明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

  


豊干の乗る虎は動物園の虎にすることに大分傾いている。数年前にトラ猫を虎に変えて、虎を見たことがなかった日本人絵師の味を出そうとしたが、自分の飼い猫ならともかく、マタタビを使っても思うようにならず、虎を撮った方が良さそうである。特に豊干、虎、寒山、拾得が寄り添って眠る『四睡図』の虎は、ぐうたらしている動物園の虎が良いだろう。上に乗る豊干は、虎を先に撮り、それに合わせて造形しなくてはならない。豊干は描かれ方は様々だが、普段から虎に乗っているだけに破天荒な禅師である。左肩剥き出しで、法衣というより布をまとって杖をついている、そんなイメージにしたい。 『虎渓三笑図』の陸修静、明日より制作開始。写るところしか作らないとはいえ三人も作るので、2カットはものにしたい。被写体制作と撮影の二刀流だからそうなる。 それにしても大谷翔平、筋肉が柔らかいとは聞いていたが、特別な筋肉の持ち主なのだろう。江戸川乱歩なら、実は一卵性双生児だった、なんてオチをつけそうだが。それでも凄いけれども。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« パンツの跡も... カンフーする達磨 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。