできない。豚インフルエンザワクチン接種の人体への影響は、最初は少数の人に現れるだけだが、長い間にはほとんどの人に及ぶ。ワクチンの正体がすぐにはバレないようにするためだ。
今私たちにわかることは、長期的に計画された大規模ワクチン接種が、私たちの健康など鼻にもかけないような連中によって実行されようとしているということだ。そこまで言えば、彼らの本当の目的はわかろうというものだが、彼らも本当の結果は想定の範囲内でしかわからないのだ。

ジェーン・ブルガマイスターの立証は、前米海軍情報将校で現在は調査ジャーナリストのウェイン・マドセンによっても支持されている。マドセンは国連に勤務するトップレベルの科学者が、H1N1ウイルスにはある遺伝子運搬因子が含まれており、それは豚インフルエンザウイルスが遺伝子操作により軍用生物兵器として作られたことを示していると結論した、と言う。国連の専門家たちは、エボラ熱、HIVとエイズ、最近のA-H1N1インフルエンザウイルスはひとしく生物兵器であると言っている。
マドセンはさらに言う。
「豚インフルエンザは、豚からヒトへ感染したものが、さらにヒトからヒトにうつったものだ。しかしA-H1N1ウイルスが豚から豚へ感染したという報告はない。疾病予防センター(CDC)によれば、A-H1N1ウイルスは北米の豚インフルエンザ、鳥インフルエンザ、人間のインフルエンザ、さらにユーラシア大陸の豚インフルエンザ、これらすべての特徴を持つというのが事実だ。」
イルミナティの世界計画は、大規模な人口削減とともに、すべての人間にマイクロチップを埋め込むというものだ。もちろん、女性や子供もだ。マイクロチップはあらゆる人間を一日二十四時間追跡し、さらにそれ以上のことが計画されている。
マイクロチップを使ったコミュニケーション技術は、人々を精神的、感情的、肉体的に操作するものだ。彼ら(イルミナティ)は、マイクロチップの発信-受信信号を使って大衆を、あるいは個人を操ることができる。もし遠方から誰かを消そうとするなら、造作もないことだ。
私がこれを書くのは、私の本の読者はご存じだろうが、一九九七年、あるCIAの科学者が政府と軍から発注された研究プロジェクトの中でマイクロチップが開発された、と語ってくれたからだ。マイクロチップは既にワクチン接種の皮下注射で注入可能なほど極小化されている。つまり誰にも知られないように、ナノテクノロジーを使ってだ。

一九七六年の偽豚インフルエンザ事件は、現在進行中のものの、先行実験だった。物事ははるか前から計画されているのであり、病んだ人々たち(イルミナティ)は、準備に関しては極めて入念なのだ。
一九七六年の事件は、ニュージャージー州フォート・ディックスの陸軍新兵が死亡したことで始まった。政府は「豚インフルエンザ」による死亡、と発表した。この年ウイルス騒動で死亡したのはこの新兵一人だけだったが、米国政府は大規模なキャンペーンで人々を恐怖に陥らせ、ワクチン接種計画を実施したのだった。その実例はここをクリックすると見ることが出来る。
その結果少なくとも25人がワクチンによって死亡、数百人が深刻な症状を呈した。「豚インフルエンザ」で死亡したのはたった一名だったというのに・・・。その「豚インフルエンザ」も政府が本当の死因を隠していなかったらの話だが。目の前で一九七六年の事件が、はるかに大きな規模で再現されようとしている。
英国政府と米国政府は、全ての国民が受けるに十分な豚インフルエンザワクチンを発注した。そして、その他の国も右へ倣った。もちろん、それは「蜘蛛」が命令したのだ。
その意図は、ワクチン接種を強制化し、親たちを、もしこのファシズムに従わないと子供を失うかもしれない、と思わせるためだ。それ以前に、親たちを政府の指示に従わせようとするプレッシャーが、次第に強まっていた。

