崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ビクトル・アン(安賢洙)

2014年02月17日 06時07分57秒 | エッセイ
韓国出身ロシア国籍のビクトル・アン(安賢洙)がロシア人として金メダリストになり、プーチン大統領から祝電を受けたという。一方韓国の朴大統領は安氏がロシア国籍を取ったのは韓国の体育会の不条理だと指摘したという。韓国体育大学校出身をめぐる派閥のために彼を嫌がらせ、安氏は良いコーチの指導を受けることや練習することができずロシアの支援を得てオリンピックに出ることができたという。つまり安氏は城南市のチーム解体で2011年ロシア人ビクトル・アンになった。安氏がメダルを取った瞬間、韓国のメディアは一斉に安氏の本名で「アンヒョンシュ」と、韓国出身、韓民族の勝利として大きく報道した。また安氏が祖国を裏切ったとも言われている。
 私は韓国のパワーだと思っている。今、海外に500万人の同胞がいると言われているが、程度の差はあっても多くは韓国が嫌になり、韓国での自分に希望がもてず、移民や移住をしている。その理由は心から出た人が多いと思われる。日本、中国、ロシア、アメリカなどに多く住んでいる彼ら(その祖先)は韓国を背負って出た外交官でもなく宣伝のために移住したわけでもない。韓国での困難、嫌さが彼らが国を出る原動力であったはずである。韓国で商売で失敗した人が人間関係などを恨んでインドネシアで韓食堂をしている人の話を聞いたことがある。韓国が嫌で出てきたが食堂では嫌な韓国人が主なお客であるので縁は切れないという。韓国が嫌であったが時間が経つにつれて懐かしくなっているとも言っていた。多くの韓国海外同胞は恨みや嫌がらせ、縄張り、憎しみから故郷や祖国から出だにも関わらず今、韓国の発展に直接間接的に大きく影響をしている。長い歴史は人の憎しみをメルトmelt(溶かす)し、人を再生させるのである。安氏を追い出した派閥は何時愛情、友情の和解に変わるのだろうか。
 
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2 コメント

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別になしです (朴正人)
2014-02-17 14:09:53
例えばサッカーのパクチソン選手なんかは名の知れない大学であった為に、学閥の為、目をつけられなかった中でオランダのヒデイングが目をつけて海外で大成した例です。そのまま国内にいたらパクチソンも大成しなかったでしょう。 今回のビクトリアアンの例は在日の秋山選手とも共通点があります。 韓国国内の問題が、自国では解決できない場合、逆に海外に出て有名になって国際世論に訴えること、、スポーツに限らず金玉均や金大中のようにです。
Unknown (崔吉城)
2014-02-18 07:14:51
 お久しぶりです。広く深めてくださってありがとうございます。

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