Latin for Beginners_1672

【本文】
5. While living at Rome I heard orators much better than these.

【語句】
orator:演説者、雄弁家

【訳文】
5. ローマに住んでいた間、私はこれら〔の人々の話〕よりもずっとよく雄弁家〔の話〕を聴いた。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

5. Rōmae habitāns ōrātōrēs audīvī multō melius quam hōs.
(解説)
 「住んでいた間」は、主節の動詞の「聴いた」と“同時”の出来事なので、habitō(住む)の現在能動分詞 habitāns を用いてみました(Latin for Beginners_1645 参照)。住んでいたのは主語の「私」ですので、この分詞は単数主格男性形(又は女性形)にしていますが、主語の「私」はここでは明示していません(Latin for Beginners_1059 参照)。
 「住む、暮らす」には、habitō の他に、incolō, vīvō があります。これらの現在能動分詞は、それぞれ、incolēns, vīvēns です。なお、incolō は、住む場所を対格の目的語として取るようです(Latin for Beginners_1314 参照)。
 「ローマに」は、町の名称を表す第1変化単数名詞 Rōma の所格 Rōmae を用いました(Latin for Beginners_993, 994 参照)。
 「ずっと、はるかに」は、差異の程度の奪格 multō を用いてみました(Latin for Beginners_1300, 1301, 1303 参照)。
 「(より)よく」は、副詞 bene(よく)の比較級 melius を用いてみました(Latin for Beginners_1337 参照)。
 「これらより」の「~より」は接続詞 quam を用いました(Latin for Beginners_1219 等参照)。また、「これら」は「聴いた」の目的語なので、hic, haec, hoc(これ、この)の複数対格(ここでは男性形としてみました。)を用いました(Latin for Beginners_1234 参照)。

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Latin for Beginners_1671

【本文】
4. When we had delayed many days, we set fire to the buildings and departed.

【語句】
set fire to ~:~に火を着ける
depart:去る、立ち去る;出発する

【訳文】
4. 我々は、何日間も遅れてしまっていたとき、建物に火を着けて立ち去った。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

4. Nōs morātī multōs diēs incendimus aedificia et discessimus.
(解説)
 「遅れてしまっていたとき」は、主節の動詞の「火を着けた」、「立ち去った」よりも“前の時”の出来事なので、形式所相動詞 moror(遅れる)の完了分詞 morātus の複数主格男性形 morātī を用いてみましたLatin for Beginners_1640 参照)。遅れたのは主語の「私たち」ですので、この分詞は nōs に係るようにしています(nōs は男性とみました。)。なお、主語 nōs は明示しなくてもよいかもしれません。
 「何日間も」は、(時の)広がりの対格を用いて multōs diēs と表してみました。
 「~に火を着ける」はincendō +対格で表してみました(Latin for Beginners_1386 参照)。なお、incendō は現在語幹と完了語幹が同じ語形ですので、その1人称複数現在形と1人称複数完了形は同じ語形 incendimus をとります。

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Latin for Beginners_1670

【本文】
3. When the scouts were about to set out, they heard the shouts of victory.

【語句】
scout:斥候、偵察兵
be about to do:~しようとしている、~するところだ
shout:叫び、叫び声

【訳文】
3. 斥候たちは、出発しようとしていたときに、勝利の叫び声を聞いた。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

3. Explōrātōrēs profectūrī clāmōrēs victōriae audīvērunt.
(解説)
 When ... set out の部分を、従属節ではなく、分詞を用いて表してみます。
 「出発しようとしていたとき」は、形式所相動詞 proficīscor(出発する)の未来分詞 profectūrus を用いてみました(Latin for Beginners_1640 参照)。出発しようとしていたのは主語の「斥候たち」ですので、この分詞は explōrātōrēs に係るようにしています。

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Latin for Beginners_1669

【本文】
2. Frightened by the length of the way, they longed for home.