ロックフェラーお抱えの米国疾病予防センター(CDC)は、一度もインフルエンザワクチンを接種したことのない子供はこの秋4回──2回は季節性、もう2回は豚インフルエンザのためにワクチン接種を受ける必要があると宣告した。4回とはどういうことか? 失われた機会を埋め合わせしろとでもいうのか。
ロスチャイルドとロックフェラーのお先棒担ぎ、バラク・オバマは、大規模ワクチン接種を控え八月までには「保険制度改革」法を通過させるよう求めた。ワクチン接種を受けたことのない子供を標的にしたこの法案は、今週(訳注:七月第三週)上院保健・教育・労働・年金委員会で承認された。それは、ワクチン接種範囲を拡大するためのオーウェル的(訳注:ジョージ・オーウェル『一九八四年』で描かれたファシズム社会)な実演計画を認めるものだ。
この法案によれば、このプログラムの下でCDCは、子供、青少年、大人のワクチン接種を広めるため根拠があれば、州に強制執行する承認を与えることができる。州は地域予防サービス特別委員会(the Community Preventive Services Task Force)から求められれば、督促状や注意喚起だけでなく、個別訪問も可能な強制執行を行い、このために予算を使うことができる。
強制執行? 個別訪問? それは子供への強制的ワクチン接種や拒否した人の逮捕すら上回るものだ。WHOによる「勧告」は、二〇〇五年の国際保健規則と今年(二〇〇九年)四月のWHOパンデミック計画に基づいてパンデミック緊急事態が宣言されたときに、二百近くの加盟国を拘束するものとなっている。
WHO事務総長マーガレット・チャンは、ありもしない豚インフルエンザパンデミックを宣言し、緊急時の権力掌握を図った。このロスチャイルドとロックフェラーの使い走りは、そのうち強制ワクチン接種を勧告することだろう。WHOのワクチン接種政策諮問委員会は、バクスター、ノヴァルティス、グラクソ・スミスクライン、サノフィ・パスツールらの役員で占められている。
マーガレット「怖がって頂戴」チャンは今週、薬品に抵抗力をもつ結核菌の世界的流行が差し迫っており、破滅的状況が目前であると警告した。こんなこともぺらぺらしゃべっている。
「状況は危機的段階にあり、ずっと悪くなるのは目に見えています。これはもう私たちの手に負えないところまで来ています。時限爆弾とも爆薬庫と言っても構いません。いずれにしろ、爆発一歩手前であることは間違いありません。」
おっと、しっかりしてくれよ、ご婦人よ。いつ結核菌が「爆発」するって? 彼らが十分にそれをバラ撒いたらすぐに、といったところか。
今始まっていることは、長い時間をかけて計画された末のことだ。私の住むワイト島でこの数カ月、家から道一本隔てた処でウェストリッジという地方自治体ビルが秘密裏に建てられている。
ある建築業者が一つの部分を完了すると、今度は違う業者が次の工程を受け持つために入るという具合で、業者たちも訝しく思っている。どの業者も全体の図面を見ておらず、最後に社名のない白いバンが来て工事を完成しようとしている。
誰もいない時私は、非常口近くの窓からそっと中を覗いてみた。それは明らかに緊急対応センターか何かだった。建築業者らは、七月中旬までに滞りなく工事を完成させるよう、言われていた。このようなことが今、国中で起こっている。
注意深く耳を澄ますなら、ダークスーツの連中が何をしようとしているのかわかるはずだ。最近のニュースレターでも言ったが、様々な機関や政府が呪文のように秋の豚インフルエンザ危機を唱えている。それこそが今、大規模ワクチン接種へと彼らが実際に動き出す目標である。
より大きなパニックを起こし、ワクチン接種への要望が増大するよう、豚インフルエンザの毒性はこの秋強められ、また死者の数も増加するよう計画されていると聞く。
忘れてならないのは、「通常のインフルエンザ」でも世界で毎年数十万人が亡くなっている事実だ。これからはその人たちもムリヤリ豚インフルエンザによるものとされるのは間違いない。

最後には決まって軍隊の出番となるわけだが、人々よ、強くならねば。そして、集団的不服従に向かって団結しなければならない。あの気違いどもは、健康とは何の関係もない理由で私たちの肉体に手をかけ、さらに子供たちにも手をかけようとしている。
ほとんどの人は、子供の手を引きおとなしい子羊のようにワクチン接種の列に加わるだろう。馬鹿げた大嘘に対して疑いをはさむこともなく。権力者はこのおとなしい人々を、拒否する人々を狙い打ちするのに使うだろう。「あなたは私の子供にインフルエンザを移すつもりか。」という類のデタラメが横行するだろう。
本当は子供たち全体を危険にさらしているのは、おとなしく列に加わっている人たちだ。権力者は拒否する人々を「全体の免疫を損なうものだ」と言うだろうが、家畜根性に無縁なのは拒否する人々の方だ。
今や志を同じくする人々が協力し合い、平和的非服従運動の展開を準備すべきだ。一人でやるよりずっと心強いのは間違いない。
私たちは強制ワクチン接種に絶対に屈してはならない。自分の意志を持たないような人々の圧力に負けてもいけない。もしここで国家による私たちと子供たちに対するワクチン接種強制に屈するようなことがあれば、後にはどんな自由が残されているというのか。

