崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

舞鶴港資料展、香月泰男美術館

2019年12月01日 06時41分30秒 | 旅行

 下関の北端にある長門への山道を走った。読書会のメンバーの古本氏の運転で我が夫婦の冬の外出、常緑樹の密林の中から見る風景はまだ夏のような風景であった。まずルネッサながとで開かれている舞鶴港資料展を見た。「シベリア抑留」に注目した。「シベリア」というのはほぼ中央アジアのこと、シベリアの寒さ、凍死の残極が強調されていることが分かる。収容所の中で風呂、文学、演劇公演などの状況も展示されていて客観的に理解できる。そこには香月氏の美術作品も紹介されていて、香月泰男美術館にも寄った。田んぼの中の一軒の建物が全国から訪問客を集める芸術力、インパール戦、中央アジアでの抑留に関する作品と映像を観覧した。ようやく愛犬ミミを失った喪失感から抜け出し、再度、執筆が続けられそうである。


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