崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

香りの港「香港」

2014年09月30日 04時53分34秒 | 旅行
 御嶽山の火山煙の映像から目を離せないが昨日までの講演レジュメの締め切りをやっと守った。山の煙から香港の煙を想像する。以前香港を訪問した時ガイドさんが香港という地名の由来についてアヘン戦争でアヘンを燃やす香りから香りの港「香港」になったと言っていた。本当かどうかは定かではないが憶えやすい説明で今でも覚えている。今その香りのようなニュースが連日伝わっている。香港の高校生、大学生の民主化運動の瑞雲である。イギリスの植民地ではあっても民主主義を十分味わった香港が独裁帝国主義の中国へ返還された時多くの人は民主主義の堡壘がなくなるのか、民主化の先鋒になるのかと失望と期待が分かれていた。今のデモは「真の普通選挙」を求めることである。何世紀か前のヨーロッパのようなデモである。行政長官の選出に関して普通選挙の実施が大きな問題となっているという。選挙のない中国では大逆罪のようなものであろう。香港返還を嫌がってカナダのバンクーバーに移民した20万人のチャイナタウンを歩いてみたことがある。
 台湾の学生たちも号応している。韓国の学生デモが民主化、そして今のような民主化と近代化によって世界的に優秀な国家を作った近い歴史がある。その韓国が中国向きの傾向になっている。香港の学生デモにどのような反応を見せるか注視したい。民主化の灯を消さないようにしてほしい。それは中国を滅ぼすことではなく、中国を立て直すことである。返還以降大きな出来事の民主化運動が本格的に国民・市民に根付くようになるのだろうか。
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