【語句】
frighten:怖がらせる、恐れさせる
long for ~:~を熱望する

【訳文】
2. 道のりの長さに恐れおののいて、彼らは家〔故郷〕を熱望した。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

2. Eī longitūdine viae perterritī domum dēsīderāvērunt.
(解説)
 主語は (彼ら)を明示してみました。
 「長さに恐れおののいて」の訳し方が難しいですが、ここでは、英文を直訳してみました。すなわち、「長さに」は longitūdō(長さ)の奪格(手段の奪格 又は 原因・理由の奪格)を用いてみました(Latin for Beginners_1283 参照)。また、「恐れおののいて」は perterreō(恐れさせる)の完了受動分詞 perterritus の複数主格男性形 perterritī を用いてみました。恐れおののいているのは主語の「彼ら」ですので、この分詞は に係るようにしています。
 この訳し方とは別に、形式所相動詞 vereor(恐れる)の現在分詞 verēns 又は完了分詞 veritus を用いて、longitūdinem verentēs(長さを恐れているので)又は longitūdinem veritī(長さを恐れたので)などと表すこともできるでしょうか(Latin for Beginners_1640, 1643 参照)。
 「道のり」は via の属格 viae を用いましたが、iter の属格 itineris を用いてもよいでしょうか。
 「~を熱望する」は対格+ dēsīderōで表してみました(Latin for Beginners_1015 参照)。
 「家」又は「故郷」は domus で表してみました。

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Latin for Beginners_1668

【本文】
1. The army was in very great danger while marching through the enemy's country.

【訳文】
1. 軍隊は、敵の領土を通って行軍している間、非常に大きな危険の中にいた。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. Exercitus per hostium fīnīs iter faciēns maximō in perīculō erat.
(解説)
 「軍隊」は、exercitus を用いましたが、「行軍中の軍隊」の意味であれば agmen を用いてもよいでしょうか。また、cōpiae(軍隊、軍勢)は如何でしょうか。
 「行軍している間」は、前回読んだ注(1)でみたように、本練習問題では分詞を用いて表しますので、iter faciō(行軍する)の現在能動分詞を用いて iter faciēns と表してみました(Latin for Beginners_1105, 1444 参照)が、形式所相動詞 proficīscor(出発する;進む)の現在分詞 proficīscēns を用いることもできるでしょうか(語彙proficīscor の項、Latin for Beginners_1640 参照)。いずれにしても、行軍しているのは主語の「軍隊」なので、この現在分詞は exercitus に係るようにしています。
 「敵の領土を通って」は、per hostium fīnīs で表してみました(Latin for Beginners_1444 参照)。
 「危険の中にいた」は、in perīculō erat と表してみました(Latin for Beginners_1666 参照)。「非常に大きな」は magnus の最上級 maximus を用いてみましたが、summus(最高の)を用いることもできるでしょうか(Latin for Beginners_1111 参照)。また、形容詞は前置詞 in の前に置いてみました(Latin for Beginners_1666 参照)。

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Latin for Beginners_1667

【本文】
II.(1)

(1) In this exercise use participles for the subordinate clauses.

【語句】
for:~の代わりに

【訳文】
II.(1)

(1) この練習問題では、従属節の代わりに分詞を用いること。

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Latin for Beginners_1666

【本文】
9. Nāvis ē portū ēgressa nūllō in perīculō erat.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

9. 船は、港から出て行った後、何の危険もなかった。
(解説)
 前置詞 ē, ex は奪格の語をとり、「~から外へ」の意味を表します(Latin for Beginners_581 参照)。
 ēgressa は形式所相動詞 ēgredior(出る、出て行く)の完了分詞(能動の意味になる。Latin for Beginners_1640 参照)ēgressus の単数主格女性形で nāvis(船)に係っています。ここでは、副詞節のように「出て行った後」と訳してみました。
 nūllō は in を挟んで perīculō に係っています。直訳すれば「何もない危険の中にいた」となりますが、ここでは「何の危険もなかった」と訳してみました。

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Latin for Beginners_1665

【本文】
8. Rōmānī cōnsilium audāx suspicātī barbarīs sēsē nōn commīsērunt.

