崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

少子化対策

2008年12月26日 06時23分22秒 | エッセイ
 少子化現象によって大学などの経営が難しくなったという。それは大学だけではない。下関市内のシャッターを下ろしている商店を見るたびに寂しく感ずる。移民政策でも取らない限り人口政策は困難であろう。移民受け入れを考えないならば少子化を肯定的に取るべきであろう。国民の質を高める政策をとるべきである。
 質を高めることこそ難しい。人々は「質が高い」というとすぐ高級化や娯楽だけを連想するかもしれない。また贅沢かおしゃれなどを意味するかもしれない。私が意味する「質」は違う。その「質の高い」の本質は人間の安心と愛情だと思っている。夜道を歩くのに安心であることはもちろん、会う人と情を交わす暖かい社会を目指すべきであると思う。美しい日本をもう一段高くしようという意味で少子化と戦う政策を進めてほしい。

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