明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



自分がどういう物を作れば、より多くの快感物質が脳内から湧き出るかを熟知している。仮に良い作品が出来たとしても、肝心のそれが湧き出さなければ、私にはまったく意味がない。また、私の作品を見て呆れている人達の顔を見るのも好きである。子供の頃からその物質に取り憑かれ続けた私が、現状で、もっとも湧き出るであろうと手掛けた新作のラインナップである。
『人形』1 達磨大師座像。2 臨済義玄座像。3 蘭渓道隆坐禅像。4 無学祖元坐禅像。坐禅像に袖口から龍、膝上に2匹の鳩、(未定)両脇に白鹿。4 無学祖元に刀を向ける蒙古兵。5 雲水姿の一休禅師。片手に酒器である瓢箪。片手に竹竿にシャレコウベ。
『写真作品』1 達磨大師。A 崖上の達磨大師。背景に満月。B 円窓に上半身の真正面か真横。2 蘭渓道隆 A 建長寺お手植えのビャクシンの巨樹を背景に七百数十年前に植えた本人を立たせる。B 坐禅姿の真正面図。 3 無学祖元 A 坐禅姿に喉元に剣を向ける蒙古兵。B 袖口から龍、膝上に蒼い鳩、真正面像。4 一休禅師 A 雲水姿に酒器である瓢箪、朱鞘の大太刀。大覚禅師こと蘭渓道隆と、仏光禅師こと無学祖元は、人間大にプリントする予定。

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