☆ブログ筆者:ファイザー社、モデルナ社はもちろん蜘蛛の巣の一員。

惟神の道と国際主義者の道 陸

2024-05-28 07:48:32 | debauchery道楽
―続き

 現在も米国を支配するネオコンの思想は、ゾロアスター、ギリシャ哲学、
アリストテレス、アウグスチヌス、カント、ヘーゲル、ニーチェなどの諸
哲学、そしてポスト・モダンへと続く「理屈の迷路」を歩んできた産物で
ある。 

 現代になり、この組織の思想の大きな支柱になった人物はアリストテレス
哲学研究の大御所であるレオ・シュトラウスであり、またその親友のフランス
のアレクサンドル・コジェーブはヘーゲル哲学の研究者である、
 このコジェーブがポスト・モダンへと繋がる戦後ヨーロッパ思想に最大の
影響を与えたといわれている。
 この研究者たちでもわかるように理屈の大家のアリストテレスとヘーゲル
がヨーロッパの思想のコアになっている。 
 ポスト・モダンの旗手であるミシェル・フーコーは支配階級以外の人類の
監視の社会を《パノプティコン》によって行うと著書で明言している。

 このようにかれらは「理屈」の迷路のなかで自らが支配者になる思想を追求
し、創造主から頂いた「真実」から離反した「理屈」による世界観を創った。  
 その理論により思想武装した「米国」は世界支配の義務と責任をもつという
狂信的なネオコンの国となった。そのスローガンが「民主主義」という新造語
である。

 「民主主義」とはギリシャの「デモクラシー」の語源からの誤訳である。
「主義」を表す「イズム ism」はどこにも存在しない。「デモクラティズム」
とは一切表記されない。
 「民主政体」が正しい訳語であり、それは一国が他の国に強制する権利は
なく、その国自身に会った体制を造ることを意味する。

 日本のマスメディアは「民主主義」という誤訳をあえて使用し続けて「米国
流」の「民主政体」が正義であるという世論操作をずっと続けている。

 米国の歴史をみればかれらが「民主政体」ではなく、「民主主義」国である
ことがわかる。手前みその身勝手な「主義」であることが。
 かれらの建国は主に英国やアイルランド、オランダなどの欧州からの移民
たちによってである。とくにアイルランドのように食い詰めた民衆が米国に
移住したのである。
 かれらは原住民のインディアンを駆逐し、バッファローも殺戮しながら国家
を創った。
 世界史上はじめての「歴史がない、もっていない国」、「過去の民族の
歴史を棄ててきた人びとの国」(岡田英弘教授)、その歴史無き文化から、
米国だけに通用する新しい「民主主義」という錦の御旗のもとに国造りを
してきた。
 大リーグの試合をみれば「愛国」を演出する場面は必ずでてくる。
「国家斉唱」がそのひとつである。ふるさと無き、流浪の民たちが団結を確認
するあわれな「愛国創出」である。
 
 岡田英弘教授は著書で、
 -アメリカはその建国によって、人類の長年の理想がはじめて実現した、
  と思っている。
  民主主義が全世界に広まるのが、歴史の必然であり、それを実現する
  のが、アメリカの神聖な使命だ、と信じている。
  こういう反論を許さない、頭ごなしの割りきりかたは、イデオロギー
  そのもので、マルクス主義とおっつかっつの、非論理的な信仰なのだー

  ーアメリカ合衆国憲法が規定する政治制度は、民主主義(DEMOCRACY)
   だ。
   これはアメリカ革命を正当化するために、新しく考え出した理論で、
   古くからあったものではない・・・。-
と指摘している。

 その米国流の民主主義についてネオコンの論客であるの日系人のフランシス
・フクヤマはその著書『歴史の終わり』のなかで、「この地上の全ての国家
が、結局最後には、アメリカ型のリベラルデモクラシーに到達する」、「それで
人類の歴史はひとまず終わるのだ」と創造した米国流「民主主義」とゾロアス
ターの「終末論」があいまって導かされた理論として著した。
 まさしく西洋流の「理屈」が極まった「知恵」なき信仰の世界である。
―続く