【新出ラテン語句】
suspicor

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

8. ローマ人は、大胆な計画を疑ったので、蛮族に自らの身を委ねなかった。
(解説)
 suspicātī は、形式所相動詞 suspicor(疑う、推測する)の完了分詞(能動の意味になる。Latin for Beginners_1640 参照)suspicātus の複数主格男性形で、Rōmānī に係っています。直訳すると「計画を疑ったローマ人は」となりますが、ここでは副詞節のように「ローマ人は、計画を疑ったので、」と訳してみました(Latin for Beginners_1656 参照)。
 cōnsilium audāx suspicor の意味が難しいです。「蛮族が(ローマ人をだまし討ちにする)大胆な計画を持っているのではないかと疑う」との趣旨でしょうか。よく分かりません。ここでは単に直訳をしておきました。
 sēsē は3人称の再帰代名詞の対格 sē の強調形ですLatin for Beginners_1063 参照)。
 与格(barbarīs)+対格(sēsē)+ committōは「(蛮族)に(自ら)を委ねる」の意味と解してみました。

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Latin for Beginners_1664

【本文】
7. Sōl oriēns multōs interfectōs vīdit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

7. 昇りつつある太陽は多くの殺された人々を見た。
(解説)
 oriēns は、形式所相動詞 orior(昇る)の現在能動分詞で、sōl(太陽)に係っています。形式所相動詞には能動の意味を表す現在能動分詞があります(Latin for Beginners_1640 参照)。ここでは「昇りつつある太陽は」と限定的に直訳してみましたが、「太陽は、昇りつつ、」「太陽は、昇りながら、」などと叙述的に訳してもよいと思われます(Latin for Beginners_1656 参照)。
 interfectus は、「殺された」の意味の形容詞(interficiō(殺す)の完了受動分詞でもあります。)ですが、ここでは男性名詞として用いられているものと解し、「殺された人々」と訳してみました。

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Latin for Beginners_1663

【本文】
6. Mīlitēs hostīs octō mīlia passuum īnsecūtī multīs cum captīvīs ad castra revertērunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

6. 兵士たちは、敵を8000パッスス追いかけた後、多くの捕虜を連れて、陣営へと戻った。
(解説)
 hostīs は i-語幹の第3変化男性(女性)名詞 hostis(敵)の複数対格です。
 octō mīlia passuum は「8000パッスス」の意味です。mīlia(mīlle(1000)の複数形。Latin for Beginners_1372 参照)は部分属格(ここでは第4変化男性名詞 passus(歩み;パッスス)の複数属格 passuum)を取ります(Latin for Beginners_1381 参照)。この mīlia は対格であり、(空間の)広がりの対格です(Latin for Beginners_1411, 1425 参照)。
 īnsecūtī は形式所相動詞 īnsequor(追いかける)の完了分詞(能動の意味。Latin for Beginners_1640 参照)īnsecūtus の複数主格男性形で、mīlitēs に係っています。直訳すると「追いかけた兵士たちは」となりますが、ここでは副詞節のように「兵士たちは、追いかけた後、」と訳してみました。完了分詞は主節の動詞の時制よりも“前の時”の動作・行為を表すと思われますので、「~してから、~した後に」と訳してみました。
 multīs cum captīvīs は「多くの捕虜を連れて、多くの捕虜とともに」の意味ですが、奪格 captīvīs に係る形容詞 multīs は前置詞 cum の前に置かれています。
 revertērunt は形式所相動詞 revertor(帰る、戻る)の3人称複数完了形です。revertor は完了時制では通常の動詞と同様に活用します(語彙revertor の項参照)。

-初学者のためのラテン語-

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