崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

武漢大学での花見

2019年03月26日 06時39分11秒 | エッセイ

 毎年この頃になると桜の話。日中戦争のインタビューを文章化している中に気になる地名の武漢の話がある。現在中国で名を知られる桜の名所である武漢大学の桜の花見に関するものである。武漢を占領した日本軍がキャンパスに28本の桜を植えたのが始まりであるという。1972年の中国と日本の国交回復を機に、日本は1000本の桜の木を贈呈した。今そこで日本人が和服を着て花見をし、中国人に暴行されたという。ネット人たちは暴行した中国人を狭い民族主義者だと非難している。日本人が和服、花などナショナリズムに乗ったのも幼稚である。日本時代の軍港の韓国・鎮海のが花見で有名になっている。


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